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第1章:のんびり気ままなスローライフ!!
第21話:やっちゃった☆
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ーーーーー
【香魚】
HP:0/3190
ーーーーー
この鑑定結果から香魚が死んだことがわかった。
あと、変なテンションになっていたのもあるけど「俺を飲み込んだことを後悔しろ」とか言っちゃったよ‥‥‥恥ずかしすぎて死にたい。
でも死ぬ勇気はないから誰か殺してくれ‥‥‥。
暫くの間、寝転び回転しながら一人で悶絶していたが‥‥‥『俺一人しか聞いてないから気にしないでおこう』とポジティブに考えることにした。黒歴史確定という事実はひっくり返らないが‥‥‥。
さて、気を取り直してこの香魚の体内から脱出するか。俺は爪で体内の壁を切っていった。
単調な作業だったが、初めての経験ということもあり意外と楽しかった。具体的には己で他者の肉を切る感覚が。
それにしても壁、分厚いな。さっきから切ったものを【アイテムボックス】を入れているけど‥‥‥もう入らないみたいだ。
ーーーーー
※ERROR。【アイテムボックスLv:1】はこれ以上モノが入りません。【アイテムボックス】内を整理して下さい。
ーーーーー
仕方ない、整理するか。とりあえず、要らないものを捨てよう。
ーーーーー
【エリル草】×43
【グル木の欠片】×15
【シリル】×19
【光石】×51
ーー
ーーーーー
えーと、【グル木の欠片】は全部要らないな。【光石】はーー45個捨てよう。1個は常備して、残りの5個は住処に置いておこう。
そういえば‥‥‥整理の前に今まで切ったものを【鑑定】してみよう。
ーーーーー
【香魚のえら】
えら。
ーーーーー
えらかぁ~えら、ね‥‥‥。人間に例えたら俺は体内に入って肺を傷つけたことになるのか‥‥‥怖ッッッ!!
想像を絶する痛みだっただろうなぁ~人を喰ったから自業自得だけど。
とりあえずこのえら、どうしよう‥‥‥食べられるとは思えないから捨てるか。となると‥‥‥今【アイテムボックス】から出したものを収納しないといけないのか‥‥‥めんどいなぁ~。
収納を終えた俺はまた黙々と作業を始めた。喋っていないだけで色々考えていたが。暫く掘っていると、えらとはまた違った人肌のような色をしたものが現れた。また試しに【鑑定】をしてみた。
ーーーーー
【香魚の身】
身。
ーーーーー
相変わらず、【鑑定】さんは仕事しないけどえら→身になったって事は‥‥‥外が近いということだ!もう少し頑張ろう。
脱出の目処が立った俺はさらに張り切って掘りまくった。やがて、えらや身を切るのとは違う感触を覚えた。
「ここから出たら外だな。でも‥‥‥硬い。いままでのえらや身のようには切れない。どうしよう‥‥‥」
俺はどうすればいいか考え、とりあえず攻撃することにした。
「まずは魔法だな。『火球』だと威力弱いから‥‥‥『大火球』でいいか」
「形なき大火よ、我が障害を打ち倒せ、『大火球』!!」
至近距離からの攻撃だ。きっと、破れるだろう。しかし、その考えに反して壁は傷ついた様子もなければ焦げた様子もない。
「もう少し威力が高い魔法を使うか。何がいいかな~。よし、この『火刃』にしよう!!」
この魔法について考える瞬間は楽しい。でも早く脱出しなければいけないな。
「えーと、詠唱はーー形なき火よ、その身を刃へと変え、我が障害を切り裂け、『火刃』!!」
俺が詠唱を終えると赤いブーメラン状の物が現れた。『刃』なんて言うからてっきり、刃物が出ると思っていたけど‥‥‥こんな物で切り裂けるのか?
まあ、物は試しだ。やってみるか。
俺は『火刃』もどきを壁にぶつけた。すると、ジュゥゥゥゥというものが溶けるような音が聞こえた。魔法の効果が切れるまで待ってから壁を見るとブーメランの真ん中の部分で切られたかのような傷ができていた。
本当に切れた‥‥‥疑ってすみません。でも‥‥‥小さいな。もう少し威力が上の魔法を試すか。
「形なき大火よ、その身を大刃へと変え、我が障害を切り裂け、『大火刃!!!』」
今度は先ほどよりも二回りほど大きいブーメランが現れた。これくらいの大きさなら切れそうだな。
俺は大きなブーメランを先程、傷がついた部分に向けて放った。さっきよりもものが溶ける音が大きい。これは期待できそうだ!
