モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜(修正中)

お寿司食べたい

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第1章:知らないことだらけのこの世界

第7話:俺の両親のステータス

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   俺は今馬車に乗っている。産まれて初めてーー前世も含むーー馬車に乗ったが、感慨‥‥‥というものを覚えることはなかった。
   寧ろ、馬車が揺れるたびにお尻を痛めるからさっさと降りたかった。

   あまりにもお尻が痛いストレスが溜まっていく一方だ。ここは何かしら楽しいことを考えて気を鎮めよう。

   そうだな~‥‥‥俺のステータスについて考えよう。一体どんなステータスになるのだろう。俺は体を動かすのが得意じゃないからやっぱり『魔法使い』タイプかな‥‥‥。となると、MPが多い方がいいな。あ、MPというのは『魔法』を使うために消費する『魔力』のことらしい。まあ、消費するエネルギーとでも思えばいい。

   そうそう、昨日ローズ先生に教えてもらったが俺の両親のステータスが凄かった。何と言うか‥‥‥それぞれの方面のといった感じだ。

   そして、これが父さんのステータスだ。

ーーーーー
名前:ガルド・フォン・ラートリア
種族:人間
性別:男
年齢:25歳

Lv:30
職業:剣士   ラートリア公爵家当主

HP:950/950
MP:630/630
ーーーーー

  攻撃力や防御力といった能力値とスキルーー能力や技能のことーー、称号は教えてもらえなかった。疑問に思ってローズ先生に聞くと、先生も父さんや母さんのステータスについては知らないらしい。
   なんで知らないかというと、教えてもらってないらしい。そして、こうとも言われた。

「ステータスというのもは殆どの情報が載っている代物です。載っていない情報といえば経歴くらいです。では、ここで質問です。例えば、昨日、自分のステータスを全て教えましたとしましょう。そして、今日高価なアイテムを手に入れたことも教えました。宿に戻る途中、襲われました。さて、その襲われた人は勝てると思いますか?」

   俺は勝てるかどうか考え答えた。

「多分、勝てないと思います」

「正解です。勿論勝つことは出来ません。何故なら、自分の手の内を全て相手が知っているためいくらでも対策ができるからです」

   俺はこの話を聞いてなるほどと思った。つまり、ステータスは個人情報みたいなものとローズ先生は言いたかったのかもしれない。この世界に『個人情報』なんて単語、ましてや概念が存在しないと思うから言い表せないのだろう。

   次に母さんのステータスはこれだ。

ーーーーー
名前:シャル・フォン・ラートリア
種族:人間
性別:女
年齢:■■■

Lv:28
職業:魔法使い   ラートリア公爵家夫人

HP:210/210
MP:1300/1300
ーーーーー

   母さんはHPが低い代わりにMPが高い。ちなみに、年齢の欄が隠れているがそれを聞いたりはしない。理由は‥‥‥分かるよな?

   教えてもらう順序が違ったが一応、基準として成人男性のステータスの平均も教えてもらった。

ーーーーー
名前:
種族:人間
性別:男
年齢:15歳

 Lv:
職業:

HP:100/100
MP:20/20
ーーーーー

   これを見るといかに俺の両親が優れているか分かる‥‥‥。

—————
女性に年齢を聞いてはいけない…その事をよく理解して分かっているね。
—————
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