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第一章 解放
第七話 新生活
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(わたくしは、家を出た、のでしたわよね?)
魔の森のログハウスに来てから五日。ルティアスと名乗る魔族と出会ってからも五日。フードを被ったわたくしは、現状に少しばかり違和感を覚える。
「愛しい人っ、薪割りは終わったよっ。次は何をすれば良い?」
違和感の正体はただ一つ。あまりにも、ルティアスが甲斐甲斐しくわたくしの世話をしてくることにあった。
「ふんっ、貴方に頼むことなどありませんわ」
「そっか、じゃあ、お昼ご飯の準備をしてくるね」
「……そう」
日本語で会話しているこの内容。この場合のお昼ご飯は、ルティアスだけのものではない。彼は、わたくしの分も必ず作って持ってきてくれるのだ。しかも、それが美味しいからたちが悪い。
四日前、ルティアスがやってきた直後、彼は連続で問題を起こしてくれた。
ルティアスが持ってきていた魔除けの魔法具は、市販されている一般的なもので、通常であれば、それを用いるだけで魔物が近寄って来ることはない。しかし、ここは魔の森だ。どこの国からも敬遠されるほどに、強力な魔物達が住まう土地だ。到底、普通の魔除けの魔法具では効果などない。
短時間で簡単な小屋を作り上げていたルティアスは、夜、その恐怖を思い知ることとなり、わたくしは、その悲鳴を聞いて、とりあえず駆けつけ、ルティアスとともに魔物を追い払った。
「ふんっ、そんな惰弱な魔除けを用いるからこうなるのですわっ。使うなら、このくらい強力なものを用いなさいっ」
そう言って、手持ちのわたくしが自作した強力な魔除けの魔法具を手渡してはおいた。そして翌日、今度は食料調達に出かけている途中に、またしてもルティアスの悲鳴が聞こえて駆けつければ、随分と巨大な猿と格闘中だった。恐らくは、この魔の森において中間層に位置する魔物ではあったものの……いかんせん、それは普通であればどこかの国の騎士団を総動員させて遠ざけるレベルの魔物だ。死にそうな表情で逃げ回るルティアスを見て、わたくしがその猿の胸に風魔法で風穴を開けたのは……ただ、目の前で死なれるのは嫌だったからに過ぎない。
そうして色々と、不本意ながらも手助けをしていると、ルティアスも森が危険だと理解してくれたようだった。基本的に、わたくしが仕掛けた魔除けの魔法具の範囲から出ることなく、なぜかわたくしの家事を代行してくれるようになっていた。
「それにしても、なぜ帰りませんの?」
「何を言うのっ。愛しい人っ。僕は、貴女と一緒になれるまで帰るつもりはないよっ」
シチューを食べる手を止め、黄金の瞳を潤ませて必死に告げる彼に、わたくしは何度目ともしれないため息を溢す。何でも、ルティアスにとって、わたくしは片翼という存在らしく、何としてでも手に入れたい相手らしかった。
ただ、正直、現在のわたくしは人間不信に陥っている自覚がある。彼からの言葉を素直に信じる気にはなれない。
「そうですの。ですが、迷惑ですので、さっさと帰ってくださいませんか?」
「……ごめんっ。それだけは嫌だっ。何でもするから、貴女の側に居させてくださいっ」
泣き出しそうになりながら懇願するその様子を見てしまえば、わたくしも強くは出られない。そんな感じでズルズルと引きずって良いことなんてないのに、どうにも彼の懇願には弱い。
「ふんっ、ならば、しっかりと家事をすることですわ」
「っ、ありがとうっ!」
(あぁ、違うのに……)
本当は、家事なんてどうでも良い。この危険な場所にルティアスを置いておくことが、どことなく不安なのだ。彼は、わたくしほどの強さはない。いつ、死んでしまうか分からない。それなのに、わたくしに求婚したいからなどというバカげた理由でここに留まらせていることが、何となくハラハラするのだ。それはきっと、天敵が多い場所で、雛鳥が一匹、フラフラと歩いているのを見つめるのと同じような気持ちだろう。
「ところで、愛しい人。そろそろ、名前を教えてもらえないだろうか?」
何度も何度も『愛しい人』とわたくしを呼ぶルティアスは、どうしてもわたくしの名前を知りたいらしく、ことあるごとにこうして尋ねてくる。普段なら、『教えるわけないでしょう』と突っぱねるところではあるものの、五日もの間、『愛しい人』と呼ばれ続けて、今はどうにもむず痒くて仕方がない。これなら、名前を教えた方がマシだ。
