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30.初出勤
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酔いを覚ました俺はチャイムがなったのを聞いた。これは教師が出勤するギリギリの時間だということを知らせる合図だ。
「初日から遅刻はまずい!」
俺はここら辺の人に変だと思われない程度の速さで走って間に合わせた。
俺の他の新人教師達は俺より少し早くついたみたいだった。うわぁ…みんなビシッとしちゃってるなぁ…。でも、あんなにいたのに受かったのはたったの3人か…。
お、そろそろ始まるみたいだ。
「新しく3人の先生が入ることになりました。では、自己紹介をお願いします」
「俺はアテビビ…戦闘系の技術を教えようと思っている。ランクAの冒険者だった」
「私はダラムマティです…算数の計算などを教えられます。前にやっていた仕事は冒険者でランクはBでした」
「私の名前はジンといいます…戦闘系の技術を教えようと思っています。一級商人の資格もちです…よろしくお願いします」
「さて、自己紹介がすんだところで君たちの担当を発表しよう…アテビビ先生にはイガルチャ先生の補助をしてもらいます」
「わかった」
「ダラムマティ先生には私が教えている算数の補助に入ってもらいます」
「わかりました」
「ジン先生ですが…前にも言った通り6日後に入学受験の試験官をしてもらいます。それが終わったら新入生の学年1年貴族1組の担任をしてもらいます」
「わか………りました…」
紹介は終わり先生達は自分たちの仕事に取り組みに行った…。
「おめでとう…1年めから担任になれるとかすごいな…」
「おめでとうございます!担任、凄いですね!」
「…いや、代わってもらえるなら代わってもらいたいよ…」
「何故ですか?すごく名誉なことですよ?」
「貴族1組って言っただろ?」
「はい…確かに貴族様は来られるかも知れませんが…」
「そうだぞ…貴族様が来てもそんなにビクビクしなくても…」
「聞いてないのか…?今年は王太子様と上級貴族のご子息やご息女がたくさん受験するんだと…これでわかっただろ?俺が嫌なのが…」
「…理解しました。絶対にしたくないです…」
「俺もだ…流石に王太子殿下が目の前にいて授業をすることはできん…」
「ですよね…いやな役を押し付けられましたよ…」
「少々なぜお前だけがと嫉妬していたが同情する…」
「私も担任いいなぁ…と思ってたけどそのクラスはごめんね…王太子殿下がご入学されるのなら上級貴族のご息女は死にものぐるいで王太子殿下に良く見られようとするだろうし…」
「はぁ…そうですよねぇ…」
「しかし、我々は同期…協力するのもまた一興である」
「そうですね…なにかあればみんなで解決しましょう!」
「ありがとう…そう言ってもらえると助かるよ」
「ねぇ、2人ともさお昼誰かと食べる?」
「いや、まだ知り合いはおらんのでな…」
「私も約束はしていませんね」
「ならさ…一緒に食べない?」
「俺は構わない」
「私も大丈夫ですよ」
「良かった!じゃあ、お昼にここに集合ね!」
「「わかった」」
お昼の約束をした俺達は各自の仕事の打ち合わせに行った…。
「それでは…入学受験事前会議を始める。この度新しく入ったジン先生にも手伝ってもらうので皆さん協力するように!」
「「「「はい!」」」」
「とりあえずペアを…あ、知り合いの方がいいかな?じゃあディオキッド先生とペアを組んでください」
「わかりました」
「よろしくお願いします…ディオキッド先生」
「よろしくね!ジン先生!そんなに気張らなくていいよ!しっかりフォローしますから!」
「ありがとうございます」
「でも意外ですね…僕はジン先生が王太子殿下には緊張しないと思ってましたよ?」
「いやいや、王のご子息でしょう?もちろん緊張しますよ…私が担当するクラスは1年の貴族1組ですよ?王太子殿下がそこに入られたらと思うと胃が痛みます…」
「あ~、1年間は地獄になりそうですね…」
「さて、今回の受験ですが前にも言った通り王太子殿下が受験されます…例え王太子殿下でも基準値を下回れば落とします…」
そこから今回の注意事項などを色々と聞かされて終わったのはお昼前ちょうど約束する前の時間だ。俺はディオキッド先生に誘われたが先に約束してしまったのですみませんと言って断った。職員室についたのだがまだ2人はきていない。俺は自分の席に座って待つことにした。
