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来栖とむ

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第18話 王子の影と揺れる心

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異世界ランド展、最終日。
閉店後、俺とフラーラさんは、ミス・シャドウから連絡を受けた。
「……イグニス様の……居場所が……特定できました……」
シャドウが、タブレットに地図を表示する。
「……都内の……ワンルームマンション……ですが……」
「ですが?」
「……すでに……移動している可能性が……SNSの投稿から……秋葉原方面へ……」
「秋葉原?」
カオスが眉をひそめる。
「何をするつもりだ……」

「……不明です……でも……移動の痕跡が……」
シャドウが、スマホの位置情報の記録を見せる。
「……ここです……」
「わかりました。俺が行きます」
俺が立ち上がると、フラーラさんも一緒に立つ。
「私も行くわ」
「でも……」
「二人の方が、見つけやすいでしょう」
フラーラさんが、決意を込めた目で言う。
「それに、私もイグニス様を連れ戻す責任があるわ」

こうして、俺とフラーラさんは秋葉原へ向かった。
夕方の秋葉原。
電気街の看板が、色とりどりに輝いている。
人通りも多い。
「この辺りに、イグニス様が……」
「ええ。シャドウの情報では、このエリアのどこかに」
俺たちは、街を歩き回る。
フィギュアショップ、ゲームセンター、メイドカフェ。
イグニスが立ち寄りそうな場所を、片っ端から探す。

そして、大型フィギュアショップの前で、俺たちは足を止めた。
ショーウィンドウに、見覚えのあるフィギュアが並んでいる。
「あれ……」
黒いローブの魔王。長い金髪のエルフ。
俺と、フラーラさんだ。
「私たちのフィギュア……」
フラーラさんが、少し驚いたように呟く。
「もう、こんなものまで作られてるのね」

店内に入ると、さらに驚いた。
棚一面に、俺とフラーラさんのフィギュアが並んでいる。
手を繋いでいるもの、背中合わせで立っているもの、見つめ合っているもの。
「すごい……種類が多い……」
「驚いたわ。意外と人気なのね、私たち」
フラーラさんが、少し照れたように言う。
そして、俺の目が、ある一体のフィギュアに釘付けになった。

棚の奥、少し高い位置に飾られているフィギュア。
魔王とエルフが、優しく抱き合ってキスをしている。
「え……」
フラーラさんも、それに気づく。
「あ……」
二人とも、固まる。
精巧な造形。魔王が優しくエルフの頬に手を添え、エルフが目を閉じて身を委ねている。
まるで、本物の恋人たちのような……。

「こ、これは……」
俺が、動揺して声を上げる。
「ち、違いますよ、こんなこと……」
「え、ええ。私たち、こんなこと……してないわよね」
フラーラさんも、頬を赤らめている。
でも、その目は、フィギュアから離れない。
「でも……」
フラーラさんが、小さく呟く。
「素敵ね、このフィギュア……」
「え?」
「いえ、なんでもないわ」
フラーラさんが、慌てて視線を逸らす。

俺は、そのフィギュアから目を離せない。
もし、本当にこんなことが……。
いや、何を考えてるんだ。
俺は、慌てて首を振る。
でも、心臓がドキドキしている。
「行きましょう、佐伯」
「あ、はい」
俺たちは、店を出た。
外に出ても、二人とも少し気まずい空気。
「あの……」
「ええ……」
「今のは……」
「忘れましょう」
フラーラさんが、少し強い口調で言う。
でも、その頬はまだ赤い。

その時、俺のスマホが鳴った。
佳奈からの電話だ。
「もしもし、佳奈さん?」
「佐伯さん! 大変なんです!」
佳奈の声が、切羽詰まっている。
「イグニスが、異世界ランドに向かってます!」
「え? 異世界ランドに?」
「はい! 『本物の魔王だって証明する』って言って、聞かないんです!」
佳奈が、泣きそうな声で言う。

「今、タクシーで向かってます。私も一緒にいますけど、止められなくて……」
 電話の向こうで、イグニスが誰に電話してるんだと、怒っているような声が聞こえてきた。
「わかりました。俺たちも、すぐに向かいます」
「お願いします。イグニス、本気で何かしようとしてるんです。佐伯さんなら、止められるかもしれない」
佳奈の声に、すがるような響きがある。
そして、そのむこうで、イグニスが何かぶつぶつ呟いているのが聞こえる。
「大丈夫です。必ず止めます」
「ありがとうございます……」
電話を切ると、フラーラさんが少し複雑な表情をしている。

「佳奈さんと……親しいのね」
「え? いや、そんなことは……」
「いいのよ」
フラーラさんが、少し寂しそうに微笑む。
「彼女、優しい子だし。あなたのこと、頼りにしてるんでしょう」
「フラーラさん……」
俺は、何か言おうとして、言葉が出なかった。
確かに、加奈さんに心が動いた時があった。でも今は、同僚として心配しているだけだ。
でも、フラーラさんは……。
「急ぎましょう」
フラーラさんが、先に歩き出す。
俺は、その背中を見つめながら、複雑な気持ちになった。

