ゲームの世界に転移したおっさん…でも3000年後の世界でした。

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マサヤ、アバンダンスを満喫

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「マサヤ閣下の案内役につきました!イウリア大尉であります!よろしくお願い致します!」

「…よろしく。…さて、まず市場を案内してもらえるか?」

「市場…ですか?」

「なんだ?ダメか?オススメがあるなら先にそっちでもいいよ?」

「いえ、滅相もないことでございます!こちらです!」

「あぁ、ありがとう。」

大通りを歩いていくと脇道に賑わっている場所が見えてきた。

「ほぅ…賑わっていますね。」

「はい!毎日海外から来られる仕入れ商人等がここで競りを行っております!」

「へぇ…。なかなかいいものばかりを取り揃えているようだね?」

「もちろんです!生の海鮮物は即日に売り切ります!余った場合は干物などにするか、国が買い取り兵の食料となります!」

「声が大きい。商売の邪魔になりそうだから声量を下げてください。」

「ハッ!申し訳ありません!」

…ここでまた言ったら繰り返しだ。イウリアさんが声を小さくしてくれることを願おう。

「食事をするところはないかい?朝から何も食べていないんだ…。」

「あ、えっと…閣下の口に合うかは分かりかねますが…民が食べる食事処として有名な場所があります。」

「ほぅ…楽しみですね。どこですか?」

「こちらです。」

「…すぐ右にあったのか。よし、入ろう!」

「は、はい!」

「イウリアさんは食事はとった?」

「いえ、まだとっておりません。」

「そうか…。」

「憲兵様ですかぃ?いつもお疲れさんです。」

「あ、どうも。」

「今日はお父様と一緒にご来店ですか?」

「い、いえ!お父様だなんて恐れ多い!」

「あはは…ただの知り合いですよ。こちらは大変美味しい料理を出してくれるとイウリアさんからお聞きしましてね?」

「そうですか!お父ちゃん!こん人あんたの飯が食いたくてここに来たってさぁ!」

「………よっ…と!悪いな兄ちゃん待たせたか?なにが食いたい?」

「…そうですね。何かおすすめはありますか?」

「ん?そうだな…ここでしか食えないものがあるぞ?」

「それで!2人分よろしく!」

「わかった!任せとけ!」

「ほら!できたぞ!」

「はやっ!…ってこれは寿司ですか?」

「…なんだ、知ってたのか~…海外にはないはずなんだけどな…。」

「いえ、いただきます。」

「これをつけな。」

「これは…塩ですか?」

「それ以外つけるもんはねぇだろ?」

「…え?これは?」

「なんだこれ?」

「舐めてみてください。」

「…かぁー!しょっぺぇな!」

「これを寿司にちょんちょんってつけて食べると美味しいですよ?」

「兄ちゃんこれ少し貰っていいか?」

「どうぞ、美味しいものは共有しないとね?」

「ありがとよ!」

バタバタと厨房に戻り客席に戻ってくる。慌ただしい人だ。包丁握ったまま来ちゃってるよ。

「兄ちゃん!これどこで買えるんだ!?どこに売ってる!?」

「それ以上近づくなら切ります!離れてください!」

「まてまて!…待てと言ってるだろう!イウリア大尉!」

「ハ、ハッ!申し訳ありません!」

…おいおい、いきなり近づいただけで剣を抜くなよ。

「…失礼しました。これはクルスト王国の王都の冒険者ギルドの近くにある雑貨屋で見つけたものです。壺でも買っておりますが…買われますか?」

「…お、おぅ…もし良かったら頼むぜ。」

マジックバックからミソジルを取り出し、テーブルに並べる。

「この壺一つで45000s、瓶1本10000sで壺10、瓶5を購入しました。なのでこの金額で販売させていただきます。どちらを幾つ買われますか?」

「…そ、そうだな…。瓶を1本と壺二つお願いしたい。」

「10万sになります。貨幣になおすと金貨1枚か大銀貨10枚ですね。」

「わかった!母ちゃん!」

「わかってるよ!ほら!金貨!」

「これでいいか?」

「えぇ、お売りします。瓶1本サービスしておきます。」

「いいのか?」

「えぇ、買いすぎて困っておりましたので。」

「ありがとよ!」

「さて、食べましょう。」

「あ、そうだ兄ちゃん!兄ちゃんにはいいことを教えてもらったから二人とも今日の分はサービスさせてもらいますよ。」

「それは有難い。さ、イウリアさん。食べましょう。」

「は、はい…。」

「憲兵様も気にしなさんな。お父ちゃんが悪いんだよ。食いもんのことになると我を忘れるんだよ。あんた…悪かったね…私を罰してもいいから彼女は許してくれんかね?」

「気にしておりません。そんなことより、こちらの案内役が失礼なことを致しました。」

「いやいや、大丈夫だよ。」

「みなさんもお騒がせしました!…みなさんにこれと同じのを注文したらいくらになりますか?」

「そうですね…金貨1枚ってところでしょうかね?」

「では、先ほどの金貨をお返しして…みなさん!お騒がせしたお詫びに私たちが今食べているものと同じものを注文いたしました!ごゆっくりお楽しみください!」

「よっ!兄ちゃん男前!」

「兄ちゃん!酒もくれ~!」

「あんたこれから仕事でしょうが!」

「…さっ、食べますよ。」

「はい!」
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