ちょっとだけ待っていたら、光が差し込んできた。
「おっ、外だ」
しかし、まだ魔法の効果は消えない。よかったぁ~魔力を無駄に使わなくて済むな。
やがて、『大火刃』は壁を打ち破り、外に放たれた。外に放たれた『大火刃』は空高く飛んで往き木を一本、切り落として消えた。
おい‥‥‥おいおいおいおいッッッ!!なんてものを置き土産にしていくんだよ‥‥‥。
そうこうしているうちに火は木々に燃え移り木々を灰となして往く。そしてものの数秒で辺り一面、焦土と化した‥‥‥。
「やっちまった‥‥‥自然破壊」
—————
魔法の詠唱ってこんなものでいいんですかね‥‥‥もっと長くてカッコよくしたほうがいいのでは‥‥‥
—————
【香魚】
HP:0/3190
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この鑑定結果から香魚が死んだことがわかった。
あと、変なテンションになっていたのもあるけど「俺を飲み込んだことを後悔しろ」とか言っちゃったよ‥‥‥恥ずかしすぎて死にたい。
でも死ぬ勇気はないから誰か殺してくれ‥‥‥。
暫くの間、寝転び回転しながら一人で悶絶していたが‥‥‥『俺一人しか聞いてないから気にしないでおこう』とポジティブに考えることにした。黒歴史確定という事実はひっくり返らないが‥‥‥。
さて、気を取り直してこの香魚の体内から脱出するか。俺は爪で体内の壁を切っていった。
単調な作業だったが、初めての経験ということもあり意外と楽しかった。具体的には己で他者の肉を切る感覚が。
それにしても壁、分厚いな。さっきから切ったものを【アイテムボックス】を入れているけど‥‥‥もう入らないみたいだ。
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※ERROR。【アイテムボックスLv:1】はこれ以上モノが入りません。【アイテムボックス】内を整理して下さい。
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仕方ない、整理するか。とりあえず、要らないものを捨てよう。
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【エリル草】×43
【グル木の欠片】×15
【シリル】×19
【光石】×51
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えーと、【グル木の欠片】は全部要らないな。【光石】はーー45個捨てよう。1個は常備して、残りの5個は住処に置いておこう。
そういえば‥‥‥整理の前に今まで切ったものを【鑑定】してみよう。
ーーーーー
【香魚のえら】
えら。
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えらかぁ~えら、ね‥‥‥。人間に例えたら俺は体内に入って肺を傷つけたことになるのか‥‥‥怖ッッッ!!
想像を絶する痛みだっただろうなぁ~人を喰ったから自業自得だけど。
とりあえずこのえら、どうしよう‥‥‥食べられるとは思えないから捨てるか。となると‥‥‥今【アイテムボックス】から出したものを収納しないといけないのか‥‥‥めんどいなぁ~。
収納を終えた俺はまた黙々と作業を始めた。喋っていないだけで色々考えていたが。暫く掘っていると、えらとはまた違った人肌のような色をしたものが現れた。また試しに【鑑定】をしてみた。
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【香魚の身】
身。
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相変わらず、【鑑定】さんは仕事しないけどえら→身になったって事は‥‥‥外が近いということだ!もう少し頑張ろう。
脱出の目処が立った俺はさらに張り切って掘りまくった。やがて、えらや身を切るのとは違う感触を覚えた。
「ここから出たら外だな。でも‥‥‥硬い。いままでのえらや身のようには切れない。どうしよう‥‥‥」
俺はどうすればいいか考え、とりあえず攻撃することにした。
「まずは魔法だな。『火球』だと威力弱いから‥‥‥『大火球』でいいか」
「形なき大火よ、我が障害を打ち倒せ、『大火球』!!」
至近距離からの攻撃だ。きっと、破れるだろう。しかし、その考えに反して壁は傷ついた様子もなければ焦げた様子もない。
「もう少し威力が高い魔法を使うか。何がいいかな~。よし、この『火刃』にしよう!!」
この魔法について考える瞬間は楽しい。でも早く脱出しなければいけないな。
「えーと、詠唱はーー形なき火よ、その身を刃へと変え、我が障害を切り裂け、『火刃』!!」
俺が詠唱を終えると赤いブーメラン状の物が現れた。『刃』なんて言うからてっきり、刃物が出ると思っていたけど‥‥‥こんな物で切り裂けるのか?
まあ、物は試しだ。やってみるか。
俺は『火刃』もどきを壁にぶつけた。すると、ジュゥゥゥゥというものが溶けるような音が聞こえた。魔法の効果が切れるまで待ってから壁を見るとブーメランの真ん中の部分で切られたかのような傷ができていた。
本当に切れた‥‥‥疑ってすみません。でも‥‥‥小さいな。もう少し威力が上の魔法を試すか。
「形なき大火よ、その身を大刃へと変え、我が障害を切り裂け、『大火刃!!!』」
今度は先ほどよりも二回りほど大きいブーメランが現れた。これくらいの大きさなら切れそうだな。
俺は大きなブーメランを先程、傷がついた部分に向けて放った。さっきよりもものが溶ける音が大きい。これは期待できそうだ!
ちょっとだけ待っていたら、光が差し込んできた。
「おっ、外だ」
しかし、まだ魔法の効果は消えない。よかったぁ~魔力を無駄に使わなくて済むな。
やがて、『大火刃』は壁を打ち破り、外に放たれた。外に放たれた『大火刃』は空高く飛んで往き木を一本、切り落として消えた。
おい‥‥‥おいおいおいおいッッッ!!なんてものを置き土産にしていくんだよ‥‥‥。
そうこうしているうちに火は木々に燃え移り木々を灰となして往く。そしてものの数秒で辺り一面、焦土と化した‥‥‥。
「やっちまった‥‥‥自然破壊」
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魔法の詠唱ってこんなものでいいんですかね‥‥‥もっと長くてカッコよくしたほうがいいのでは‥‥‥
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