スキルが全ての世界で無能力者と蔑まれた俺が、《殺奪》のスキルを駆使して世界最強になるまで 〜堕天使の美少女と共に十の塔を巡る冒険譚〜

石八

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始まりの塔編

第8話 死闘

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「行くぞ……バーニグモーラッ!」

『グギャァァアァアアァアッ!』

 剣の柄を握り締めた俺は、自分の中に芽生えた恐怖を紛らわせるため叫び、全速力でバーニグモーラへと突撃する。

 ついに相手も本気を出す気になったのか、バーニグモーラも俺目がけて突撃してくる。

 バーニグモーラはその筋肉質の巨体に見合わず意外と俊敏で、さらに炎を纏ったことで力が増したのか、今までとは比べものにならない速度でこちらを殴りつけてくる。

 だが──

「(……今の俺なら、見えるっ!)」

 起死回生の称号効果により、俺は自分でも驚くほど身体能力が向上しており、体の奥底から漲ってくる力は《腕力》などのスキルとは比にならないほどである。

 体が思うように動くというべきか。
 頭で考えるより先に体が動き、俺は流れるようにバーニグモーラのラッシュを躱し続け、隙を見て腕に一撃二撃と叩き込んでいく。

『グギャアァァアッ!?』

 それにより、バーニグモーラは悲痛な声を上げる。
 だがそれらの攻撃は、小細工のないただのの攻撃に過ぎない。

 それでもバーニグモーラには大きなダメージを与えている。それには、明確な理由があった。

 そう、これこそが今の俺が最大限に効果を引き出すことができるスキル、その名も《火事場の馬鹿力》である。

 このスキルは、スキル所持者がダメージを深く負っていれば負っているほど攻撃力を大幅に増幅させるという、ものであった。

 今の俺は、少しでも攻撃を受けてしまうと簡単に死んでしまう状況──つまり、最大限に《火事場の馬鹿力》の恩恵を受けているという状態なのである。

 だからこそ、俺は今この『少しでも攻撃を受ければ死ぬ』という状況を利用することで、様々なスキルと称号効果によって普段の俺よりも何倍何十倍以上の力を手にすることに成功したのだ。

 しかし、さすがにこれだけ近付いてしまうとバーニグモーラの体から溢れ出ている炎によって焼かれそうになる。だが、今の俺にはそんな炎なんかに怯んでいる時間なんてないのだ。

「はぁっ!!」

『ギッ!? ──グギャアアァァアッ!!』

 だがいくら強化された俺の攻撃を受けてもなお、バーニグモーラはまだ余裕を残している。

 このままでは先にタイムリミットを迎えるのは俺の方だ。そして、その瞬間俺の敗北が決まる。

「俺は……こんなところで負けられねぇんだよっ!」

『グギャアァァアッ!?』

 バーニグモーラの大振りな攻撃を躱し、やっとの思いで懐に潜りこんだ俺は、体中にできていく火傷を気にすることなく鋭い刺突を奴の腹部に放つ。

 それによりバーニグモーラの腹部の肉は大きく抉れ、そこからはドロっとした血液がこぼれ落ちていた。

 手痛い一撃を与えたが、この距離では反撃をもらってしまう可能性がある。

 そのためすぐにバーニグモーラの腹部から剣を引き抜いて少しだけ距離をとるのだが、その間にバーニグモーラは腹部にできた傷口に炎を纏った拳を押し当て、悲痛な叫び声を上げながらも腹の肉を焼き、強引に止血をしていた。

