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第五章 リリスの心
第四十七話 甘い日々と出立
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ヴァイラン魔国から戻ったわたくしは、現在、砂糖を吐きそうな顔をしていることだろう。
ルティアスが、とにかく甘いのだ。視線が甘いし、言葉が甘いし、仕草が甘いといえば分かるだろうか。今だって……。
「ほら、リリスさん。あーん」
「自分で食べられますわっ!」
「ダメだよ。そんなことじゃあ、僕の愛が伝わらないでしょう? さぁ、その可愛いお口を開けて?」
目の前には、わたくしの大好きなオムライス。けれど、なぜかルティアスにスプーンを突き出されている状態のわたくしは、食べたいのに食べられない状況に陥っていた。
「そんなこと、関係ありませんわっ。わたくしは、自分で食べたいのですっ」
「デミグラスソース」
「うっ」
「チーズソースも良いかな?」
「ぐっ」
「もちろん、ケチャップライスも色々アレンジできるしね」
「くぅっ」
「さぁ、リリスさん。あーん」
オムライスという人質(?)を前に、わたくしは容易く陥落してしまう。それもこれも、ルティアスの料理が美味し過ぎるのがいけないのだ。
恥ずかしさを隠しながら、わたくしはタイミング良く運ばれるスプーンに口をつけて、ハムハムとオムライスを食べる。もう、ここまで来たら自棄になっている部分もあったりはする。
そうかと思えば、部屋でくつろいでいるところに、ルティアスが訪ねて来て、無言で抱き締めてくる。
「ル、ルティアス? 何をしてますのっ?」
「ん? リリスさん成分の補充だよ」
当然のようにそう答えたルティアスを前に、わたくしはアワアワと慌てることしかできない。しかも、ルティアスは何を思ったのか、わたくしの頭を優しく撫でてくれる。
(撫でられた記憶なんて、ありませんわ)
前世は、もしかしたら幼い頃に撫でられたことくらいあったのかもしれないけれど、残念ながらそれは覚えていない。暖かな手が頭を撫でる心地良さと、何とも言えない気恥ずかしさに、わたくしはそのまま撃沈した。
「っ、このままではダメですわっ!」
そんな日が続いたある日。わたくしはとうとうそんな叫びを上げる。
幸い、現在はルティアスに狩ってきた魔物の解体を頼んでいるため、その叫びを聞かれることはない。
「このままでは、わたくし、いつの間にか流されて結婚、なんてことになりかねないですわっ」
正直、ルティアスにされる様々なことは、恥ずかしいものの、嬉しいということの方が多い。今まで、誰一人としてわたくしを女の子扱いしてくれなかったことが、さらにその嬉しさに拍車をかけていた。
「とは言ったものの……どうすれば良いんですの?」
遠くで、魔物の断末魔が聞こえる中、わたくしは深いため息を吐く。
ルティアスとしては、わたくしを振り向かせたいし、結婚もしたいのであろう。もちろん、代償を払わないためというのもあるだろうけれど、そうだとしても、ルティアスの行動はわたくしを追い詰めていた。
「距離を取る……のは、わたくしが堪えられませんわ。主に、食事面で」
同棲をやめることも考えてみるものの、どんなに想像しても、ルティアスが自分のところに入り浸る未来しか見えない。そして、わたくしも、口では反論しながら、受け入れてしまうような気がしてならない。
「こういう時は……世間では、どうしてますの?」
自分で良い案が思い浮かばないために、わたくしは悶々と悩む。そして、思い出したのは、ヴァイラン魔国で出会った人間の少女。ミーアのことだ。
「そうですわ。こういう時は、誰かに相談するもの何ですわ」
ずっと、一人で立ってきた。誰に頼ることもなく、一人で戦い続けてきた。そんなわたくしが、誰かに頼るとか、相談するとかいったことを思いつくのには、少し時間がかかってしまった。けれど……。
