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29.就任
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「それでは…気を取り直して、我が学園へようこそ!歓迎するよジン先生!」
「あ、そうですか…それはどうも」
「なんて冷めた反応なんだ…他の人たちは泣いて喜ぶというのに…」
「へぇ…」
「はぁ…これがこの学園の教師という証明書ね。それとこのカードを渡しておくから…」
「カード?」
「このカードはね便利だよ~学園の中の施設ならほとんど無料で使うことができるし…寮もそのカードで入ることが出来るから」
「へぇ~…便利ですね」
「そうだろう?外では使えないからね?」
「わかりました」
「それでは…君には武術を教えてもらうことにしようかな。なにか希望はあるかい?」
「いえ、特には…できたら言います」
「わかった…学園長ティニトリは君をここに教師として認め、我が学園は君の後ろ盾となろう…」
「突然なんですか?」
「これは誓いだよ…君たち教師を守るっていう誓い。君には必要ないかもしれないけど貴族からの圧力なんかは私が必ず守るというね…」
「圧力…ですか?」
「えぇ…主任の私の方にも…うちの子供を入れなければわかるな!許さんぞ!…と言われたりするのは生徒の受験前には必ずと言っていいほどありますからね…」
肩を竦めながらナハルディン先生がそんなことを言う。
「大変ですね…」
「まぁ、やってみればわかるよ!とゆうわけで今年の入学受験はジン先生にも試験官として参加してもらうからね!」
「は!?ちょっと待ってください!なんで私が!」
「諦めてくれ…学園長命令だ」
「貴方が学園長でしょう!そういうのは学園長より地位の低い人が上からの命令だから俺に言っても変えられないんだ…諦めてくれ…みたいな感じで使うのではないですかね!」
「なら、学園長として命じよう!ジン先生は今年の入学受験の試験官をしなさい!」
「結局変わってない!…もういいですよ…やりますよ、やればいいんでしょ!」
「入学受験は1週間後だからよろしく~!」
「わか……ってない!なんですか1週間後って!早すぎませんか?」
「大丈夫!準備はほとんど終わってるから!後はナハルディン先生に聞いてね!」
そういうと学園長は歩いてどこかへ行ってしまった…。
「ジン先生…大変かもしれませんが頑張りましょう。それと、ジン先生は正式に先生になられたので私のことは主任でいいですよ」
「頑張りますよ…主任…」
「では、まず…今年の受験生ですが…王太子殿下が入学受験を受けられます」
「…いや、それは主任がやってくれますよね?」
「王太子殿下は16歳ですので歳の近いジン先生がいいかと思いまして…」
「…はぁ…わかりました。やります」
「良かったです!ちゃんとフォローはしますので!あ、それと今年はたくさん上級貴族のご子息やご息女が入学試験を受けられますのでそちらもお願いします」
「…」
「そ、それでは明日職員室でお会いしましょう!」
主任は逃げるように走ってどこかへ行ってしまった…。俺はどうやら面倒な役割を押し付けられたようだ。
「明日ってことは今日はもう終わりか…いつの間にか夕方になっていたんだなぁ…そういえば寮にもこのカードを使えば入れるんだっけ?寮の場所でも受付の人に聞くか…」
俺は1週間後の入学受験が中止にならないかな~なんてことを思いながら試験前に受付をした事務室に向かって歩いた。
「寮ですか?少しお待ちください!地図を持ってきますので…」
バタバタと事務員の人は奥の部屋へと入りパンフレットのように畳んである木でできた地図を持ってきてくれた。
「ここが寮のあるところです…今いるのがここです」
「ありがとうございます」
お礼を言って寮へと向かう。
寮の大きさは地図を見た感じだと大きくて娯楽施設もあるようだ。
「お~来ましたね~!ジン先生~!みんな待っていましたよ!」
「モトン先生?どうされたのですか?」
「まぁまぁ、こっちでみんな待っていますから~」
よ、酔っ払ってる…。
酔っ払いのモトン先生に連れてこられたのは酒場?のようなところだった。
「お!来ましたね!こっちですよ!こっち!」
ディオキッド先生が手を振ってる。あそこに行けばいいのかな?このメンバーって…あ~なるほど…打ち上げ会か!
「今回の件の主役を連れてきました!」
「らっろれるら!」
リスミル先生バリバリ酔っ払ってるやん!あの気の弱そうなリスミル先生はどこに行ったんだ!