 まさに魔物ができる大胆な行為。
 そう俺が汗を流しながらバーニグモーラを見つめていると、バーニグモーラは突然高々と跳躍して、こちらに向けて大口を開ける。

 すると今度は空中で口の前に炎の玉を生成していき、ニヤリと下卑た笑みを浮かべながらこちらを見下ろしていた。

 その炎の玉はどんどん大きくなっていき、最初見せたときよりも二倍近くの大きさへと姿を変えていく。

 まさに絶体絶命。
 だが、それは俺にとってバーニグモーラを倒す最後のチャンスであった。

「この時を……俺は待っていたっ!」

 俺は剣を捨て、背中に担いでいたあるものを手にする。

 それはゴブリンアーチャーから奪った小さな弓と矢で、俺は弦を限界まで引っ張って矢を炎の玉に目掛けて射る。

 俺は今まで弓を使ったことがないため、本来ならまともに飛ぶはずがないだろう。

 だが、それはスキルを持ってない場合にかぎる。

 ゴブリンアーチャーを殺したことにより得た《弓術》のスキルなら、達人並みとはいかなくても、止まっている標的に当てることは容易だ。

「まだまだ……!」

 初めに射った矢は炎の玉に命中した直後に燃えてしまったが、それでも俺は諦めず二本目三本目と矢を連続で射っていく。

 だが俺の思った通りの結末にはならない。
 なので、俺はゴブリンアーチャーの矢筒に一本しか入ってなかった矢じりが鉄製の矢を取り出し、弦がちぎれるくらいまで引き、炎の玉に渾身の矢を射る。

 そして、鉄製の矢が炎の玉に命中した瞬間。
 バーニグモーラの眼前で"ボンッ!"という大きな爆発音が轟き、かなり距離があったはずの俺のところまで爆風と熱風が襲いかかってくる。

 あまりの熱に溶けてしまいそうであった。
 だが眼前で爆発を受けたバーニグモーラは、俺よりももっと手痛いダメージを受けているはずだ。

 いくら炎に対する抵抗力があったとしても、あれほどまでの爆発を耐えれるはずがない。

 もしそれでも耐えてしまっているのなら、俺の負けである。

「はぁ……はぁ…………奴は、どうなった……?」

 目元を隠しながら前を見ていると、俺の目の前に黒い物体が落下してくる。

 その黒い物体の正体は、バーニグモーラである。

 俺の予想通り、さすがに炎に対する抵抗力があるバーニグモーラもあの爆発には耐えられなかったらしく、体から燃え上がっていたはずの炎は消え、赤く染った体毛は黒色に戻っていた。

 そしてまだ息はあるようだが、背中を床に打ち付けたまま手足を痙攣させているので、ほぼ瀕死状態なのだろう。

 だが俺はまだ動ける。
 《厄獣を討ちし者》の効果が、まだ数秒は残ってるはずだ。

「うぉおぉぉおぉおっ!!」

 今度は弓を捨て、床に放り捨てておいた剣を拾いながらバーニグモーラへと駆け出し、こちらに向けられている脚を踏み台にして飛び上がり、剣先を下に向ける。

 バーニグモーラの顔はまさに満身創痍で、右目にはボロボロではあったものの、先ほど俺が射った鉄製の矢が突き刺さっていた。

 おそらく鉄製の矢が炎の玉を貫き、爆発させたのだろう。

 ふとそんなことを頭の中で思いながらも、俺は《腕力》と《刺突》、そして《火事場の馬鹿力》などのスキルを全開放し、俺は己の全てを賭けた一撃をバーニグモーラの喉元に向けて突き放った。

