スキルが全ての世界で無能力者と蔑まれた俺が、《殺奪》のスキルを駆使して世界最強になるまで 〜堕天使の美少女と共に十の塔を巡る冒険譚〜

石八

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ドワイラルク編

第15話 バッツォの工房

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 ドワイラルク。
 そこは活気盛んな国であり、天気が良く気温が高いことから、肌が焼けた人が多い国であった。

 どうやらドワイラルクは年中一定の温度を保っている国らしく、季節という概念があまりないらしいのだ。

 だが、俺にはスキルとして《温熱耐性 (強)》があるため、暑いと感じるどころか汗をかくことはない。

 それはネアも同じようなのか、通り過ぎていく者たちが自前のタオルで汗を拭いている中、ネアは汗ひとつかかず涼しい顔をして俺の隣で肩を並べて歩いていた。

 しかし、いくら俺にスキルがあったとしても、いくらネアが平気そうな顔をしていたとしても、熱中症になってしまう可能性がある。

 それを考慮し、俺は道中の露店で果物のジュースを二つ購入し、ネアと一緒に露店近くのテントの中で水分補給をしていた。

「どうだ。美味しいか?」

『……うん』

「そうか。それならよかった。それにしても、ネアは暑くないのか? 俺はスキルのおかげで平気だが……」

『……ネアは痛みをあまり感じないし、疲れることもあまりない。それに、暑さや寒さも感じないから、平気』

 前々から思っていたが、ネアは本当に謎が多い少女である。

 一応、俺の中では黒い天使のような翼があるから堕天使であると認定しているが、そもそもこの世界で天使や堕天使と言えば言い伝え程度の話なので、実在するとは思っていなかった。

 だが、天から降り注いだ塔の中で封印されていたネアが、普通の人間なはずがない。

 黒い翼だけでなく、あの異常なまでの自然治癒能力や、重い物も片手で軽々と運べ、鎖をも引きちぎる怪力。

 それらを考えると、なおさらネアのことを「普通の少女だ」なんて言えるはずもなく。

 むしろ今回で新たに暑さも寒さも感じないという情報が手に入った今、もっとネアの正体が掴めなくなり、俺は頭を悩ませるだけだった。

「……ネアのことを知ろうとする度、どんどん分からなくなっていくな……」

『……ネアも、自分のことがよく分からない。なにかやり残したことがあったような気がするけど、思い出せない。思い出そうとすると、変ななにかに邪魔される』

「そうなると、やっぱりネアの記憶喪失は誰かの手によって起こされたものなのかもしれないな。まぁ、それを知るために俺たちは真実の塔に挑むわけなんだがな」

 テントから顔を出して、俺は顔を見上げる。
 その先にはドワイラルクの中央から真っ直ぐに天を貫いている塔がそびえ立っており、見た目だけはアーラスの秩序の塔と同じであった。

 違うところをあげるなら、色や太さだろうか。

 アーラスの塔よりも少しばかり細めで、白色ではなく銅色をした真実の塔だが、今はもうドワイラルクの一部となっており、露店の宣伝やなんらかの勧誘などの紙が貼られており、好き放題に使われていた。

