不幸なことに異世界へ!?意外と充実してます…

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27.ダンジョン調査②

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4階層は下への道がわかりやすく周りも見渡せたのですぐに下に降りることが出来た。

「ここも草原か…」

「ですね…多分6階層までは草原ですよ」

「何故そんなことがわかるのですか?」

「フィールドの状態が変化するダンジョンは大体が3階層刻みでフィールドが変わるんですよ…私が知ってるダンジョンの中には雪山や火山などもありましたよ。火山から雪山に変わった時は順応が大変でした…」

「あの~質問いいですか?」

「なんですか?リスミル先生」

「その知識は…どこで手に入れたのでしょうか…私の知ってる限りそのような書物は無いはずなのですが…?」

「内緒です…申し訳ありません」

「そ、そうですか…こちらこそ申し訳ありませんでした!」

「ジンさん…内緒にしないといけないことなのですか?」

「申し訳ない…私の知識は伝えてはいけないものが…っ!警戒!1時と11時の方向!」

「「「「「了解!」」」」」

「私が魔法で爆発させるので抑えをお願いします」

「1時の方の抑えは任せてください…11時の方向にいる魔物を倒したら1時の方の魔物を倒しに来てください」

「抑えられますか?」

「大丈夫です」

「わかりました…任せます。では、私達は11時の方向にいる魔物を倒してすぐにジンさんの方の魔物も倒しますよ!」

「「「「了解!」」」」

「「ガルルゥゥァァ!」」

ドーン!

俺は投げナイフで魔物の右目を潰す。これで他の5人はこの魔物からは見えなくなったのと同時にヘイトが俺に移る。俺は時間稼ぎをすればいいだけなので浅く足などを切り力を入れずらくさせる。…このままどんどん削っていこう…。あっちは終わったみたいだな…。

「右目を潰しています!右側から攻撃をお願いします!」

「わかりました!」

誰ひとり怪我をすることなく魔物を討伐した。

「お疲れ様です」

「1人で抑えていたのに息も切らしていないんですか?」

「いえ、あまり動いていませんので…」

「へ?」

「片足を軸にして攻撃を流したりしていましたからほとんど動いていません…特に慌てるべき魔物ではないでしょう下に行けばこのような魔物わんさかいますよ?多分…」

「言わないでください…ほんとにいそうです…」

「限界がきたら終わりにしましょう」

「そうですね…今日はどこで休みましょうか…」

「休むなら6階層がいいかもしれませんね…草原がダンジョンの中で一番楽に休めるフィールドですから…外が夜の時間でもここは1年中明るいですし」

「なぜ明るいのですか?太陽と同じ石なら夜もあるべきなのでは?」

「そうですね…太陽が1日中燃えているのは知っていますか?」

「恥ずかしながら知りません…」

「では、今日はここをキャンプ地としましょう…結界石は持ってきていますので安心してください。今日は授業ということで楽しくいきましょう!」

俺達は今日のキャンプ地を5階層の草原と決めてテントなどの準備を終わらせた。

「それでは私の授業を始めます…」

「お願いします」

「まず太陽というのは1日中燃えています…そしてなぜ昼と夜ができるのかですが…」

土玉ストーンボール

光玉ライトボール

作ったモノを並べて5人に見せる。

「これを見てください」

「右の光玉を太陽とします左側は私達が座ってる地面を縮小化したものです…これに光を当てると土玉の方に明るい方と暗い方が出来ましたよね?」

「はい」

「これが昼と夜です」

土玉を回してあげる。

「私たちがいる場所はゆっくりと回転しています…これにより昼と夜ができて1日に明るくなったり暗くなったりするわけです」

「ジンさんは私たちが踏んでいる地面は丸いと考えているんですか?」

「…そうですよ…地面は平らなのではないのですか?」

「いえ、丸でしょう…地図などでは平に書かれますが世界地図を書いたらわかりやすいのですが端と端は繋がっているんですよ…これが平らだと端に行くとそこは暗いだけの崖です。下には何もなく落ちれば永遠に落ち続けるでしょう。…皆さんは海を知っていますか?」

「しょっぱい水ですよね?」

「えぇ…例えば地面が平らだとすると海の水はどこに行くのでしょうか?地面が球体ならば海の水は消えることはありません」

「なるほど…しかし、球体ならば下に水が落ちてしまうのでは?」

「皆さんは海の水が魔法などを使わず普段から空の方に大量に流れていくのを見たことがありますか?」

「いえ、ありませんね…」

「そうですね…重力というものは知っていますか?」

「重力…ですか?」

「えぇ…例えば…」

近くにあった食べ終わった木製の皿を手から落とす。

「これです」

みんなの頭にクエッションマークが見えるよ…。説明するのって大変だな…。

「皿は手から離しただけでなにもしていないのに地面に落ちますよね?」

「当たり前じゃないですか…」

「これが重力です」

「…よくわかりません」

「そうですねぇ…皆さんはなぜ地面に足がついているのでしょう…?」

「なにを?」

「私たちが例えばここに立っていたとしましょう」

そう言って俺は光の当たっている中心…つまり光の当たっている側面の中心を指す。

「なぜ私達は下の方に落ちていかないのですか?」

「それは…」

「つまり…そうですね…体で覚えた方が早いかも知れません」

「は?」

「重力というものを肌で感じてみたい人はいますか?もちろん手加減はします」

「では、儂が」

「こちらへどうぞ…辛くなったら教えてください…最初は2倍から増やしていきますので」

重力グラビティ

「むぅ!これは…なるほど…体が重いな…」

「重力が2倍ということは体重などが2倍になったのと同じだと考えてもらった方が早いかも知れません3倍いってみますか?」

「いや、やめておこう…重力とは恐ろしいものなのだな…」

グラビティを解く。

「今受けてる重力を10倍にしてしまうと人は体の下の方に血液が集まり死ぬと言われています…」

「なるほど…しかし、重力というものは肌で感じるとわかるものだな…先程の重力が2倍の時は軽く飛ぼうと思っても飛べなかった…」

「すまないが…私にも重力を体験させてほしい!」

モトン先生がそんなことを言い出したので結局全員が重力2倍を体験した。

「なるほど…つまり私達はこのようなものを日常的にうけているということなのですな!」

「そうですね…それは人もモノももちろん海だって同じです…なので地面が球体だとしても下に水が流れることはありません」

「納得できました!…ありがとうございます!」

「私もです!知らない知識をいただきました!」

「ジンさんは…すごいですね…」

「僕は当たり前のことだからと考えもしなかったよ」

「儂も知らなかった…小さい時からこれが当たり前だと思っていたからなのか全く疑問を持ったことがなかった…」

「いえ、私の説明は完璧ではないかも知れませんし、もしかしたら違うかもしれません…なのでこれは皆さんの胸の内に1つの考えとして持っていてください…それでは…寝ますか?」

「そうですね!寝ましょう!」

重力の事は地球と同じ考えでもいいのだろうか…説明はちゃんとあっていただろうか…そんなことを考えながらダンジョンの中で寝ることになった。
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