修正前の話の溜まり場

お寿司食べたい

文字の大きさ
31 / 89
モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜

31話:ドラゴンフルーツ

しおりを挟む
   俺は暫く、バークスと一緒に蜂蜜を食べているドラゴンを見ていた。‥‥‥暫く見ていたがものの数分で蜂蜜を全て食べきり更には瓶に付着している蜂蜜までもを舌を器用に使って舐め取っている。それすら終わったドラゴンはやっと俺たちの方に注意を向けた。

「‥‥‥ウチの坊ちゃんが勝手にお前の縄張りにあるものを抜こうとしてしまった。すまん、俺の責任だ」

   そう言ってバークスを頭を下げて謝った。

「よいよい。それよりも我の方こそ怒りに我を忘れてすまんかったのう。‥‥‥ここが我の縄張りであることを知らぬわっぱに怒り狂った方が恥ずかしいわい」

   しゃ‥‥‥喋った⁉︎   それと結構爺さんっぽい口調と声ーー声なのか?ーーだなぁ‥‥‥。
   ‥‥‥なんか、おじいちゃんを思い出すなぁ~。小さい頃によく遊んでもらったなぁ~‥‥‥元気かなぁ‥‥‥。

「おお~‥‥‥そうじゃ、詫びの印に我が育てた果実をやろう。我が言うのもなんだが美味いぞ。(密猟者共なら骨も残らぬように踏み潰して粉砕していたが‥‥‥わっぱはただの好奇心でハイヒーリング草を取ろうとしたようじゃ。悪意がないものは許さなくては‥‥‥逆に悪意があるものはーーじゃが‥‥‥)」

   そう言ってドラゴンは背中に生えているーー生えているの?1つの生態器官じゃない?ーー大きな木から1メートル級の果実を渡してきた。‥‥‥で、デカイ‥‥‥!!

「あぁ、すまぬ。大きすぎるようじゃな。少し待っておくれ」

   ドラゴンは自分のを使って果実を半分の半分ーーの半分にまでいった。だよ!!   刃物じゃないからね。‥‥‥ここでもドラゴンの強さを垣間見た。ドラゴンの爪は1メートル級の果実をいとも容易く切れる刃物というのが俺が抱いた印象だ。

「ほれ、これくらいなら食えるか?   バークスもどうじゃ?」
「あぁ、貰うぜ」

   ドラゴンが切り分けた果実をバークスは物怖じせずに受け取った。俺はビクビクしながら手のひらサイズになった果実を受け取った。

   果実の見た目は外は緑色、中は赤色と、毒物みたいだ。毒物を渡すとは思わないけど気になった俺は【鑑定】を発動させた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ドラゴンフルーツ】
果実竜フルーツドラゴンの背中になる果実。最低の品質でも大銀貨1枚の価値があり、最高の品質にもなると大金貨1枚の価値がある。

品質:最高
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   ドラゴンフルーツか‥‥‥。地球にいる時に食べたことあるけど味が薄いんだよなぁ~。でも、品質が最高ーー大金貨1枚の価値。パンが1万個買えるくらいの価値があるんだ、期待はしても大丈夫だろう。
   そして俺はドラゴンフルーツの実にかぶりついた。途端に襲いくる酸味の嵐。‥‥‥口の中が酸っぱい‥‥‥。それでも頑張って実を咀嚼していくと仄かに甘味を感じた。やがて、酸味が甘味で調和されていった。これは‥‥‥美味い!   最初は苦労するけど努力をすると最後には報われるような味。ーー食べるのに苦労するのも変な話だけどーー

「我が数百年に渡り育てて来た果実だ。美味いであろう?」
「うん!!   すっっっげぇぇぇーーー美味い!!」

   俺はビクビクと怯えていたのを忘れて感想を口にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第11回ファンタジー小説大賞に応募してます!
よければ投票お願いします!
応募に伴い、投稿頻度を上げて(1日も欠ける事なく投稿とかは無理です)毎日投稿します!(ですよ!)

裏話
フルーツドラゴンが育てているの何にしよう?
見た目を赤くする?←それはリンゴだし、面白くない。
裏返してドラゴンフルーツ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

『続・聖パラダイス病院』

菊池昭仁
現代文学
『聖パラダイス病院』の続編です。こんな病院なら入院生活も悪くはありません。

処理中です...