 それは真実の塔などと呼べるほど、荘厳な見た目では決してなかった。

『…………なんか、悪趣味』

「そうだな。まぁ、内装はまた別世界なはずだから、大丈夫だろ。それよりも、もう休憩は大丈夫か?」

『……うん、大丈夫』

「よし。なら、行くか」

 ネアからの了承を得て、俺はネアが飲み干したジュースのコップを回収し、テントの外側にあるゴミ箱に捨てる。

 そしてネアを連れてテントの外に出た俺たちは、ポッチョが書いてくれた地図を眺めながら、目的地であるバッツォの工房へと目指していく。

 地図によると、どうやらドワイラルクは様々な地区によって分かれているらしく、住宅地区や商業地区、娯楽地区や鍛冶地区など、国全体を観光できるようになっていた。

 ドワイラルクの北方面にあるラルク王という国王のいる貴族地区に一般人は入れないためそこは除外するとして、数えるだけでも興味をそそるものが多くあった。

 だが今俺の目的はバッツォの工房に向かうことなので、俺はネアを連れてドワイラルクの東側にある鍛治地区を目指して進んでいく。

 そしていざ到着してみると分かるのだが、そこの通りには観光客よりも冒険者の方が圧倒的に多く、まるでギルドの中にいるような熱気が遠くからでも伝わってきた。

 金属を打つ鍛治職人や、店頭に並べられている武器を見定める冒険者などなど。

 まさに、そこは冒険者にとって夢が詰まっている場所であった。

「それで、バッツォの工房とやらは……こっちか」

 鍛治地区は階段のような土地にできている場所なため、急な坂道や裏道が非常に多い。

 そのため俺たちは地図の通りに進むのだが、そこは人通りが全くない裏路地であり、なぜかひんやりとしていて少しばかり不気味であった。

 苔むした道に、ところどころヒビ割れた二メートルを超える石壁。

 正直、人が通っていいような場所ではなかった。

「ネア。そこ、段差があるから気を付けろよ?」

『……うん』

 苔むした道は滑るだけでなく、変に欠けたり盛り上がったりしているため、非常に歩きづらい。

 だがしばらく歩いていると、急に視界が広け、眩しい太陽の光が俺の体を包んでくる。

 そこは、ドワイラルクの国全体を見渡せるような場所であった。

 まさに、隠れた名所と呼ぶべきか。
 そこから見える景色は言葉では表しきれないもので、赤や青、黄や緑に染められたレンガの屋根が地区ごとに分けられているため、意外と面白い光景が広がっていた。

 その奥にはドワイラルクを囲う壁があり、さらにその奥を見るとドワイラルク全体を囲う山が連なっており、雲よりも標高の高い山々はまさに圧巻であった。

「……なんか、空気が通っていて気持ちのいい場所だな」

「そりゃ、ここは俺様の工房だからな」

「──っ!」

 突如として後ろから声が聞こえるので、俺はビクッと肩を跳ねながら後ろを振り向く。

 ドワイラルクのような場所の中なら大丈夫だろうと俺は《気配察知》等のスキルには触れていなかったのだが、どうやら景色に気を取られている間に接近を許してしまったらしい。

 だが、わざわざ向こうから訊ねてくるということは、少なくとも悪い奴ではないのだろう。その点に関しては、胸を撫で下ろすものであった。

「えーと、あなたは……?」

「おいおい。人に名前を訊ねるときは、先に自分から名乗るのが礼儀だろ?」

 確かに、この男の言う通りである。
 少しばかり偉そうな態度は置いておくとして、とりあえず俺は、今目の前にいる背の小さい男──ドワーフの男に、自分の名前を名乗ることにした。

「俺はレイ。で、こっちはネアという。俺たちは、アーラスからやって来た冒険者だ」

「アーラスか! そりゃ、わざわざこんなところまで来るとは、ご苦労なこった。いいだろう! 俺様の名前はバッツォ。バッツォ工房の親方である、バッツォ様だ!」

 軽く煤で汚れた手袋をしたバッツォは、ドワーフ特有の太くゴツゴツとした右手を俺に差し出してくる。

 その手に対し、俺も右手を出して握手を交わすのだが、バッツォの手は手袋の上からでも分かるほど硬く、まるで石のようであった。

「……あんたがバッツォさんだな。んで、ここがあんたの工房なのか」

「そうだ。少しばかり小汚いが、これでも築二百年くらいの工房だぜ。まぁ、親父がそう言ってただけで、本当なのかは分からないけどな!」

 なんというか、豪快な男である。
 テンションが高すぎるというかなんというか、こんな男とポッチョが友人と言われても、正直しっくり来ない。

 いや、こんな男と呼ぶのは失礼だ。
 あのドワイラルクの豪商であるポッチョがオススメしてくれた男だ。

 きっと、その腕はドワイラルクで一二を争うほどのものなのだろう。そう信じたい。

「それで、わざわざこんなところに来たってことは、お客さんなんだろ? だが悪いな! 俺はお得意様にしか工房を通さない主義でよ」

「そうなのか……あ、一応俺はこういうものなのだが……」

 手を合わせて「すまん!」と頭を下げてくるバッツォに対し、俺はポッチョからもらった通行手形のような物を取り出し、バッツォに見せる。

 するとバッツォの表情は一変し、俺を見定めたいのかは不明だが、頭の先から足の先までをまるで舐め回すかのように観察してくる。

 だが一通り見終わってからバッツォは腕を組みながら喉を低く唸らせており、どこか納得がいかないといった様子で首を捻っていていた。

「うーむ。確かに、それはポッチョさんの物だが、どうも納得がいかん」

「……と、言うと?」

「俺は基本、お得意様か気に入った奴しか工房は通さない主義でな。お前さんみたいな若造が、あのポッチョさんに気に入られてるなんてどうもしっくり来なくてな」

 まぁ、つまりは舐められているというわけだ。
 でもバッツォの言う通り、俺はガタイがいいわけでもないし、だからといって美形というわけでもない。

 そして、ジークのような特別なオーラが出ているわけでもないため、こうして初対面のバッツォに舐められてしまうのも、仕方がないのかもしれない。

「……よし、分かった。じゃあ、今から試させてもらう!」

「試す? なにをだ?」

「まぁまぁ、そこで待っててくれよ! 今取ってくるからよ!」

 と言って、バッツォは短い手足を忙しく動かして工房の裏へと走っていってしまう。

 いったいなにがしたいのだと、俺はバッツォのどんぐりのような後ろ姿を眺める。

 そしてしばらくネアと共に景色を眺めていると、バッツォはボロボロの台車に大きさが軽く二メートルを超える大槌を乗せ、俺たちの元へ戻ってきた。

 いくら台車に乗せていたとしてもあまりの重さにバッツォは息を切らしており、台車のタイヤも悲鳴をあげていた。

「はぁ、はぁ…………とりあえず! 今からお前さんにはこの大槌を持ってもらう! 大きさと強度、そしてかっこよさを追求した結果、実用性が皆無になった俺様の失敗作だ!」

