ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第七章 王国剣術大会編

第271話 乱痴気ブルース

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 昼下がりの村を、つやつやしながら歩く。
 エレインの余韻に浸りながら。
 いやーえがった。
 エロかった。
 エロ眼鏡だった。
 ツンデレぶったデレデレとか大好物である。

「おっ、領主様でねか」

「領主様もやってくか?」

 そんな時、たむろした村人たちに出会った。
 いつも野球ばかりしているダメな大人たちである。
 5人ほどで道端に座り込んで何やら飲んでいる。

「お前らこんなとこで何やってんだよ?」

 まさか乱痴気騒ぎをしていたのだろうか。
 この村に住む条件として乱痴気騒ぎは禁止って言ったのに。
 DQNは殺すしか……。

「こないだ仕込んだエールが出来たんだべ」

「エール?」

 俺の内心の殺意を気にせず、村人の一人が木のコップを渡してくる。
 その顔は妙に赤かった。
 木のコップからは懐かしい匂いがした。
 一口含むと、広がる苦味。
 わずかに感じるアルコール。
 コレは……。

「ビールだ!」

 ビールよりも匂いがきついかもしれない。
 でも良く似ている。

「うまいべ?」

「領主様もいける口だべなー!」

 野球バカたちはゲラゲラと笑っている。
 みんな片手に木のコップを持っていた。
 全員出来上がっているらしい。
 昼間っから、野球をして酒盛りをするとかダメな大人の典型みたいな奴らだった。
 ザ・乱痴気騒ぎなので完全にギルティではあるのだが。

「これお前らが作ったのかよ。すげえな」

 素直に感心していた。

「バッカスは酒が好きすぎて、自分で作っちゃったんだべ」

「時間だけはあるからよ? ワインも仕込んでみただ。出来るのが楽しみだべなー」

 もう名前からして手遅れな感じの一際赤い顔をした男は、そう言ってガハハと笑っていた。
 ダメな大人ではあるが、酒を自作しちゃうのはすごい。
 それって犯罪なんじゃ……という気もしたが、すごい。

「まあ、領主様も座るべ!」

「つまみもあるべよ」

「お、おう」

 言われるがまま、道端に腰を下ろす。
 炒ったピーナッツをかじりながらビールもどきを飲んで、思った。
 すんなりダメ人間どもの仲間入りをしてしまった。
 こんな事をしていていいんだろうか、と漠然とした不安に襲われる。
 俺には、女を抱くという崇高な使命があるというのに。

「ケイトさんがよ? 村の特産品として売り出してくれるって言ってたから、どんどん酒を仕込むんだべ」

 脳裏にコンビニの綺麗なお姉さんの顔が浮かぶ。
 あの人は、なんでも売ろうとする。
 商魂たくましい。
 ちびちびとビールもどきを飲みながら思った。
 どうせなら冷えてたほうが旨いな、と。

「そりゃそうだけどよ?」

「最近暑いから、冷えるわけねえべ」

「そろそろ春も終わりだべなー」

 そんな感じで、村人たちはぬるいビールを許容していたが、魔法で冷やせばいい気がした。
 俺は出来ないが氷を出す魔法を見たことがある。

「ちょっと便利なやつを連れてくるわ」



 そして、連れてきたのは愛しの嫁。

「……手、握っちゃった。だんなしゃま……しゅき……」

 相変わらず目をハートマークにしたセレナだった。
 俺に手を引かれて、ふらふらと付いてくる。

「お、セレナ様だべ」

「相変わらず美人だべなー」

 セレナを見て、酔っぱらい達が盛り上がっていた。
 俺の女だぞと言いたい。

「セレナ。悪いんだけどさ、魔法でこのビール冷やしてくんない?」

「ええ!?」

「……私が数百年かけて研鑽した魔術をなんだと」

 セレナの目からハートマークがしゅんと消えて、なんかブツブツ言い始めた。
 おお。
 いつものセレナだ。
 治ったんだろうか。
 好感度は下がった気がするが。

「まったくもう。仕方ないわね!」

 ぶつぶつ言いつつも、セレナはビールもどきの入ったコップをビシッと凍らせてくれた。
 なんだかんだでお願いを聞いてくれるセレナ。
 いい女である。
 セレナの氷魔法って水魔法の上級版なんだろうか。
 俺もそろそろ覚えたい。