「…………リリス、ですわ」
「っ、リリス、リリスさん、だねっ! 教えてくれてありがとうっ! ありがとうっ、リリスさんっ」
パアァッと明るい顔になったルティアスは、とても幸せだとでもいうかのような表情で、何度も何度もお礼を言ってくる。そんな顔を見てしまえば、何だか毒気が抜かれてしまう。ずっと名前を隠していたわたくしがバカみたいだ。
「浮かれてないで、手を動かしなさいっ」
……相変わらず、口の方は素直になれないけれど。
「うんっ、ねぇ、そのうち、そのフードも取ってくれる?」
「ふんっ、そんな要求をするなんて、百年早いですわっ!」
「そっかっ! 百年経ったら見せてくれるんだねっ!」
「誰が見せますかっ!」
不思議なことに、ルティアスは未だ、わたくしの姿を見ていないにもかかわらず、ずっと『愛しい人』と言い続けている。『片翼ならば、一目見た瞬間に分かるものだから』と説明されたものの、自分にない感覚だからか、どうしても疑ってしまう。
(まぁ、スタイルに自信がないわけではありませんが……それとこれとは別というか……)
わたくしは、無表情さえなければ、そして、王子の婚約者でなければ、引く手あまただったのではないかというくらいの美人である自覚はある。しかし、それを全く見ていないはずのルティアスに求婚されるのは、何ともむず痒い。まるで、わたくし自身を見てくれているような態度は、とりあえず、好感が持てるくらいには思える。
(ですが、きっとそのうち飽きて帰るでしょうね)
長くとも、一月もすれば、ルティアスだって諦めてくれるはずだ。こんな危険な森に住む、得体の知れない女につきまとう必要などないはずだ。
目の前で、食べ終えた食器を片付けていくルティアスを見送って、わたくしはログハウスへと足を向ける。
(信じるだけ愚かというものですわ)
わたくしに信じられる人間など居ない。それが例え、魔族だとしても同じことだ。
この時はまだ、知らなかった。魔族が、片翼に対していかに、しつこい存在なのか。いかに、心を支えてくれる存在なのか。
当初の予定とは違って、随分と居心地の良い空間に戸惑いを覚えながらも、わたくしは、ルティアスの存在を思考から切り離すのだった。
魔の森のログハウスに来てから五日。ルティアスと名乗る魔族と出会ってからも五日。フードを被ったわたくしは、現状に少しばかり違和感を覚える。
「愛しい人っ、薪割りは終わったよっ。次は何をすれば良い?」
違和感の正体はただ一つ。あまりにも、ルティアスが甲斐甲斐しくわたくしの世話をしてくることにあった。
「ふんっ、貴方に頼むことなどありませんわ」
「そっか、じゃあ、お昼ご飯の準備をしてくるね」
「……そう」
日本語で会話しているこの内容。この場合のお昼ご飯は、ルティアスだけのものではない。彼は、わたくしの分も必ず作って持ってきてくれるのだ。しかも、それが美味しいからたちが悪い。
四日前、ルティアスがやってきた直後、彼は連続で問題を起こしてくれた。
ルティアスが持ってきていた魔除けの魔法具は、市販されている一般的なもので、通常であれば、それを用いるだけで魔物が近寄って来ることはない。しかし、ここは魔の森だ。どこの国からも敬遠されるほどに、強力な魔物達が住まう土地だ。到底、普通の魔除けの魔法具では効果などない。
短時間で簡単な小屋を作り上げていたルティアスは、夜、その恐怖を思い知ることとなり、わたくしは、その悲鳴を聞いて、とりあえず駆けつけ、ルティアスとともに魔物を追い払った。
「ふんっ、そんな惰弱な魔除けを用いるからこうなるのですわっ。使うなら、このくらい強力なものを用いなさいっ」
そう言って、手持ちのわたくしが自作した強力な魔除けの魔法具を手渡してはおいた。そして翌日、今度は食料調達に出かけている途中に、またしてもルティアスの悲鳴が聞こえて駆けつければ、随分と巨大な猿と格闘中だった。恐らくは、この魔の森において中間層に位置する魔物ではあったものの……いかんせん、それは普通であればどこかの国の騎士団を総動員させて遠ざけるレベルの魔物だ。死にそうな表情で逃げ回るルティアスを見て、わたくしがその猿の胸に風魔法で風穴を開けたのは……ただ、目の前で死なれるのは嫌だったからに過ぎない。
