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マサヤ、子爵を辞める!
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「…は?…すまない。もう一度言ってくれるか?」
「我々は国の長…国王なのです。」
「聞き間違いではないようだ…。」
「我は竜人や龍人をまとめる龍王です。」
「私はエルフとか精霊をまとめる精霊王。」
「私は海洋国家アバンダンスの国王として頑張っております。」
「ウラノスが龍王で…アイリスが精霊王…ニュクスが国王…?私は…子爵…か…お前達、私と契約解除するか?なんか釣り合わないような気がしてきた…。」
「な、なんと!?まさか!冗談でもそのようなことは言わないでいただきたい!」
「そうよ!私達はずっと主様のことを待っていたんだから!」
「その通りです!そのようなこと気にしなくて良いのです!」
「…そもそもまず主様を子爵だなんて無礼にもほどがありますわ。」
「確かに…では、海洋国家の王としてこの国へ戦争を申し込みましょうか…。」
「我ら龍族も参加しよう。」
「私達精霊族もよろしく。」
「まてまてまて…。なんで戦争なんだよ。」
「「「「「主様を侮辱した奴等には鉄槌を!」」」」」
「わかった!ならこうしよう…。私は子爵を辞める!爵位を返して平民に戻る!これなら戦争はやめるよな?」
「…それが主様の望みであるなら…。」
「…主様が戦争反対派なら私は降りるわ。」
「この際ですから主様には3つの国で大公の地位を与えるというのはどうでしょうか?」
「ニュクス!その案乗った!」
「いい考え!ナイス!」
「では、そういう事で!主様は紋章を持っておりますか?」
「…ん?あぁ、話についていけてはいないが一応あるぞ?ほら、全員の特徴が入っているだろう?」
「おぉ、これは…。」
「私達の特徴が全部入ってる!」
「…感激です…この紋章があるならばすぐにでも発表できるでしょう…。」
「えっと…とりあえず私は爵位を返してきた方がいいのだな?」
「はい!よろしくお願いします!」
「…明日でいいか?…今もう夜だし。」
「…明日…朝行きましょう!」
「あぁ、わかった…って行きましょうって言ったか?ついてくるの?」
「当たり前じゃないですか!主様を侮辱した王には地べたを舐めながら謝ってもらいます!」
「…ダメ!絶対についてくるな!」
「…何故ですか。」
「地べたを舐めながら謝ってください!って言ったら絶対戦争になるから!」
「…。」
「とにかく、私1人で行くから。いいね?」
「…了解しました。」
とりあえず戻ってもらって一夜を明かし…再び王城へ。
「…どうしたのだ?昨日も今日も王城に来るとは…王城で働きたいのなら考えるぞ?」
「いえ、今日は爵位を返しに来ました。」
「…そうか………えっ!?はっ!?どういうことだ!?…いや、まて…誰かから何か言われたのか?…それなら私がガツンといってやるぞ!」
「…言えることなら言ってほしいのですが…。」
「…どういうことだ?」
「…海洋国家アバンダンス…龍の国…精霊の都…この3ヶ国の王に…。」
「…まて、話がよめない…。その3ヶ国…いや、3大国はもちろん私も知っている。北にあるアバンダンスには輸入の面でほとんどの国がすごく世話になってるし、大陸の真ん中にある精霊の都については全ての国と不可侵条約を結んでいて魔法関係において人間の何百年も先の魔法を使っていると聞く。龍の国については国として直接的な関係はほとんど無いが武人が大変多く武力において右に出る国はないと聞く。そのような国と…いや、その国の王とどのような関係が?」
「まぁ、すぐにわかりますよ。それよりも爵位を返すことを認めてくれますか?…というか認めてくれないとこの国…大変なことになりますよ…。」
「私を脅しているのか?」
「まさか!…私はこの国が焦土となるのを止めたのですよ?3ヶ国による一斉攻撃なんて考えたくもないでしょう?」