 胸を張って豪快に笑うバッツォだが、失敗作を前に出されてもどう反応すればいいのか分からないため、苦笑いをするしかない。

 だが、失敗作と言い張っている割にはいい出来の大槌であり、小さな装飾にもバッツォのこだわりが出ていることから、このバッツォという男の仕事の繊細さが人目で理解できた。

「……これを持てばいいのか?」

「持てるならな! その大槌は最低でも百キロはある。並の人間なら持つことはまず不可能! 力自慢のドワーフですら振り回すことが難しい代物だ。人間であるお前さんがこれを持てたら、認めてやる。だが持てなかったら、諦めてくれよな」

 そう言われれば、挑戦するしかない。
 正直バッツォがここまで頑固だとは思ってなかったが、言い方を変えれば信念を貫いている男とも捉えられるので、悪い男ではないのだろう。

 ドワーフは頑固で脳筋が多いと聞いたが、まさにその言葉の通りであった。

「すぅー……はぁー……よし、いくぞ……」

 深呼吸を繰り返した俺は、その大槌の持ち手を両手で掴んで、腕や足腰に力を込めて持ち上げようとする。

 だが、中々持ち上がらない。
 自分の腕力を三倍にする《腕力IV》で持ち上げようとも、脚力を三倍にする《脚力IV》で踏ん張ろうとも、肩が外れてしまいそうになる。

 それにはバッツォも腹を抱えて笑っており、豪快に笑い飛ばしながら「無理だ無理だ諦めい!」と煽ってきた。

 だから、俺も本気を出すことにする。
 悔しさをバネに全力を尽くすと、わずかだが大槌は持ち上がり、俺の腕に血管が浮かび上がっていく。

「くっ……これ以上は、無理だ……!」

 あまりに重さに手を離すと、今度は大槌の重さに耐えきれなくなった台車が潰れ、大槌の向きが変わってしまい、大槌の持ち手がネアへ向けて振り下ろされる。

 いくら持ち手といえど、あれだけの重さを誇る大槌の持ち手なら、軽くぶつかるだけで怪我をしてしまうだろう。

 そんなネアを助けるため腕を動かそうとするのだが、腕は軽く麻痺してしまっており、俺の言うことを全然聞いてくれなかった。

 だがそんな俺とは裏腹に、ネアは未だに涼しい顔をしており──

『…………危ない』

 短くそう口にして、大槌を片手で受け止めていた。

「──な、なんだとぉっ!?」

『…………?』

 バッツォの声が響き渡る。
 それはそのはず。なぜなら、バッツォでも持てず、俺でも軽く持ち上げることしかできないはずの大槌を、今ネアは片手で持ち上げているからだ。

『…………』

 それを、ネアは無言のまま前方へ放り投げる。
 すると大槌は地面に大きな音を立てて落下し、地面に数センチほどの凹みを作っていた。

 それにはさすがの俺も空いた口が塞がらず、バッツォに至っては顎が外れたのか涙目になっており、尻もちをついて目を大きく見開いていた。

「あが、あがあが!」

「ま、まぁ……言いたいことは伝わってるぞ?」

 とりあえず、俺たちはバッツォが落ち着くまで様子を見守ることにする。

 これで、一応バッツォに話を聞いてもらうことはできるだろう。

「……まぁ、その。なんだ。ありがとうな、ネア。おかげで上手く行きそうだ」

『…………?』

 だがネアは事の重大さを理解してないのか、可愛らしく小首を傾げていた。

 本当に、とんでもない怪力に似合わないほど可愛らしい女の子である。
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みんなの感想(25件)

キョウ
2022.03.11 キョウ

世界周る。ネア養う言うた次ターンで白金貨の辞退て笑。辻褄合わへんことがポンポンと…。嘘八百の時点で良い人設定崩壊してんのに、こんな無理矢理な発言されても

解除
キョウ
2022.03.11 キョウ

【26話 アクシデント】
部屋用意させて、クソ真面目な顔で、命の恩人と世話なりまくりの受付嬢に嘘八百すぎて人間性疑う笑。善性設定に無理があるぐらいポンポン嘘吐いてて苔。これなら話さない隠し通すの方が自然だったかな。

解除
キョウ
2022.03.11 キョウ

なんでネアの服装を扇情的と表現して性的な反応してるのに、結果父性やねんアホかっ(笑)ってなったけど、カクヨムはその辺厳しいのかな?
表現の年齢層的にはジャンプより下やからコロ○ロコミックぐらい?

解除

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