「す、すげえ! エールがキンキンに冷えてるべ!」

「うめえええ! 冷えたエールうまいべ!」

「ヤキュの後に飲んだら格別だべなー!」

 冷えたビールもどきはダメ人間たちに大好評だった。
 俺もごくごくしてみたが、冷えたビールはたしかに美味かった。
 ビールはこうでなくてはいけない。

「ありがとうな。さすがセレナだ」

 そう言って褒めてみると。

「なによもう……もう……えへへ」

 まんざらでもなさそうに満面の笑みを浮かべている。
 可愛かったので抱き寄せようとしたら、その目どんどんハートマークに歪んでいった。

「だんにゃしゃまー!!」

 飛びつくように抱きついてくる。
 もにゅっと爆乳が俺の胸に押し付けらっるのがたまらない。
 のだが。

「しゅきー!! だいしゅきー!!」

 一瞬で元に戻ってしまった後悔は深い。
 その時、ふと思いついた。

「さっきお前、ワインも仕込んだとか言ってたよな?」

「んだべ。ミレイ様に育ててもらったブドウを仕込んだだ。飲めるのは来月だべかー」

 ワインの発酵に時間がかかるのは知っている。
 寝かせれば寝かせるほど高価になっていくのも知っている。
 しかし、うちの嫁にかかれば……!

「セレナってさ、時間魔法使えるだろ? あれでワインの醸造を早められないか?」

「ええ!?」

 無茶振りをしてみたら、セレナの目からハートマークがヒュンと消える。

「ちょ――? あなたね? いくらなんでも深淵魔法をお酒の発酵に使うなんて!? どんだけすごい魔法だと思ってんのよ、まったく! まったくもう!! ……そのワインどこにあんのよ。案内しなさいよ」

 ぶつぶつ言い始めたと思ったら、早くも腰を上げてくれた。
 腰が軽いにも程がある。

「さすがセレナは頼りになるなー」

「なんか私のことを都合よく扱っていないかしら? まったく……えへへ。頼りになるだって」

 顔がどんどん緩んでいくセレナ。
 バッカスとか言うダメ人間に連れられて、足取りも軽くついていく。
 ダメ元で言ってみたのだが、ワインの発酵を早めることも出来るらしい。
 セレナを連れて元の世界に戻ったら、ワイン投資で一財産築けるな。
 ワインが出来るのが楽しみだった。
 ビールもいいが、ワインのほうが好きだった。
 久しぶりに飲む酒は旨い。

「あんな綺麗な奥さんがいるなんて、領主様は幸せものだべなー」

「だろー?」

「本当に羨ましいべ! がはは!!」

「げはははは!」

 セレナのワインを待つ間、残された俺たちは普通に酒盛りをしていた。
 のどかな昼下がり。
 道端で飲む酒は旨かった。
 対して面白くない話題なのに、妙に笑えてきて。
 俺たちは酒を飲みながら、ゲラゲラと笑っていた。
 そんな時だった。

「こ、こらーーー!! なにをしているんだー!!」

 なんか笛をピーピー吹きながら、この世の雑魚さを一身に受けましたみたいな感じの少年が走ってきた。
 片手を振り上げ、顔を真赤にして必死なところが満場一致で雑魚っぽい。
 こいつなんて名前だっけかな。
 たしかピ、ピ?

「ピューッと吹くジャガ夫じゃないか。どうしたんだ?」

「って誰だよ!? ピートだよ!!」

 ピートは熟練の漫才師のように見事に訂正していた。
 だんだん板についてきた。
 もっと伸ばしてやりたい。

「こんな公共の場で酒盛りをしちゃいけません! ち、治安維持担当として見逃せません!」

 ピートが顔を真赤にしながら、妙な事を言っていた。
 はて。
 治安維持担当ってなんだ。

「お前が任命してくれたんだよ!?」

 1ミリも記憶になかった。
 こんな平和な村で、治安維持する必要なくない??
 たまに姉吸血鬼が暴れるくらいである。

「と、とにかく! 今すぐ解散しなさいー!!」

 必死なピートがそんな事を叫んでいた。

「チッ……うるさいガキだべ」

「最近調子に乗ってるべな」

 ダメ人間たちは、ピートに反抗的だった。
 楽しく酒を飲んでただけだもんな。
 解散しなきゃいけない意味がわからん。
 そんなわけで、この村の領主たる俺が取るべき立場は。