「誰に、相談すれば……」
現状、わたくしには相談できる相手というものが思い浮かばない。ミーアに関しては、あの時、少しは仲良くなれたとは思うものの、どこに住んでいるのかなどは聞いていない。もしかしたら、旦那であるテオドールがまた門番をやっていて、そこで話せるかもしれないけれど、それは少しばかり面倒になりそうな気がする。
ついでに、令嬢時代には友達など居なかった。いや、『絶対者』としてのわたくしには友達くらい居たものの、それでも正体を明かしているわけではない以上、この相談はできない。
「……シェイラに相談するというのは、ありでしょうか?」
そうして必死に考えた末に出てきたのは、妹のシェイラの名前だ。思えば、ドラグニル竜国へと見送った後は、まだ一度も顔を出していない。これを期に、少し話をするのも良いかもしれない。
「そうと決まれば準備ですわっ」
「ん? 何の?」
「ひゃっ!?」
小さく拳を握って決意をしていると、解体が終わったらしいルティアスが背後に居た。
「えぇっと、シェイラに会いに行こうと思いまして」
「あぁ、妹さんだね。そっか、僕も一緒に行っても良い?」
「え、えぇ、良いですわよ」
何の用事があるのか、ルティアスも一緒に来るという言葉に、わたくしは戸惑いながらもうなずく。シェイラとの話は、女子会とでも言って、場を作れば良いだけの話だ。
「そっか。僕も、妹さんとはちゃんと話してみたかったんだ」
そして、どうやら、ルティアスはシェイラと話をしたいらしいということを知って、なるほどと納得する。
ドラグニル竜国でルティアスが面識のある相手は、アルムとシェイラくらいのものだ。アルムとは仲が悪そうだったし、そうなるとシェイラと話すと考える方が自然だ。
「わたくしが、まずはシェイラと話すのですからね」
「うん、僕はその後に話すことにするよ。もし日を改めた方が良いなら、そうするつもりだし」
「では、アルムに連絡を取りますわね」
そうして、ドラグニル竜国行きが決定したのだった。
ルティアスが、とにかく甘いのだ。視線が甘いし、言葉が甘いし、仕草が甘いといえば分かるだろうか。今だって……。
「ほら、リリスさん。あーん」
「自分で食べられますわっ!」
「ダメだよ。そんなことじゃあ、僕の愛が伝わらないでしょう? さぁ、その可愛いお口を開けて?」
目の前には、わたくしの大好きなオムライス。けれど、なぜかルティアスにスプーンを突き出されている状態のわたくしは、食べたいのに食べられない状況に陥っていた。
「そんなこと、関係ありませんわっ。わたくしは、自分で食べたいのですっ」
「デミグラスソース」
「うっ」
「チーズソースも良いかな?」
「ぐっ」
「もちろん、ケチャップライスも色々アレンジできるしね」
「くぅっ」
「さぁ、リリスさん。あーん」
オムライスという人質(?)を前に、わたくしは容易く陥落してしまう。それもこれも、ルティアスの料理が美味し過ぎるのがいけないのだ。
恥ずかしさを隠しながら、わたくしはタイミング良く運ばれるスプーンに口をつけて、ハムハムとオムライスを食べる。もう、ここまで来たら自棄になっている部分もあったりはする。
そうかと思えば、部屋でくつろいでいるところに、ルティアスが訪ねて来て、無言で抱き締めてくる。
「ル、ルティアス? 何をしてますのっ?」
「ん? リリスさん成分の補充だよ」
当然のようにそう答えたルティアスを前に、わたくしはアワアワと慌てることしかできない。しかも、ルティアスは何を思ったのか、わたくしの頭を優しく撫でてくれる。
(撫でられた記憶なんて、ありませんわ)
前世は、もしかしたら幼い頃に撫でられたことくらいあったのかもしれないけれど、残念ながらそれは覚えていない。暖かな手が頭を撫でる心地良さと、何とも言えない気恥ずかしさに、わたくしはそのまま撃沈した。