「初日から遅刻はまずい!」
俺はここら辺の人に変だと思われない程度の速さで走って間に合わせた。
俺の他の新人教師達は俺より少し早くついたみたいだった。うわぁ…みんなビシッとしちゃってるなぁ…。でも、あんなにいたのに受かったのはたったの3人か…。
お、そろそろ始まるみたいだ。
「新しく3人の先生が入ることになりました。では、自己紹介をお願いします」
「俺はアテビビ…戦闘系の技術を教えようと思っている。ランクAの冒険者だった」
「私はダラムマティです…算数の計算などを教えられます。前にやっていた仕事は冒険者でランクはBでした」
「私の名前はジンといいます…戦闘系の技術を教えようと思っています。一級商人の資格もちです…よろしくお願いします」
「さて、自己紹介がすんだところで君たちの担当を発表しよう…アテビビ先生にはイガルチャ先生の補助をしてもらいます」
「わかった」
「ダラムマティ先生には私が教えている算数の補助に入ってもらいます」
「わかりました」
「ジン先生ですが…前にも言った通り6日後に入学受験の試験官をしてもらいます。それが終わったら新入生の学年1年貴族1組の担任をしてもらいます」
「わか………りました…」
紹介は終わり先生達は自分たちの仕事に取り組みに行った…。
「おめでとう…1年めから担任になれるとかすごいな…」
「おめでとうございます!担任、凄いですね!」
「…いや、代わってもらえるなら代わってもらいたいよ…」
「何故ですか?すごく名誉なことですよ?」
「貴族1組って言っただろ?」
「はい…確かに貴族様は来られるかも知れませんが…」
「そうだぞ…貴族様が来てもそんなにビクビクしなくても…」
「聞いてないのか…?今年は王太子様と上級貴族のご子息やご息女がたくさん受験するんだと…これでわかっただろ?俺が嫌なのが…」
「…理解しました。絶対にしたくないです…」
「俺もだ…流石に王太子殿下が目の前にいて授業をすることはできん…」
「ですよね…いやな役を押し付けられましたよ…」
「少々なぜお前だけがと嫉妬していたが同情する…」
「私も担任いいなぁ…と思ってたけどそのクラスはごめんね…王太子殿下がご入学されるのなら上級貴族のご息女は死にものぐるいで王太子殿下に良く見られようとするだろうし…」
「はぁ…そうですよねぇ…」
「しかし、我々は同期…協力するのもまた一興である」
「そうですね…なにかあればみんなで解決しましょう!」
「ありがとう…そう言ってもらえると助かるよ」
「ねぇ、2人ともさお昼誰かと食べる?」
「いや、まだ知り合いはおらんのでな…」
「私も約束はしていませんね」
「ならさ…一緒に食べない?」
「俺は構わない」
「私も大丈夫ですよ」
「良かった!じゃあ、お昼にここに集合ね!」
「「わかった」」
お昼の約束をした俺達は各自の仕事の打ち合わせに行った…。
「それでは…入学受験事前会議を始める。この度新しく入ったジン先生にも手伝ってもらうので皆さん協力するように!」
「「「「はい!」」」」
「とりあえずペアを…あ、知り合いの方がいいかな?じゃあディオキッド先生とペアを組んでください」
「わかりました」
「よろしくお願いします…ディオキッド先生」
「よろしくね!ジン先生!そんなに気張らなくていいよ!しっかりフォローしますから!」
「ありがとうございます」
「でも意外ですね…僕はジン先生が王太子殿下には緊張しないと思ってましたよ?」
「いやいや、王のご子息でしょう?もちろん緊張しますよ…私が担当するクラスは1年の貴族1組ですよ?王太子殿下がそこに入られたらと思うと胃が痛みます…」
「あ~、1年間は地獄になりそうですね…」
「さて、今回の受験ですが前にも言った通り王太子殿下が受験されます…例え王太子殿下でも基準値を下回れば落とします…」
そこから今回の注意事項などを色々と聞かされて終わったのはお昼前ちょうど約束する前の時間だ。俺はディオキッド先生に誘われたが先に約束してしまったのですみませんと言って断った。職員室についたのだがまだ2人はきていない。俺は自分の席に座って待つことにした。
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