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ドラゴンでもチートなのに、竜神になってさらにチートに!
11話:無詠唱
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翌朝。
俺は目を覚まして、今日は何をしようかと考えていた。
狩り? スキルレベル上げ? 魔法?
散々迷った末に魔法の訓練をすることにした。
「我の魔力を媒体に、世界の理を書き換え、悲劇を生み出し、万物を燃やし尽くす、業火の炎を生み出し、世界を無と変えろ、フレイムボール!」
俺は、父さんとの魔法の訓練時に使った魔法を一通り発動させていた。‥‥‥うーん。もう少し早く発動させたりできないかな‥‥‥?
俺がそんなことを考えていたら、ふとしたときに閃いた。閃いたというより、実際は前世のファンタジー小説の内容を思い出しただけなんだけど‥‥‥
俺は思い出した内容に沿って、魔法を発動させようと、実験をした。
その内容は、自分の体内にある魔力を体外に出すように意識して、イメージだけで、魔法を発動させる事だ。
俺は体内にある魔力を意識した。意識したときに体内に、もわんとした霧のような、液体のようなものを感じた。
それを体外に出すようにイメージをして、火の球が発動するように思いながら、実験を繰り返した。
数十回、繰り返しても上手くいかなかったから、やり方を変えた。
火の球という漠然としたイメージではなくもっと、熱い、燃える、丸い形、などの具体的なイメージに変えた。
それからまた数十回実験を繰り返していた時、突然1セルくらいの小さな、小さな火の球が現れた。それと同時に、頭に声が響いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【無詠唱LV:1】を習得。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
‥‥‥おっ。スキルを手に入れた。やり方は合っていたんだ。
効果を見てみよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【無詠唱】
詠唱無しで魔法を発動できる。無詠唱で発動させた魔法は詠唱有りに比べて、威力が落ちる。詠唱有りに比べて、魔法の発動速度が速い。消費魔力量は変わらない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
‥‥‥なるほど。大体は想像通りだな。まとめると‥‥‥
メリット
・詠唱無しで魔法を発動可能。
・魔法の発動速度が速い。
デメリット
・詠唱有りと比べて威力が落ちる。
‥‥‥メリットが多いって、とてつもないスキルだな~‥‥‥
よっぽどの強敵でない限り、威力が落ちても問題ないから実質、デメリット無し‥‥‥
詠唱がないから、何の魔法が来るのかがわからないから、対応策をたてることも出来ない。
そんな使い方も出来るのかな?
その後、俺は【無詠唱】の訓練をしていた。お陰で、火の球のサイズが1セルから10セルまで大きくなった。
俺は目を覚まして、今日は何をしようかと考えていた。
狩り? スキルレベル上げ? 魔法?
散々迷った末に魔法の訓練をすることにした。
「我の魔力を媒体に、世界の理を書き換え、悲劇を生み出し、万物を燃やし尽くす、業火の炎を生み出し、世界を無と変えろ、フレイムボール!」
俺は、父さんとの魔法の訓練時に使った魔法を一通り発動させていた。‥‥‥うーん。もう少し早く発動させたりできないかな‥‥‥?
俺がそんなことを考えていたら、ふとしたときに閃いた。閃いたというより、実際は前世のファンタジー小説の内容を思い出しただけなんだけど‥‥‥
俺は思い出した内容に沿って、魔法を発動させようと、実験をした。
その内容は、自分の体内にある魔力を体外に出すように意識して、イメージだけで、魔法を発動させる事だ。
俺は体内にある魔力を意識した。意識したときに体内に、もわんとした霧のような、液体のようなものを感じた。
それを体外に出すようにイメージをして、火の球が発動するように思いながら、実験を繰り返した。
数十回、繰り返しても上手くいかなかったから、やり方を変えた。
火の球という漠然としたイメージではなくもっと、熱い、燃える、丸い形、などの具体的なイメージに変えた。
それからまた数十回実験を繰り返していた時、突然1セルくらいの小さな、小さな火の球が現れた。それと同時に、頭に声が響いた。
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【無詠唱LV:1】を習得。
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‥‥‥おっ。スキルを手に入れた。やり方は合っていたんだ。
効果を見てみよう。
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【無詠唱】
詠唱無しで魔法を発動できる。無詠唱で発動させた魔法は詠唱有りに比べて、威力が落ちる。詠唱有りに比べて、魔法の発動速度が速い。消費魔力量は変わらない。
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‥‥‥なるほど。大体は想像通りだな。まとめると‥‥‥
メリット
・詠唱無しで魔法を発動可能。
・魔法の発動速度が速い。
デメリット
・詠唱有りと比べて威力が落ちる。
‥‥‥メリットが多いって、とてつもないスキルだな~‥‥‥
よっぽどの強敵でない限り、威力が落ちても問題ないから実質、デメリット無し‥‥‥
詠唱がないから、何の魔法が来るのかがわからないから、対応策をたてることも出来ない。
そんな使い方も出来るのかな?
その後、俺は【無詠唱】の訓練をしていた。お陰で、火の球のサイズが1セルから10セルまで大きくなった。
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