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前世の記憶を思い出してから10年立っていた。
6歳の時にこの世界が自分が前世にハマっていた「恋の魔法を君に」というゲームであることに気づいたのだ。
「恋の魔法を君に」は貴族が集まるマギア学園を舞台にした乙女ゲームだ。ヒロインのリリィは平民でありながら高い魔法の力を持ち、学園で魔法のことについて学ぶために入学するのである。
平民で高い魔法力を持っている、この二つにより学園では噂が走る。
それに攻略対象たちが興味を示し学園生活をしながら恋愛していく王道なゲームである。
この世界の魔法は回復魔法を含め火・水・風・植物魔法・雷がある。この魔法は身分がある程度高い人が使える。平民に使える魔法は回復魔法だけである。とても稀に回復魔法を持たずに生まれてくる人もいるそうだ。
リリィは平民でありながらこの世界の魔法すべてを使うことができる、、、というゲームの設定だったと思う。
ちなみに私はゲームでは名前もない、過去ストーリーにも出てこなかった、友達モブのニコ・セラフィムスになっている。そして私も回復魔法以外の魔法は全て使える。転生特典というものなのか全部もらえた、回復魔法だけは生まれつき持ってなかった。
「ねえ!ニコ聞いてる?」
思い出に浸っているとリリィが少し怒って話しかけてきた。
「ごめんごめん!後一ヶ月後に入学だから緊張しちゃって!」
「わかるよ!でもすごく楽しみ!!」
そういうとすごくいい笑顔で返してくれた。
可愛いな~本当に
今私たちは、魔力をコントロールする練習をするために森の中の原っぱに来ていた。
私は大体できるようになったのだがリリィが難しいらしく苦戦している。
回復魔法しか知らない平民にとって、
魔力を「出す」より「抑える」方が、ずっと難しいらしい。
木に書いた的には当たるけど魔力が高く木が負けてしまう。
「まただよー、、全然できないー」
半泣きで助けを求めてきた。
「魔法を使う時何を考えてるの?」
「とりあえず、火よ出ろー!って思ってる!」
「なるほど、、じゃあもっと具体的にしてみない?見てて」
そう言ってその場を立ち的の前まで移動する。
「まず使う魔法を頭に思い浮かべる、火の魔法だから火を思い浮かべて。
そして次に大きさを決める、例えば手のひらに収まるくらいの石とかだとやりやすいかも」
そう思い浮かべながら手のひらに力を入れる、そして放つ、火の塊はぶれることなく飛び、
木に描いた的の中心で、ぱっと弾けた。
「さすが!ニコ!」
「リリィにもできるよ!リリィは飲み込みが早いからもう一回やってみて?」
「うん!」
6歳の時にこの世界が自分が前世にハマっていた「恋の魔法を君に」というゲームであることに気づいたのだ。
「恋の魔法を君に」は貴族が集まるマギア学園を舞台にした乙女ゲームだ。ヒロインのリリィは平民でありながら高い魔法の力を持ち、学園で魔法のことについて学ぶために入学するのである。
平民で高い魔法力を持っている、この二つにより学園では噂が走る。
それに攻略対象たちが興味を示し学園生活をしながら恋愛していく王道なゲームである。
この世界の魔法は回復魔法を含め火・水・風・植物魔法・雷がある。この魔法は身分がある程度高い人が使える。平民に使える魔法は回復魔法だけである。とても稀に回復魔法を持たずに生まれてくる人もいるそうだ。
リリィは平民でありながらこの世界の魔法すべてを使うことができる、、、というゲームの設定だったと思う。
ちなみに私はゲームでは名前もない、過去ストーリーにも出てこなかった、友達モブのニコ・セラフィムスになっている。そして私も回復魔法以外の魔法は全て使える。転生特典というものなのか全部もらえた、回復魔法だけは生まれつき持ってなかった。
「ねえ!ニコ聞いてる?」
思い出に浸っているとリリィが少し怒って話しかけてきた。
「ごめんごめん!後一ヶ月後に入学だから緊張しちゃって!」
「わかるよ!でもすごく楽しみ!!」
そういうとすごくいい笑顔で返してくれた。
可愛いな~本当に
今私たちは、魔力をコントロールする練習をするために森の中の原っぱに来ていた。
私は大体できるようになったのだがリリィが難しいらしく苦戦している。
回復魔法しか知らない平民にとって、
魔力を「出す」より「抑える」方が、ずっと難しいらしい。
木に書いた的には当たるけど魔力が高く木が負けてしまう。
「まただよー、、全然できないー」
半泣きで助けを求めてきた。
「魔法を使う時何を考えてるの?」
「とりあえず、火よ出ろー!って思ってる!」
「なるほど、、じゃあもっと具体的にしてみない?見てて」
そう言ってその場を立ち的の前まで移動する。
「まず使う魔法を頭に思い浮かべる、火の魔法だから火を思い浮かべて。
そして次に大きさを決める、例えば手のひらに収まるくらいの石とかだとやりやすいかも」
そう思い浮かべながら手のひらに力を入れる、そして放つ、火の塊はぶれることなく飛び、
木に描いた的の中心で、ぱっと弾けた。
「さすが!ニコ!」
「リリィにもできるよ!リリィは飲み込みが早いからもう一回やってみて?」
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