『────』

 俺の放った突きがバーニグモーラの喉を貫き、声にもならない断末魔が上がる。

「はははっ……俺の勝──」

 バーニグモーラが絶命すると同時に、俺も《厄獣を討ちし者》の効果が終わったのか、全身の筋肉が動かなくなり、頭にズキっとした頭痛が襲ってくる。

 俺は最後にバーニグモーラが赤い粒となって消えていくのを目にし、俺はゆっくりと瞼を閉じた。






    ──────






『───起き───て──』

 俺の頭に、謎の声が反響する。

『──早く──大変────なる──』

 その声は次第に小さくなっていき、何を言っているのか聞き取れなくなる。

『──最上階で──────待ってる──』

 だが最後に聞こえた声は鮮明であった。
 その声は俺の脳内を刺激し、水底に沈んでいたはずの意識がゆっくりと浮かび上がるような感覚を最後に、俺の意識は覚醒した。

「……ハッ!? こ、ここは……?」

 目を覚ました俺は、痛む体を無理やり動かして体を起こす。

 そこはなにもないただ広いだけの部屋。
 なが至るところは黒く焦げており、少しばかりだが血液なども飛び散っていた。

「そうだ。俺はバーニグモーラと戦って、そして……勝ったんだ。それよりも、さっき俺の頭の中で響いていた声は、いったい……」

 声だけなら、女の子のような声であった。
 物静かで、聞いているだけで心が安らぐような、そんな声だった。

「……分からん。初めて聞いた声だし、内容もところどころ聞こえなかった」

 だが、最後の一文だけはなんとか聞き取ることができた。

 途中途中途切れてはいたが、俺の頭の中には「最上階で待ってる」という言葉が今も残っている。

 最上階は、おそらく始まりの塔の頂上を指しているのだろう。

 これは俺が風の噂で聞いた話なのだが、どうやら始まりの塔の十階層目には氷の狼が待ち構えているらしく、そいつを倒すともう先には進めないとのこと。

 つまり、声を信じるなら最上階と思われる十階層目にまでたどり着けばなにかがあるらしいのだが……もちろん、信じずにここで帰ってもなにも起きることはないだろう。

 だが、なんとなくここで引き返してはいけないと、俺の直感が言っていた。

 別になにも確証なんてないが、まるで俺はこの塔に来るべきして訪れたような、そんな気がするのだ。

「……あ、そういえば、スキルはどうなったんだ?」

 俺は自分の手を顔の前に掲げ、いつもの要領で《鑑定眼》を使用する。

 その時、俺はほんのりと右目が温かくなっていくことに気付きながらも、俺は浮かび上がったパネルに表示された自分のステータス画面に視線を移した。


───────────────

レイ:剣士《厄獣を討ちし者》 男 21歳

ノーマルスキル
・身体能力強化Ⅰ ・腕力Ⅱ ・脚力Ⅱ
・刺突Ⅰ ・弓術Ⅰ ・体術Ⅰ
・炎属性魔法Ⅰ

パッシブスキル
・気配察知Ⅰ ・危険察知Ⅰ ・毒耐性 (微)
・温熱耐性(強) ・炎属性魔法耐性(中)

スペシャルスキル
・鑑定眼Ⅰ ・火事場の馬鹿力
・熱線球生成・放出

レジェンドスキル
・殺奪

───────────────


 なんとバーニグモーラからは合計五つのスキルを取得することができ、《腕力》のスキルはスキルレベルが二に上がり、新たに取得した《脚力》のスキルレベルは最初から二であった。