「…マサヤ子爵…いや、マサヤ殿の爵位の返却を認める。」
「ありがとうございます。」
「我々は国の長…国王なのです。」
「聞き間違いではないようだ…。」
「我は竜人や龍人をまとめる龍王です。」
「私はエルフとか精霊をまとめる精霊王。」
「私は海洋国家アバンダンスの国王として頑張っております。」
「ウラノスが龍王で…アイリスが精霊王…ニュクスが国王…?私は…子爵…か…お前達、私と契約解除するか?なんか釣り合わないような気がしてきた…。」
「な、なんと!?まさか!冗談でもそのようなことは言わないでいただきたい!」
「そうよ!私達はずっと主様のことを待っていたんだから!」
「その通りです!そのようなこと気にしなくて良いのです!」
「…そもそもまず主様を子爵だなんて無礼にもほどがありますわ。」
「確かに…では、海洋国家の王としてこの国へ戦争を申し込みましょうか…。」
「我ら龍族も参加しよう。」
「私達精霊族もよろしく。」
「まてまてまて…。なんで戦争なんだよ。」
「「「「「主様を侮辱した奴等には鉄槌を!」」」」」
「わかった!ならこうしよう…。私は子爵を辞める!爵位を返して平民に戻る!これなら戦争はやめるよな?」
「…それが主様の望みであるなら…。」
「…主様が戦争反対派なら私は降りるわ。」
「この際ですから主様には3つの国で大公の地位を与えるというのはどうでしょうか?」
「ニュクス!その案乗った!」
「いい考え!ナイス!」
「では、そういう事で!主様は紋章を持っておりますか?」
「…ん?あぁ、話についていけてはいないが一応あるぞ?ほら、全員の特徴が入っているだろう?」
「おぉ、これは…。」
「私達の特徴が全部入ってる!」
「…感激です…この紋章があるならばすぐにでも発表できるでしょう…。」
「えっと…とりあえず私は爵位を返してきた方がいいのだな?」
「はい!よろしくお願いします!」
「…明日でいいか?…今もう夜だし。」
「…明日…朝行きましょう!」
「あぁ、わかった…って行きましょうって言ったか?ついてくるの?」
「当たり前じゃないですか!主様を侮辱した王には地べたを舐めながら謝ってもらいます!」
「…ダメ!絶対についてくるな!」
「…何故ですか。」
「地べたを舐めながら謝ってください!って言ったら絶対戦争になるから!」
「…。」
「とにかく、私1人で行くから。いいね?」
「…了解しました。」
とりあえず戻ってもらって一夜を明かし…再び王城へ。
「…どうしたのだ?昨日も今日も王城に来るとは…王城で働きたいのなら考えるぞ?」
「いえ、今日は爵位を返しに来ました。」
「…そうか………えっ!?はっ!?どういうことだ!?…いや、まて…誰かから何か言われたのか?…それなら私がガツンといってやるぞ!」
「…言えることなら言ってほしいのですが…。」
「…どういうことだ?」
「…海洋国家アバンダンス…龍の国…精霊の都…この3ヶ国の王に…。」
「…まて、話がよめない…。その3ヶ国…いや、3大国はもちろん私も知っている。北にあるアバンダンスには輸入の面でほとんどの国がすごく世話になってるし、大陸の真ん中にある精霊の都については全ての国と不可侵条約を結んでいて魔法関係において人間の何百年も先の魔法を使っていると聞く。龍の国については国として直接的な関係はほとんど無いが武人が大変多く武力において右に出る国はないと聞く。そのような国と…いや、その国の王とどのような関係が?」
「まぁ、すぐにわかりますよ。それよりも爵位を返すことを認めてくれますか?…というか認めてくれないとこの国…大変なことになりますよ…。」
「私を脅しているのか?」
「まさか!…私はこの国が焦土となるのを止めたのですよ?3ヶ国による一斉攻撃なんて考えたくもないでしょう?」
「…マサヤ子爵…いや、マサヤ殿の爵位の返却を認める。」
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