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ガルガン王国
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「さて、どれぐらいかかるかな?」
メルメシア王国を目指して飛び立って数分。
いまだに国は見えない。
「ん?あれはテントか?」
ちょくちょくだがテントが広がっている。
味方のテントか?
「いや、違うな。俺に向かって魔法を撃とうとしている」
来た方向で分かったのか、俺に気づいた者全員が俺に向けて魔法を放った。
「しゃあない、速度を上げるか」
こんなところで道草食っている場合じゃない。
さっさと終わらせたいんだ。
「んげっ!追尾型かよ!」
しかも速度上昇付きと来た。
このままでは当たってしまう。
しかしその先にはまたテントがあった。
「いいこと考えた!」
高度を低くし、地面すれすれまでいった。
そのまま俺はテントを過ぎ、追尾してきた魔法はテントに当たった。
「これで一石二鳥!邪魔な魔法は消えたし敵も減った。あと進軍だったら止めることができたから一石三鳥だったか?」
まあどうでもいい。
さらに速度をあげ、目的地へと向かった。
「へぇ、ガルガン王国よりでかいじゃん」
つくりは似ているものの、規模が全然違う。
というかこの大きさで今まで戦ってこなかったのか。
よほど注意深いのか小心者なのか。
「とっとと頭潰して調べますか」
俺は頭がいそうな城へと向かった。
大体偉い人は上の方にいるからな。
とりあえず屋根に降りた。
「炎ノ刀」
魔法を使い、炎でできた刀をつくりだした。
これがまた便利で温度が高く、発泡スチロールを溶かして切るような感じで物を切れる。
使ってて気持ちい。
「あれ?誰もいないな」
もしかしたらここは物置とか?
でも物は少なく、動きやすい。
「また透明化か」
「お見事、よくわかりましたね。ようこそメルメシア王国へ」
「どうも、それで誰?」
「おっと、申し遅れました。私はメルメシア王国指令総括のヴェル・ユーラスと申します」
いきなり当たりを引いたな。
まさかこんなところにいたとは。
「なんとなく予想を立てていたんだが、まさか当たっていたとはな」
「別に隠すつもりはなかったのですが」
国王を見る限り、あのままずっと悩み続けていたら長くは持たない。
そうなるとメルメシア王国が攻めてきたのは相当最近になる。
俺たち以外にSレベル冒険者がでたと聞いて、その人は現在行方不明。
だから候補に挙げていたけどまさか当たっていたとはね。
「まあそれは置いておいて、今回はルール違反です」
「ルール?ゲームのつもりか?」
「ええ、これは国をかけた戦争です」
「この国はお前のものってことか?国王でもないのに」
「そうですよ、入ってきてください」
ドアが開くと30少しぐらいの男が入ってきた。
ただ、目が虚ろになっている。
「洗脳か?」
「そうです。彼はトッティー・メルメシア、メルメシア王国の国王です」
「洗脳を使うとか最低な奴だな」
「こんな私でも仲間から信頼されているんですよ」
「こんなことをしているやつを信頼するとは、お前の周りは終わっているな」
「ここに来た時から表向きはいい顔をしていましてね。この地位を手に入れるのも簡単でした」
「へぇ、それならその洗脳を解かせばゲームとやらは終わりそうだな」
「そうはさせませんよ。これは私がつくったゲームなのですから」
不意を突いて洗脳を解こうとしたが防がれた。
流石Sレベルなだけあるな。
「そもそも俺たちが参加する義理はない」
「そうですか、ではこれを御覧ください。光映像」
「!? てめぇ……」
「私は以前この方の近くにいました。何か仕掛けてあるかと思いませんか?」
「人質っていうことか」
映像にはガルガン王国の国王が写っていた。
洗脳の次は人質か。
こいつ、本当に自分勝手な奴だな。
「国をかけた戦いならルール違反ってのはなんだ?戦争ならルールも何もないだろう」
「いきなりボス同士が戦ってもつまらないでしょう?」
「……俺は国王でも国の民でもないんだが」
「そんなの知っていますよ。なんのために情報収集させる者を動かしたと思ったんですか」
「そうだったな。ずいぶんと手の込んだことをやっているな」
「強いと暇ですので。新しい遊びを見つけたので力をいれているんですよ」
「遊びで国の取り合い?人の命がかかっているんだぞ!」
「おかしいですかね。井戸から取れる水を1摘も残さず使いますか?使いませんよね」
「人は水なんかじゃねえ!」
気づいたら俺はヴェルに向かって飛んでいた。
「これは時間がありませんね。ルールを簡単に説明します。
ルールは駒を使って戦闘をすること。私たちSレベル冒険者は前線に立つことはできません。ただし駒がいない場合は参加可能です」
「そんなの初めもさせない!」
「説明は以上です。それでは楽しみましょう、帰還」
ギリギリまで引き寄せた瞬間ヴェルは何かの魔法を使った。
俺は頭に血が上ってしまったせいで、まんまと魔法に引っかかってしまった。
「ちっ!仕留め損ねた」
「ディラ?」
「いきなり帰って来たわね」
俺はガルガン王国の城に戻されてしまった。
メルメシア王国を目指して飛び立って数分。
いまだに国は見えない。
「ん?あれはテントか?」
ちょくちょくだがテントが広がっている。
味方のテントか?