「っ、このままではダメですわっ!」
そんな日が続いたある日。わたくしはとうとうそんな叫びを上げる。
幸い、現在はルティアスに狩ってきた魔物の解体を頼んでいるため、その叫びを聞かれることはない。
「このままでは、わたくし、いつの間にか流されて結婚、なんてことになりかねないですわっ」
正直、ルティアスにされる様々なことは、恥ずかしいものの、嬉しいということの方が多い。今まで、誰一人としてわたくしを女の子扱いしてくれなかったことが、さらにその嬉しさに拍車をかけていた。
「とは言ったものの……どうすれば良いんですの?」
遠くで、魔物の断末魔が聞こえる中、わたくしは深いため息を吐く。
ルティアスとしては、わたくしを振り向かせたいし、結婚もしたいのであろう。もちろん、代償を払わないためというのもあるだろうけれど、そうだとしても、ルティアスの行動はわたくしを追い詰めていた。
「距離を取る……のは、わたくしが堪えられませんわ。主に、食事面で」
同棲をやめることも考えてみるものの、どんなに想像しても、ルティアスが自分のところに入り浸る未来しか見えない。そして、わたくしも、口では反論しながら、受け入れてしまうような気がしてならない。
「こういう時は……世間では、どうしてますの?」
自分で良い案が思い浮かばないために、わたくしは悶々と悩む。そして、思い出したのは、ヴァイラン魔国で出会った人間の少女。ミーアのことだ。
「そうですわ。こういう時は、誰かに相談するもの何ですわ」
ずっと、一人で立ってきた。誰に頼ることもなく、一人で戦い続けてきた。そんなわたくしが、誰かに頼るとか、相談するとかいったことを思いつくのには、少し時間がかかってしまった。けれど……。
「誰に、相談すれば……」
現状、わたくしには相談できる相手というものが思い浮かばない。ミーアに関しては、あの時、少しは仲良くなれたとは思うものの、どこに住んでいるのかなどは聞いていない。もしかしたら、旦那であるテオドールがまた門番をやっていて、そこで話せるかもしれないけれど、それは少しばかり面倒になりそうな気がする。
ついでに、令嬢時代には友達など居なかった。いや、『絶対者』としてのわたくしには友達くらい居たものの、それでも正体を明かしているわけではない以上、この相談はできない。
「……シェイラに相談するというのは、ありでしょうか?」
そうして必死に考えた末に出てきたのは、妹のシェイラの名前だ。思えば、ドラグニル竜国へと見送った後は、まだ一度も顔を出していない。これを期に、少し話をするのも良いかもしれない。
「そうと決まれば準備ですわっ」
「ん? 何の?」
「ひゃっ!?」
小さく拳を握って決意をしていると、解体が終わったらしいルティアスが背後に居た。
「えぇっと、シェイラに会いに行こうと思いまして」
「あぁ、妹さんだね。そっか、僕も一緒に行っても良い?」
「え、えぇ、良いですわよ」
何の用事があるのか、ルティアスも一緒に来るという言葉に、わたくしは戸惑いながらもうなずく。シェイラとの話は、女子会とでも言って、場を作れば良いだけの話だ。
「そっか。僕も、妹さんとはちゃんと話してみたかったんだ」
そして、どうやら、ルティアスはシェイラと話をしたいらしいということを知って、なるほどと納得する。
ドラグニル竜国でルティアスが面識のある相手は、アルムとシェイラくらいのものだ。アルムとは仲が悪そうだったし、そうなるとシェイラと話すと考える方が自然だ。
「わたくしが、まずはシェイラと話すのですからね」
「うん、僕はその後に話すことにするよ。もし日を改めた方が良いなら、そうするつもりだし」
「では、アルムに連絡を取りますわね」
そうして、ドラグニル竜国行きが決定したのだった。
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