青春

青春

俺は、ある高校に入学した。しかし、部活には入らず、勉強も出来る方でもなかった。「青春」なんて関係の無い学校生活をしていた。そんなある日、俺は恋をした。その子は俺のタイプだった。同じクラスで、病気で休んでいた女の子だった。しかし、告白なんてした事も考えた事も無く、「どうせ片思いで終わる」と思いながらその子に恋をしていた。しかし、ここで問題が出てくる。それは、俺に告白をしてきた女の子がいるからだ。その時、俺は断りたかったが、「うん、いいよ。」と言ってしまい、付き合っていた。そんな彼女に、今更「別の人に恋してるから別れてくれ。」なんて言えない。俺は、そんな関係を続けた。
２月、バレンタインがやってきた。もちろん彼女からチョコを貰い、好きな子から「チョコを貰えたら良いな。」と思っていた。そこで奇跡が起こった。奇跡では無いかもしれないが、その時の俺は奇跡だと思っていた。帰ってウキウキしながらチョコレートの箱を開けた。そしたら手紙が入っていた。「まさか…そんな訳ないよな…」と思って開けてみたら、何と告白の言葉。「返事は明日の学校で」と書かれていた。
翌日。俺はその子の元に行き「良いよ」と言った。幸せだった。しかし、ある事を思い出した。元の彼女は、どうすれば良いのか。そして、俺は元カノの方へ行き、決心して、「好きな子がいて、告白されたから別れよう。」と言ったら「なんで！良いって言ったじゃない！」と言って泣いてしまった。俺はこんな状況になった事は無く、どうすれば良いかわからなかった。そしたら元カノは、どこかへ行ってしまった。
そして翌日。俺は元カノに「友達関係でいよう。」と言ったら「うん。良いよ。」と言ってくれた。本当にホッとした。
その後は、彼女とデートに行ったりして、俺は、青春を楽しんだ。
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