そうして色々と、不本意ながらも手助けをしていると、ルティアスも森が危険だと理解してくれたようだった。基本的に、わたくしが仕掛けた魔除けの魔法具の範囲から出ることなく、なぜかわたくしの家事を代行してくれるようになっていた。
「それにしても、なぜ帰りませんの?」
「何を言うのっ。愛しい人っ。僕は、貴女と一緒になれるまで帰るつもりはないよっ」
シチューを食べる手を止め、黄金の瞳を潤ませて必死に告げる彼に、わたくしは何度目ともしれないため息を溢す。何でも、ルティアスにとって、わたくしは片翼という存在らしく、何としてでも手に入れたい相手らしかった。
ただ、正直、現在のわたくしは人間不信に陥っている自覚がある。彼からの言葉を素直に信じる気にはなれない。
「そうですの。ですが、迷惑ですので、さっさと帰ってくださいませんか?」
「……ごめんっ。それだけは嫌だっ。何でもするから、貴女の側に居させてくださいっ」
泣き出しそうになりながら懇願するその様子を見てしまえば、わたくしも強くは出られない。そんな感じでズルズルと引きずって良いことなんてないのに、どうにも彼の懇願には弱い。
「ふんっ、ならば、しっかりと家事をすることですわ」
「っ、ありがとうっ!」
(あぁ、違うのに……)
本当は、家事なんてどうでも良い。この危険な場所にルティアスを置いておくことが、どことなく不安なのだ。彼は、わたくしほどの強さはない。いつ、死んでしまうか分からない。それなのに、わたくしに求婚したいからなどというバカげた理由でここに留まらせていることが、何となくハラハラするのだ。それはきっと、天敵が多い場所で、雛鳥が一匹、フラフラと歩いているのを見つめるのと同じような気持ちだろう。
「ところで、愛しい人。そろそろ、名前を教えてもらえないだろうか?」
何度も何度も『愛しい人』とわたくしを呼ぶルティアスは、どうしてもわたくしの名前を知りたいらしく、ことあるごとにこうして尋ねてくる。普段なら、『教えるわけないでしょう』と突っぱねるところではあるものの、五日もの間、『愛しい人』と呼ばれ続けて、今はどうにもむず痒くて仕方がない。これなら、名前を教えた方がマシだ。
「…………リリス、ですわ」
「っ、リリス、リリスさん、だねっ! 教えてくれてありがとうっ! ありがとうっ、リリスさんっ」
パアァッと明るい顔になったルティアスは、とても幸せだとでもいうかのような表情で、何度も何度もお礼を言ってくる。そんな顔を見てしまえば、何だか毒気が抜かれてしまう。ずっと名前を隠していたわたくしがバカみたいだ。
「浮かれてないで、手を動かしなさいっ」
……相変わらず、口の方は素直になれないけれど。
「うんっ、ねぇ、そのうち、そのフードも取ってくれる?」
「ふんっ、そんな要求をするなんて、百年早いですわっ!」
「そっかっ! 百年経ったら見せてくれるんだねっ!」
「誰が見せますかっ!」
不思議なことに、ルティアスは未だ、わたくしの姿を見ていないにもかかわらず、ずっと『愛しい人』と言い続けている。『片翼ならば、一目見た瞬間に分かるものだから』と説明されたものの、自分にない感覚だからか、どうしても疑ってしまう。
(まぁ、スタイルに自信がないわけではありませんが……それとこれとは別というか……)
わたくしは、無表情さえなければ、そして、王子の婚約者でなければ、引く手あまただったのではないかというくらいの美人である自覚はある。しかし、それを全く見ていないはずのルティアスに求婚されるのは、何ともむず痒い。まるで、わたくし自身を見てくれているような態度は、とりあえず、好感が持てるくらいには思える。
(ですが、きっとそのうち飽きて帰るでしょうね)
長くとも、一月もすれば、ルティアスだって諦めてくれるはずだ。こんな危険な森に住む、得体の知れない女につきまとう必要などないはずだ。
目の前で、食べ終えた食器を片付けていくルティアスを見送って、わたくしはログハウスへと足を向ける。
(信じるだけ愚かというものですわ)
わたくしに信じられる人間など居ない。それが例え、魔族だとしても同じことだ。
この時はまだ、知らなかった。魔族が、片翼に対していかに、しつこい存在なのか。いかに、心を支えてくれる存在なのか。
当初の予定とは違って、随分と居心地の良い空間に戸惑いを覚えながらも、わたくしは、ルティアスの存在を思考から切り離すのだった。
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