Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。

石八

文字の大きさ
52 / 99

元Sランクの俺、グランニールへの道を進む

しおりを挟む





 広く、低い草しか生えない草原の真ん中を走る竜車は、現在 《グライドホーク》と呼ばれる鳥型のモンスターに襲われていた。

 数は一匹なのだが、その分大きさはそこら辺に生息している鳥とは違って巨大で、両翼を広げると全長2メートル以上あり、鋭いクチバシと爪で竜車の荷台部分に攻撃を仕掛けようとしていた。

「あんたたち、頼んだよ!」

「リルネスタ、俺が行く。クレアさんを頼むぞ」

「うんっ!」

 だが、レン達もグライドホークのされるがままで終わるはずがなく、容赦なく反撃を開始する。

『ピャァアアァァァアァアァァ!!』

「ちっ、耳元で騒ぐな!」

 グライドホークが威嚇をすると、耳から脳に直接届くやかましい声がレンを襲う。

 Cランクに指定されているグライドホークは、獲物見つけたら甲高い鳴き声をあげ、怯ませてから鋭いクチバシで獲物をズタズタにする。

 しかしレンは怯みながらも、目を逸らすことなくグライドホークを睨みつけ、目にも留まらぬ速さで腰から聖剣を引き抜いた。

『グェッ──』

 短い断末魔の叫びが聞こえるが、グライドホークの死体はそのまま地面に落下し、一瞬で見えなくなるほど遠くなっていく。

 そんなグライドホークを見届けたレンは、静かに息を吐き、荷台に被せていた布を木の骨組みに掛け、聖剣にべっとりと付着した血液を払い捨てていた。

「すいません。少しだけ布が破れてしまいました」

「いいよいいよ、荷物は無事なんだろ? むしろ、ここまで荷物どころか竜車にすらダメージが入ってないことにあたいは驚いてるよ。本当に、感謝してもしきれないね」

 一日目の野営を終えてから、モンスターの襲撃は目に見えて多くなり、今日はこれで三度目であった。

 だがレンにとって、野営をしてるときに襲撃してきたモンスターの方が厄介だったので、たった一匹のグライドホークを対処することなど造作でもなかった。

「そういえば、レンって昨日ちゃんと寝たの? 今日の見張りは私がやろうか?」

「いや、今日も俺がするからゆっくりしててくれ」

「で、でも……」

「大丈夫、ちゃんと寝たからむしろ動き足りないくらいだ」

「そうなの? ならいいけど……」

 そうは言ったものの、実は一睡もしておらず、現在レンは寝ずに二日目を迎えていた。

 昨日の夜は予想以上にモンスターの襲撃が多く、少し経てば火の灯を見つけたモンスターが。そしてまた少し経てば晩飯の残り香を嗅ぎつけたモンスターがやってくる。

 それを繰り返した結果、竜車の周りには異常と呼べる量のモンスターの死体が転がっており、さすがのレンも額に汗を浮かべて息を荒くしていた。

 だが《勇者の紋章》が刻まれる前はここまで頑張ることができなかった。しかし今は寝なくてもまだまだ動けるほどの体力がレンには有り余っている。

 レンは、四大能力の恩恵を前にして身をもってその力を体感していた。

「よし、あんたたち! ここらはモンスターの数が少なくなって比較的安全だから、ゆっくり休んでおくれ!」

 クレアからの指示を受け、リルネスタは荷物を背に小さく座り、レンはどかっと崩れ落ちるように壁を背に座り込む。

 そしてそのまま瞼を閉ざし、十を数える頃にはレンから小さな寝息がリルネスタの耳に届いていた。

「クレアさん、協力ありがとうございます」

「それはいいけど……本当にいいのかい? モンスターの襲撃はむしろこれから激しくなるんだよ?」

「いいんです。さっきレンはあんなこと言ったけど、全部嘘なんです。私レンと一緒に冒険して、嘘をついてるとなんとなく分かるんです。だから、これからは私がレンの分まで頑張りたいと思います!」

「分かった、期待してるよ。でもあんた、もしこれで失敗したら承知しないからね!」

「はいっ!」

 自分の頬をパチンと叩き、両手をグッと握って胸の前で構えるリルネスタは、気合い十分であった。

 それから、レンが寝ている長い時の間、十回程モンスターが襲撃してくるが、全てリルネスタの魔法の前には無力のようで、次々と倒れていく。

 途中、両側からランパンサーの群れが襲ってきて、竜車の側面部分に爪痕が残されつつも、焦ることなく冷静にリルネスタは対処し、なんとか荷物と走竜を守り抜くことができ、今はレンの隣に座って水筒に口を付けていた。