「いや、違うな。俺に向かって魔法を撃とうとしている」
来た方向で分かったのか、俺に気づいた者全員が俺に向けて魔法を放った。
「しゃあない、速度を上げるか」
こんなところで道草食っている場合じゃない。
さっさと終わらせたいんだ。
「んげっ!追尾型かよ!」
しかも速度上昇付きと来た。
このままでは当たってしまう。
しかしその先にはまたテントがあった。
「いいこと考えた!」
高度を低くし、地面すれすれまでいった。
そのまま俺はテントを過ぎ、追尾してきた魔法はテントに当たった。
「これで一石二鳥!邪魔な魔法は消えたし敵も減った。あと進軍だったら止めることができたから一石三鳥だったか?」
まあどうでもいい。
さらに速度をあげ、目的地へと向かった。
「へぇ、ガルガン王国よりでかいじゃん」
つくりは似ているものの、規模が全然違う。
というかこの大きさで今まで戦ってこなかったのか。
よほど注意深いのか小心者なのか。
「とっとと頭潰して調べますか」
俺は頭がいそうな城へと向かった。
大体偉い人は上の方にいるからな。
とりあえず屋根に降りた。
「炎ノ刀」
魔法を使い、炎でできた刀をつくりだした。
これがまた便利で温度が高く、発泡スチロールを溶かして切るような感じで物を切れる。
使ってて気持ちい。
「あれ?誰もいないな」
もしかしたらここは物置とか?
でも物は少なく、動きやすい。
「また透明化か」
「お見事、よくわかりましたね。ようこそメルメシア王国へ」
「どうも、それで誰?」
「おっと、申し遅れました。私はメルメシア王国指令総括のヴェル・ユーラスと申します」
いきなり当たりを引いたな。
まさかこんなところにいたとは。
「なんとなく予想を立てていたんだが、まさか当たっていたとはな」
「別に隠すつもりはなかったのですが」
国王を見る限り、あのままずっと悩み続けていたら長くは持たない。
そうなるとメルメシア王国が攻めてきたのは相当最近になる。
俺たち以外にSレベル冒険者がでたと聞いて、その人は現在行方不明。
だから候補に挙げていたけどまさか当たっていたとはね。
「まあそれは置いておいて、今回はルール違反です」
「ルール?ゲームのつもりか?」
「ええ、これは国をかけた戦争です」
「この国はお前のものってことか?国王でもないのに」
「そうですよ、入ってきてください」
ドアが開くと30少しぐらいの男が入ってきた。
ただ、目が虚ろになっている。
「洗脳か?」
「そうです。彼はトッティー・メルメシア、メルメシア王国の国王です」
「洗脳を使うとか最低な奴だな」
「こんな私でも仲間から信頼されているんですよ」
「こんなことをしているやつを信頼するとは、お前の周りは終わっているな」
「ここに来た時から表向きはいい顔をしていましてね。この地位を手に入れるのも簡単でした」
「へぇ、それならその洗脳を解かせばゲームとやらは終わりそうだな」
「そうはさせませんよ。これは私がつくったゲームなのですから」
不意を突いて洗脳を解こうとしたが防がれた。
流石Sレベルなだけあるな。
「そもそも俺たちが参加する義理はない」
「そうですか、ではこれを御覧ください。光映像」
「!? てめぇ……」
「私は以前この方の近くにいました。何か仕掛けてあるかと思いませんか?」
「人質っていうことか」
映像にはガルガン王国の国王が写っていた。
洗脳の次は人質か。
こいつ、本当に自分勝手な奴だな。
「国をかけた戦いならルール違反ってのはなんだ?戦争ならルールも何もないだろう」
「いきなりボス同士が戦ってもつまらないでしょう?」
「……俺は国王でも国の民でもないんだが」
「そんなの知っていますよ。なんのために情報収集させる者を動かしたと思ったんですか」
「そうだったな。ずいぶんと手の込んだことをやっているな」
「強いと暇ですので。新しい遊びを見つけたので力をいれているんですよ」
「遊びで国の取り合い?人の命がかかっているんだぞ!」
「おかしいですかね。井戸から取れる水を1摘も残さず使いますか?使いませんよね」
「人は水なんかじゃねえ!」
気づいたら俺はヴェルに向かって飛んでいた。
「これは時間がありませんね。ルールを簡単に説明します。
ルールは駒を使って戦闘をすること。私たちSレベル冒険者は前線に立つことはできません。ただし駒がいない場合は参加可能です」
「そんなの初めもさせない!」
「説明は以上です。それでは楽しみましょう、帰還」
ギリギリまで引き寄せた瞬間ヴェルは何かの魔法を使った。
俺は頭に血が上ってしまったせいで、まんまと魔法に引っかかってしまった。
「ちっ!仕留め損ねた」
「ディラ?」
「いきなり帰って来たわね」
俺はガルガン王国の城に戻されてしまった。
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