 このことから考察するに、おそらく取得しているスキルよりも倒した相手のスキルレベルの方が高ければ、そちらを優先するのかもしれない。

 まだ確実性はないが、スキルのレベルが上がるのは気が遠くなるほどの努力が必要だと聞いたことがあるので、先ほどの考察は大半合ってはいるだろう。

 それよりも、俺は新たに手にしたスキルを前についつい笑みを零してしまい、早速《鑑定眼》でその効果を調べることにした。

「《脚力》は《腕力》と同じような感じで、足での攻撃や跳躍等に力の補正がかかるのか。しかもスキルレベルが二ということは、単純に足の力が二倍になったということか」

 別に脚力が二倍になったからといってジャンプ力が大幅に上がるわけではないと思うが、普通は登れない場所も登れるようになったりするのだろう。

 その他にも高いところから着地する際に負担がかかりづらくなるなど、《腕力》とはまた毛色の違った使い方ができるだろう。

「《体術》は武器を使わない肉弾戦に対するコツや勘を得る……まぁ、つまりは喧嘩が強くなる的な捉え方でいいだろう」

 まだ実感は湧かないが、もしかしたら相手の攻撃を素手で捌けたりなどできるのかもしれない。

 しかし魔物と戦う時は基本武器を使うので、このスキルはあまり活躍どころはないと考えてもいいだろう。

 それよりも、俺はとあるスキルを見つけてから興奮が止まらなかった。

「《炎属性魔法》……まさか、剣士の俺が習得できるなんてな……」

 魔法というものは、魔法使いや魔術師でないと基本は習得できない。

 もちろん例外はあるのだが、少なくとも剣士という職業では魔法を習得できないので、この成果は大きかった。

 しかも説明の下には『使用可能魔法:ファイヤ ファイヤボール ファイヤアロー』と書かれていたので、《炎属性魔法》のスキルレベルが一の間は三種類の魔法が使えるということだ。

「いやぁ、魔法とは無縁だと思っていたが《殺奪》ならそれが可能なんだよな……まぁ、魔法に関しては実験をしないといけないな」

 一旦《炎属性魔法》の情報が記載されたパネルを消し、俺は次いで《温熱耐性》や《炎属性魔法耐性》の文字をタップする。

 《温熱耐性》はそのままの意味で、暑さや熱さに対する耐性を得ることができるらしい。

 しかもそのレベルはなんと強。
 つまり、火や炎に近付いてもそこまで熱く感じなくなるということだ。

 それに、説明によると火傷による被害も抑えられるらしいので、まさにバーニグモーラ様様であった。

 そしてもう片方の《炎属性魔法耐性》というのは名の通り炎属性魔法をくらってもそこまで大きなダメージを受けないらしい。

 なので、《温熱耐性》と《炎属性魔法耐性》の二つを得た今の俺は、炎の攻撃に関しては滅法に強くなった。ということである。

「しかも《炎属性魔法耐性》のレベルは中だから、かなり期待できるな。それに……新たにスペシャルスキルとして、《熱線球生成・放出》まで得るとは。これは予想外だったな」

 バーニグモーラが天高く跳躍し、熱線を放ってくるあの大技。

 俺は、その大技が使えるようになるスキルを獲得したのだ。

「だが、条件が厳しいな……周囲の火や炎を任意の場所に集め、魔力の放出と共に射出──これに関しては、使ってみないと分からないな」

 説明文をよく見ても分からないし、実際使うとなっても俺の《炎属性魔法》だけではあれほどの火力は出ないと思うので、難しいところである。

 そして俺はあらかた情報を得たためステータス画面を消そうとするが、そこで俺はある異変に気付く。

 それは称号欄の隣にいつの間にか小さな逆三角形のマークができていたことで、試しにそのマークをタップしてみると目の前には《称号一覧》と書かれたパネルが展開され、そこには二つの称号が記載されていた。

 一つは初心者殺しを討伐したことにより獲得した《厄獣を討ちし者》。

 そしてもう一つは、《炎魔猿えんまざるを討ちし者》という称号であった。

「なになに……炎属性魔法を使用する場合、消費魔力が二分の一になり、威力が二倍になる。その代わり、炎属性魔法以外の魔法を使用した場合、消費魔力が二倍になって威力が二分の一になる──なるほど、まさにバーニグモーラを討伐したことによって手にしたような称号効果だな」

 とりあえず付けておいて損はなさそうなので、俺は《炎魔猿を討ちし者》の称号をステータス画面にスライドさせる。

 すると《厄獣を討ちし者》の称号が消えて《炎魔猿を討ちし者》の称号が表示されたので、俺はここで称号は一つしか付けられないということを理解した。

 そしてそれと同時に、《厄獣を討ちし者》のような使用するにあたって回数制限がある称号は、使用できる回数を消費すると文字が薄くなるということも、俺はなんとなく理解することができた。

 なので俺は《厄獣を討ちし者》の回数制限が戻るまで《炎魔猿を討ちし者》を設定することに決め、とりあえず俺は床に投げ出された剣を回収してから、近くの壁に背を預けて一旦睡眠をとることにした。
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