「はあ!? 寝言はチン毛が生えてから言えや」

「え、えええ!?」

 当然のごとくダメ人間たちの側だった。
 とりあえずその辺の木をガシッと蹴飛ばしながら、ピートにガンをつける。

「そうだべ、そうだべ」

「領主様、今いいこと言ったべな」

「えええええ!?」

 いい大人達で寄ってたかって雑魚に反抗してみた。
 ピートはあわあわしていた。

「い、言うことを聞かないと、エレインさんに言いつけるからな……!」

 雑魚は雑魚さが極まったことを言っていた。
 チクるとか。
 しかし。

「……それはヤバいべ」

「……エレインさんに怒られるのは嫌だべ」

 ダメ人間たちには、効果てきめんだった。
 美女に怒られるとか、むしろご褒美だろうに。
 エレインの説教セックスはめちゃくちゃエロいんだぞと言いたい。
 しかし、ピートのくせに生意気なことをする。
 少し懲らしめてやらねば。

「おい」

 そんなわけでダメ人間たちに低く声をかけてみた。

「……フルチンにしてやれ」

「わかったべ」「んだ」

「えええええええ!?」

 俺の号令のもと、ダメ人間達が素早く動いた。
 あっという間にピートを取り囲んで、身動きを取れなくする。
 心を折って、エレインへのチクりを抑止するのだ。

「やーめーろーよー! やーめーろーよー!」

 抵抗するピートは、なんというか上手かった。
 堂に入ったやられっぷりというか。
 ピートにはやられ役の才能がある。
 じたばたしながら、服を剥ぎ取られていくピート。
 分厚い皮に守られたピートのキャンディチーズみたいなチンコがピコンと出た時だった。

「何をしているんですか!?」

 背筋がビクッとなるような大声だった。
 現れたのは我が村のジャスティス眼鏡。
 ついさっきまではエロ眼鏡。
 2つの顔をもつツンデレイン。
 エレインだった。

「一体、何をしているんですか?」

 打って変わって、落ち着いた声で眼鏡をキラリとさせるエレイン。
 その迫力に、その場の全員が正座していた。
 これが威厳か。
 25歳のエレインに30過ぎのおっさんたちが正座している図は、不気味だった。

「わああああ! エレインさん!」

 股をぴこんぴこんと揺らしながら、ピートがエレインに泣きつく。
 俺の女に触れたら殺す、と思ったが、さすが童貞、エレインには一切触れずに泣きついていた。
 器用だった。
 とはいえ、ピートにチクられるのはまずい。

「……なんかピートくんが、ぼくのおちんちん見てくれって言ってきて」

「んだんだ」「急に脱ぎだしただ」

「えええええ!?」

 とりあえず嘘をつくと、ダメ人間達が一瞬で乗っかってきた。

「……ピートくん?」

「ちちちちち違います! お、俺は……ちちちちがうんです! ぜ、ぜんぜんそんな事なくて!!」

 器の小さい男。ピート。
 真実を言っているのに、キョドりまくったせいで、あたかもピートが嘘を付いているようだった。
 はあ、とエレインがため息をつく。
 眼鏡をくいっとさせながら、エレインは見た。
 ピートのちょびっつを。

「ピ、ピートくん? なんですかソレ? 何かの病気じゃ……!? 閣下の10分の1くらいしかないわ……」

「ぐはあああっ!」

 美人に批評されたピートは、胸を抑えてうずくまった。
 ちんこの批評はしてはいけない。
 それはこの世の摂理なのに。
 というかですよ。
 今のエレインの発言には、聞き流せない部分があった。

「おい、エレイン。ピートが俺の10分の1? 20分の1だろうが!? さっき見たばっかなのにもう忘れたのか?」

「え、ええ!? か、閣下!! さっき見たとか! も、もー!!」

 エレインは顔を真赤にして照れていた。
 かわいい。

「ちょ――!? 私がいない間に他の女の子と何してんのよ!? 今は私を構いなさいよー!!」

 そんな時、ワイン樽を抱えたセレナもやってきた。
 面倒くさいことを言っていたが、かわいい。
 せっかくである。
 セレナとエレインと一緒にワインを飲もう。
 美女と酒盛りとか、いくら払えばいいんですか? というレベルである。
 アガる。

 そんな時だった。
 先程、胸を抑えてうずくまっていた少年は、むくりと起き上がった。
 ぐすっと鼻を鳴らして一言。

「公私混同だああああああああ!!!」

 そのまま駆けていった。
 なんていうか。
 あいつ捨て台詞うまいな。
 ピートには捨て台詞の才能があった。
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