 魔力は残っているものの、立ち続けていたことで肉体的体力が、数多の襲撃を前にしたせいで精神的体力がすり減っていったのか、リルネスタはいつになく真剣な表情をしたまま息を整えていた。

『グキャァ!!』

「っ! あんた! また来たよ!」

「は、はいっ!」

 シロが鳴くのはモンスターを感知した合図であり、クレアがそれを伝えるとリルネスタは飛び上がり、杖を掴んですぐに迎撃体制に移行する。

 そしてギリギリの攻防が夕方になるまで続き、二度目の野営をするために竜車が比較的安全な停泊所に止まる。

 そこには他の馬車も止まっており、モンスターの襲撃から馬車を守る護衛も多く、そこがいかに安全地帯であるかがリルネスタは一目見ただけで理解していた。

「はぁ……はぁ……やった、やったよ。レン……」

 体力が完全に尽きたのか、リルネスタは尻から崩れ落ちてレンにもたれかかるように眠ってしまう。

 それを目の当たりにしたクレアは、頭を掻きながらため息を吐きつつも、シロ達と顔を見合わせ、笑みを浮かべながらリルネスタに毛布をかけるのであった。





──────────────





 意識が戻り、長い微睡みに包まれながらレンは目を覚ます。

 その目から見える景色は雲一つない美しい青い空ではなく、ところどころ穴の空いた布切れから見える朱色の空と、高く積まれた荷物ばかり。

「う……ん……?」

 今、俺はいったいなにをしているのだろう。
 確か、グライドホークを倒してから……。

 グライドホークを、倒してから……?

「──ハッ!?」

 勢いよく飛び上がり、立て掛けておいた聖剣の柄を掴んで抜き放ち、レンは周囲を警戒する。

 だが竜車は止まっており、外では沢山の老若男女がキャンプファイヤーを囲んで各々自由に談話しており、レンは状況を飲み込めず首を傾げる。

「……う~ん」

「リルネスタ?」

「おやおや、ようやくお目覚めかい。まったく、あんな騒がしい中よく寝れるもんだね。あたいは絶対に起きる自信があるよ」

「クレアさん……? あの、ここはいったい」

「ここは馬車や竜車、他にも冒険者達が集まる停泊所だよ。今日はここで野営をして、明日の早朝にはここを出るつもりさ」

 クレアは余計なことは言わず、要点だけ踏まえてレンにこれからの予定を決め、二匹で寄り添って寝転がっているクロとシロの元へ歩いていく。

 なのでレンは一度聖剣を鞘に戻し、まだ完全に意識が覚醒しきっていない中、腰を下ろして一息ついていた。

「グライドホークを倒したのがまだ昼前のはず。それから……記憶がない。ということは、俺は気付かないうちに寝てしまっていたのか? なら、いったい誰が竜車を長時間守っていたんだ……?」

 そんなことを口にしなくとも、レンはリルネスタが一人で竜車を守りきったことを察していた。

 だが竜車の荷物を隠す布の破れや汚れ具合からして、前日よりもモンスターの襲撃は多かったはず。

 それを全てリルネスタが防ぎきるなんて無理だ。
 そう思ってはいるものの、実際走竜やクレアは戦うことが出来ない。

 だからと言って、意識を失いながらも戦っているほどレンは戦闘狂ではない。

 つまり、一日目の野営地から停泊所までモンスターの襲撃を撃退したのは、ほとんどリルネスタのおかげということになる。

「リルネスタ……強くなったな」

 実力はあった。
 魔力量も、魔法の扱いも他の冒険者より一回りも二回りも上回っていた。

 しかし、一人で決断できなかったり、モンスターを前にして怯むなど、女の子らしい一面も多々あった。

 だが、もし本当にリルネスタがここまで一人で守りきったとしたら。

「う……ん? あれ? あ、レン。おはよ~」

 気絶してしまったかのように眠りについてしまったリルネスタは、意外にもすぐに目を覚まし、瞼を擦りながらレンに向けて小さく手を振る。

 それに対しレンが軽く手を挙げて返事をすると、リルネスタは大きなあくびをしながら背筋を伸ばしていた。

「なぁ、リルネスタ。俺ってなにをしてた?」

「んー? レンならずっと寝てたよ? 確か……おっきな鳥のモンスターを倒してからだと思うけど」

「やっぱりか……で、それからはどうしたんだ?」

「あのモンスターを倒したとき、クレアさんが安全だから休憩してって言ったでしょ? えへへ、実はあれ、私がそうやって嘘言ってほしいってお願いしたんだ」

「嘘? なんでそんなことを……」

「だって、レンは昨日ずっと寝ずにモンスターと戦ってたでしょ? 朝起きたときちょっと血なまぐさかったもん。だから休んでもらうためにクレアさんにお願いしたんだけど……私だけじゃ難しかったよ。やっぱりレンはすごいなぁ」

