ゲームの世界に転移したおっさん…でも3000年後の世界でした。

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学園祭の打ち合わせ

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「学園長はまた戦争に行かれるのですか?」

「行くことになるだろうな…一応一時的な休みをもらっただけだしな。今日はカルファフィスくんを連れて飲みにでも行こうかとは思ってるが…それがどうかしたのか?」

「…いえ、学園祭の件はどうしようかと思っていたんですけど大変そうなのでまた今度でも大丈夫です」

「では、今聞こう。その様子だと大体まとまっているのだろう?」

「まとまっていない所もあるのですが…食べ物を出品する店舗に火魔法が使えないものがいたらどうしたらいいかと思いまして…」

「そこら辺も考えてメニューを作ってくれると嬉しいが…どうしてもという場合には私が精霊を召喚するか魔道具を貸すか検討しよう」

「ありがとうございます。次に食材以外の管理場所についてですが…」

「各店舗に一室空き部屋を貸し出すのでそこを使うように…しかし、食材は管理しないのか?当日買うとなると市場が混乱しないか?」

「あ…失念してました。うーん、どうしましょう。食材は長期保存が出来ませんし…」

…あ、そう言えばこの世界来てから冷蔵庫を見た事がなかったなぁ…氷魔法とかあるし、簡単なやつなら教えてもいいかな?

「長期保存する方法はある。それは雪室ゆきむろだ」

「ユキムロ?…ですか?」

「雪などで小さな山を作りその雪を貯蔵庫として活用するやり方だ」

「ですが、ここでは雪は冬にしか…今は夏ですし」

「うむ、そこは代用するのだ。雪室は雪の冷たさを利用して長期保存を可能にしている。ということは…だ。冷たく保存できる方法があれば長期保存が可能になるんじゃないか?」

「…なるほど、氷魔法を使うんですね?」

「そうだな、まぁ、他にも方法はある…ドワーフに氷属性の魔石を渡して付与エンチャントしてもらうとかな。それと、先程聞かれた質問に火の魔法が使えない学生という質問があったが…そのものは魔法が少なからず使えるのだろう?」

「はい」

アイテムボックスから銅で出来た板を取り出す。

「では、魔力操作はわかると思うので魔道具は使えるはずだ。ここに銅製の板がある。この銅板の片面に火属性の魔石を使い付与エンチャントをする。」

形は日本にあるコンロ等と同じように丸く作っておいた。

「そして上にヤカンを置き水を入れる」

ヤカンに水を入れて蓋をする。

「魔道具に魔力を流すと火の魔法が使えるということだ。あまり強い魔石を使わなければ今のような火の出ないただ温めるだけの魔道具を作ることが出来る。これと同じように氷属性の魔石を使い今と同じことをすればこの銅板は周りに冷気を発するくらい冷たくなるだろう」

「なるほど、ですが氷の魔石は希少で手に入りにくいのですが…」

「ん?…スノーマンは絶滅したのか?あいつらは雪国のモフーリアと呼ばれるくらい繁殖率が高かったはずなんだがな」

「スノーマンは雪国では繁栄の証とされています。無闇に倒すのは禁止されていて、唯一狩ることが可能な時期は繁殖期…繁殖期は冬なので夏になると氷属性の魔石は値上がりします。なので、氷属性の魔石を入手するのは困難だと思います」

「そうか、なら私の持っている氷魔石を分解するか…」

「魔石の分解は成功しませんよ?…いえ、正確に言うのなら成功した事例がありません」

「それは魔石を砕いたりしたのか?」

「はい…粉々にした魔石は機能を失います。言い伝えによると魔石を砕くとその中に入っている魔力が空気中に出ていってしまうとの事です」

「確かにその通りだ。3000年前の魔法使いはMPポーションがなくなった時には大きめの魔石を地面に叩きつけ一時的な魔力を持続的に回復出来る場所を作っていた。小さな魔石を作る方法は大きな魔石に入っている魔力を小さな魔石一つ一つに均等に分けなければならない。人間には難しい作業なのでそれを自動的におこなってくれる魔道具を私は持っている。これがあれば作れるだろう?」

「これは凄いですよ!これがあれば今まで使えなかった大きな魔石の使い道ができます!」

「大きな魔石に使い道がなかったのか?」

「扱うことができないですからね…相当腕のいいドワーフか理由は分からなかったのですがエルフが買ってくれるくらいでした。今思うと先ほど学園長が言われた持続的な回復場所を作っていたのだと思います」

「あの~…話に入ってもいいです?」

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私事ですが誕生日なので更新してみようかな~なんて思ってみたり…
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