不幸なことに異世界へ!?意外と充実してます…

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28.ダンジョン調査③

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今日は6階層の後の階層がどうなっているかわからないのでどこまで行けるのかはわからないが行けるところまでは行こうということになっている。

「では、これより6階層に行きます!」

俺達は階段を降りて6階層へ向かう。
…臭いな…硫黄の化合物の香り?

「なるほど…次は火山ですか…」

「わかるんですか?」

「匂いですよ」

「そういえば少し臭いですね…」

「これは火山性ガスの匂いですね…ですので次のフィールドは火山だと予想できます…」

「火山ですか…流石にそこまでは行けないかも知れませんね…」

「装備がない時に行く必要はないかもしれませんね…」

「戻りますか?」

「そうですね…後は冒険者に任せた方がいいかもしれませ…」

……ドドドドドドッ

「いや~な予感がしますね…」

「そうですね…きますよ…」

「え?あれを倒すんですか?無理じゃないですかね?」

「スタンピードが起きてしまったんですから止めるしかないでしょう…」

「ジンさん…止めるって言ったって難しくないですか?」

「ナハルディン先生の最大火力の範囲魔法を教えてもらえませんか?」

「……私の最大火力の魔法はサンダーストームです」

「なるほど…何発打てますか?」

「4発なら…MPポーションがあるなら倒れるまでできます」

「それだときついでしょう…申し訳ありませんが先に門の外に出ていてください…」

「ジンさんは?…どうされるのですか?」

「私は仲間と一緒に戦います」

「仲間…ですか?」

「えぇ…こいつです」

召喚 ルドラ

「これは…ドラゴン!?」

「こいつのブレスは強力ですので外に出ててもらいたかったんです」

「わかりました!おまかせします!」

階段を上がっていくのを確認する。

「ルドラ…いきなり呼び出してすまないな…」

「気にするな…主よ…して、我は何をすれば良いのだ?」

「スタンピードに巻き込まれたから暴走している魔物の排除をして欲しい」

「ブレスは使っても構わないのか?」

「あぁ…魔素が減るから一石二鳥だしな」

「了解した」

「このまま一番下まで行くか?」

「どちらでも構わない…」

「んじゃ行こうぜ」

ルドラの背中に乗って魔物をどんどん屠り階層を下へ下へと進めていく。予想通り7から9階層までは火山地帯だった。10~12階層は砂漠で、13~15階層は草原、16~18階層は沼地、19階層と20階層は雪山だった。10階層と20階層はボスがいてボスを倒すと先に行けるようになっていた。10階層はゴブリンキングで20階層はサイクロプスだった。調査も討伐も終わらせたので外に向かう。もちろんルドラには帰ってもらった。門が開く。

「ジンさん!大丈夫ですか!?お怪我は!」

「大丈夫です…ルドラが全てやってくれましたよ…一番下までつきあわされてもう…クタクタです…」

「一番下?もしかして20階層まで行ったんですか!?」

「えぇ…魔物もある程度倒しておきましたのでスタンピードの心配はないと思います…」

「わかりました…それでは帰りましょうか…学園へ」

「そうですね」

いや、今回懐がかなり暖かくなった…。ダンジョンの魔物は死ぬと魔石だけ残して消えますからね…売れる魔石が増えて良かった…。ゲームの時に手に入れた魔石はちょっとこの時代では売れないからなぁ…。

「つきましたよ…起きてください…ジンさん!」

「むぁ?」

「起きましたか?学園につきましたよ」

どうやら俺は考え事をしながら眠ってしまっていたようだ。

「すみません」

「いえいえ、お疲れ様でした。今から少しだけお時間大丈夫ですか?」

「大丈夫です…」

「君がジン先生かな?」

「はい」

「私がこの学園の学園長です…よろしくお願いします」

子供が学園長だと言っている。メガネのおかげで嘘ではないとわかるものの信じられないので解析をする。
…解析した結果本物だということがわかった…この人はエルフだ。年齢は俺より歳上…いや、生まれた時代でいえば俺の方が歳上なのか?まぁ、そんな感じでわかったので一応しっかりと挨拶しておく。

「今日から盛大に働かせてもらっているジンです…学園長殿よろしくお願いします」

「あれ?驚かないの?私が学園長なのは本当だけど普通信じないよ?」

「エルフだということがすぐわかりましたので」

と言って俺は耳を指す。

「エルフの耳は尖っているのが特徴でしょう?」

「なぁんだ…バレてたのか…」

「…まぁ、ほかにも秘密はあるようですがね…」

「おっと…それは黙っていてほしいなぁ~」

「わかってますよ…」
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