この後俺は朝まで飲まされ結局解散できたのは5時…寮母さんに風呂を貸してもらって体を綺麗にしてから職員室に行くことになった。…もちろん初日から酔っ払ったまま働きに行くなんてことは出来ないので毒耐性をオンにして酔いを覚ます。これからは酔いたい時以外常時オンにしておこう。
「あ、そうですか…それはどうも」
「なんて冷めた反応なんだ…他の人たちは泣いて喜ぶというのに…」
「へぇ…」
「はぁ…これがこの学園の教師という証明書ね。それとこのカードを渡しておくから…」
「カード?」
「このカードはね便利だよ~学園の中の施設ならほとんど無料で使うことができるし…寮もそのカードで入ることが出来るから」
「へぇ~…便利ですね」
「そうだろう?外では使えないからね?」
「わかりました」
「それでは…君には武術を教えてもらうことにしようかな。なにか希望はあるかい?」
「いえ、特には…できたら言います」
「わかった…学園長ティニトリは君をここに教師として認め、我が学園は君の後ろ盾となろう…」
「突然なんですか?」
「これは誓いだよ…君たち教師を守るっていう誓い。君には必要ないかもしれないけど貴族からの圧力なんかは私が必ず守るというね…」
「圧力…ですか?」
「えぇ…主任の私の方にも…うちの子供を入れなければわかるな!許さんぞ!…と言われたりするのは生徒の受験前には必ずと言っていいほどありますからね…」
肩を竦めながらナハルディン先生がそんなことを言う。
「大変ですね…」
「まぁ、やってみればわかるよ!とゆうわけで今年の入学受験はジン先生にも試験官として参加してもらうからね!」
「は!?ちょっと待ってください!なんで私が!」
「諦めてくれ…学園長命令だ」
「貴方が学園長でしょう!そういうのは学園長より地位の低い人が上からの命令だから俺に言っても変えられないんだ…諦めてくれ…みたいな感じで使うのではないですかね!」
「なら、学園長として命じよう!ジン先生は今年の入学受験の試験官をしなさい!」
「結局変わってない!…もういいですよ…やりますよ、やればいいんでしょ!」
「入学受験は1週間後だからよろしく~!」
「わか……ってない!なんですか1週間後って!早すぎませんか?」
「大丈夫!準備はほとんど終わってるから!後はナハルディン先生に聞いてね!」
そういうと学園長は歩いてどこかへ行ってしまった…。
「ジン先生…大変かもしれませんが頑張りましょう。それと、ジン先生は正式に先生になられたので私のことは主任でいいですよ」
「頑張りますよ…主任…」
「では、まず…今年の受験生ですが…王太子殿下が入学受験を受けられます」
「…いや、それは主任がやってくれますよね?」
「王太子殿下は16歳ですので歳の近いジン先生がいいかと思いまして…」
「…はぁ…わかりました。やります」
「良かったです!ちゃんとフォローはしますので!あ、それと今年はたくさん上級貴族のご子息やご息女が入学試験を受けられますのでそちらもお願いします」
「…」
「そ、それでは明日職員室でお会いしましょう!」
主任は逃げるように走ってどこかへ行ってしまった…。俺はどうやら面倒な役割を押し付けられたようだ。
「明日ってことは今日はもう終わりか…いつの間にか夕方になっていたんだなぁ…そういえば寮にもこのカードを使えば入れるんだっけ?寮の場所でも受付の人に聞くか…」
俺は1週間後の入学受験が中止にならないかな~なんてことを思いながら試験前に受付をした事務室に向かって歩いた。
「寮ですか?少しお待ちください!地図を持ってきますので…」
バタバタと事務員の人は奥の部屋へと入りパンフレットのように畳んである木でできた地図を持ってきてくれた。
「ここが寮のあるところです…今いるのがここです」
「ありがとうございます」
お礼を言って寮へと向かう。
寮の大きさは地図を見た感じだと大きくて娯楽施設もあるようだ。
「お~来ましたね~!ジン先生~!みんな待っていましたよ!」
「モトン先生?どうされたのですか?」
「まぁまぁ、こっちでみんな待っていますから~」
よ、酔っ払ってる…。
酔っ払いのモトン先生に連れてこられたのは酒場?のようなところだった。
「お!来ましたね!こっちですよ!こっち!」
ディオキッド先生が手を振ってる。あそこに行けばいいのかな?このメンバーって…あ~なるほど…打ち上げ会か!
「今回の件の主役を連れてきました!」
「らっろれるら!」
リスミル先生バリバリ酔っ払ってるやん!あの気の弱そうなリスミル先生はどこに行ったんだ!
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