「俺がすごい……か」

 辺りを見渡すが、目立った損傷は一つもない。

 布の傷はカウントしないとして、それ以外は窓も綺麗だし、荷物に至っては積まれたままで、何一つ崩れ落ちたりはしていなかった。

 まだ内側しか見ていないので、もしかしたら竜車の外側がボロボロになっている可能性もあるが、この様子ならきっと外側は少し傷が出来てる程度だろう。

 それよりも、リルネスタはレンを『すごい』と言うより、自分がどれだけ『すごい』ことをしたのか理解した方がいいはずなのである。

「リルネスタの言う『すごい』の基準は分からないが、俺は充分リルネスタのことをすごいと思ってるぞ」

「えへへ、ありがと。でも私はレンに勝てないかな。だって──」

「どうしてリルネスタは俺と比べるんだ?」

「え、だって……」

「俺は剣を使い、リルネスタは魔法を使う。この時点で比べるのは違う。それにリルネスタは魔法だけでこの竜車を守っただろ? ヴァーナライト鉱石だって、軽々と運んだだろ? それだけで、リルネスタは充分過ぎるほど活躍してるんだ。だから俺と比べることをするな。この世の中は適材適所だ。俺ができないことをリルネスタが補い、リルネスタができないことを俺が補う。それでいいだろ?」

 リルネスタの肩を掴み、レンは真っ直ぐに目を見詰めて問いかける。

 それにより、リルネスタは下を俯きつつも、確かに頷き、小さな声で『……うん』と返答していた。

「それに、リルネスタは俺のために頑張ってくれたんだろ? それは誇るべきことだ。だから自信もって、胸を張ればいいんだ」

「胸を張る……? うん、分かった! こうだね!」

「いや……確かに言葉の通りなのだが……ははは、まぁいいか」

 ドヤ顔をし、自信満々に言葉のとおり胸を張るリルネスタを前に苦笑いを浮かべるレンは、目のやり場に困って窓から見える外に視線を移動させる。

 するとそこにはニマニマとした笑顔のクレアが覗き込んでおり、レンにバレたことで吹き出しつつ、ひょこっと顔を出し、

「あらら、もしかしていいところだった? 大丈夫だよ、あたいは邪魔しないからね~」

 とスキップしながら去っていく背中を見届けたレンは声を上げるが、クレアには聞こえていないのか無視しているのかは不明だが、反応することなくキャンプファイヤーの向こう側へと消えてしまう。

 そのまま、良くも悪くもない微妙な雰囲気になり、気まづくなってレンはその場で立ち上がる。

 そして竜車から降り、リルネスタに手を差し伸べると、それに応えるようにリルネスタはレンの手をとって竜車から飛び降りる。

 それから大勢の商人や冒険者に歓迎され、皆でキャンプファイヤーを囲いながら同じ晩飯を口に運ぶ。

 その後、お祭り騒ぎになる停泊所だが、疲れが溜まっていたのかリルネスタは一人竜車に戻って睡眠を取り始める。

 一方のレンは、他の冒険者が気付かないほどの小さな風の変化を感じ取り、たった一人で周囲の森に潜むモンスターを倒すために森の中を駆け抜けるのであった。
しおりを挟む
感想 109

あなたにおすすめの小説

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた

きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました! 「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」 魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。 魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。 信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。 悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。 かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。 ※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。 ※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました

かにくくり
ファンタジー
 魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。  しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。  しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。  勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。  そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。  相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。 ※小説家になろうにも掲載しています。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」  その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。  影響するステータスは『運』。  聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。  第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。  すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。  より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!  真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。 【簡単な流れ】 勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ 【原題】 『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

【完】転職ばかりしていたらパーティーを追放された私〜実は88種の職業の全スキル極めて勇者以上にチートな存在になっていたけど、もうどうでもいい

冬月光輝
ファンタジー
【勇者】のパーティーの一員であったルシアは職業を極めては転職を繰り返していたが、ある日、勇者から追放(クビ)を宣告される。 何もかもに疲れたルシアは適当に隠居先でも見つけようと旅に出たが、【天界】から追放された元(もと)【守護天使】の【堕天使】ラミアを【悪魔】の手から救ったことで新たな物語が始まる。 「わたくし達、追放仲間ですね」、「一生お慕いします」とラミアからの熱烈なアプローチに折れて仕方なくルシアは共に旅をすることにした。 その後、隣国の王女エリスに力を認められ、仕えるようになり、2人は数奇な運命に巻き込まれることに……。 追放コンビは不運な運命を逆転できるのか? (完結記念に澄石アラン様からラミアのイラストを頂きましたので、表紙に使用させてもらいました)

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

処理中です...