俺たちは、急いで異世界ランドへ向かった。
車で一時間半。
車内は、少し気まずい沈黙が続く。
フラーラさんは、窓の外を見ている。
俺は、何度か話しかけようとしたが、言葉が出ない。
さっきのフィギュアのことが、頭から離れない。
キスをしている、俺たちの姿。
もし、本当に……。
いや、ダメだ。そんなこと考えちゃ。
でも、考えてしまう。

「着きましたよ」
運転手の声に、我に返る。
異世界ランドの駐車場。
夜の園内は、静まり返っている。
時刻は、午前一時を回っていた。
俺たちは、裏口から園内に入った。
警備員には、カオスが根回しをしてくれている。
「イグニス様、どこにいるんだろう……」
「わからないわ。でも、この園内のどこかに」

石畳の道を歩く。
月明かりに照らされた、夜の異世界ランド。
昼間とは違う、静かで幻想的な雰囲気。
「綺麗ね……」
フラーラさんが、呟く。
「夜の園内、初めて見たわ」
「はい……」
俺たちは、ゆっくりと歩く。
エルフの森、ギルド、魔王城エリア。
イグニスの姿は、どこにもない。
「佳奈さんからの連絡は?」
「まだです……」

時刻は、午前三時を回っていた。
疲れが出始める。
「少し、休みましょうか」
フラーラさんが提案する。
「エルフの森の、あの場所で」
俺たちは、エルフの森の奥へ向かった。
フラーラさんがよく休憩する、小さな広場。
木々に囲まれて、静かな場所。
石のベンチに座る。
東の空が、少しずつ明るくなり始めていた。

「もうすぐ、朝ね」
フラーラさんが、空を見上げる。
「はい……」
「佐伯」
「はい?」
「私ね、この森が好きなの」
フラーラさんが、優しく微笑む。
「ここにいると、故郷を思い出すわ」
「故郷……」
「ええ。エルフの森。遠い昔に住んでいた場所」
フラーラさんが、遠くを見る。
「もう、戻れないけれど」
「戻れない……?」
「ええ。あの森は、前の争いで焼かれてしまったから」
フラーラさんの表情が、少し悲しげになる。
「四百年以上前のことよ。でも、まだ覚えてる。美しい森だったわ」
「……そうなんですか」
「でも、ここがあるわ。それに、この森で私は……」
フラーラさんが、俺を見る。
「あなたと出会えたから、良かったって思えるの」
その言葉に、俺の胸が熱くなる。

「フラーラさん……」
「あなたのことは……好きよ」
フラーラさんが、まっすぐ俺を見つめる。
その目が、潤んでいる。
「でも、私はまだ何百年も生きるわ。でも、あなたは……」
フラーラさんが、言葉を飲み込む。
そして、立ち上がる。
「ごめんなさい。また、変なこと言ったわね」
「フラーラさん!」
俺も立ち上がる。
でも、フラーラさんは背を向けて、歩き出してしまう。

「待ってください!」
俺は、フラーラさんの手を掴んだ。
「佐伯……」
「俺も、同じです」
俺は、自分の気持ちに気づいた。
ずっと、心のどこかで思っていた。
でも、認めるのが怖かった。
「俺も、フラーラさんのことが……好きです」
フラーラさんが、驚いたように振り返る。
「でも……私たちは……」
「わかってます。寿命が違うこと。いつか、俺が先に死ぬこと」
俺は、フラーラさんの手を強く握る。

「でも、それでも……今は、一緒にいたいんです。そこしの時間かもしれませんが、一緒の時を過ごしたいんです」
「佐伯……」
フラーラさんの目から、涙が溢れる。
「ありがとう……そう言ってくれて……」
その時。
バサッ
森の奥で、何か音がした。
「誰!?」
俺たちが振り向くと、木の陰から一人の人影。
イグニスだ。

「……やっと見つけた」
イグニスが、スマホを構えている。
画面には、ライブ配信中のマーク。
視聴者数が、すでに数千人を超えている。
「え……配信してるんですか?」
「ああ。今からみんなに見せてやる。本物の魔王の力を」
イグニスが、不敵に笑う。
「CGじゃない、本物の魔法を。本物の魔物を」
「イグニス様、やめてください!」
俺が叫ぶ。

「うるさい! お前は偽物だ! 本物の俺の方が、ずっとすごいんだ!」
イグニスの目が、血走っている。
「みんな、お前ばっかり見て……フラーラも、お前に惹かれて……」
「イグニス様……」
「俺が本物の王子なのに! なんで誰も認めてくれないんだ!」
イグニスが、杖を掲げる。
「見てろ! これが、本物の魔王の力だ!」
杖の先端が、赤く光る。

「召喚魔法! 来たれ、魔界の眷属たちよ!」
ゴオオオオ!
森の中に、巨大な魔法陣が浮かび上がる。
そして、そこから……魔物が現れた。
ゴブリン、オーク、ウルフ、さらにはホブゴブリンまで。
次々と、森の中に魔物が溢れ出す。
「うわっ!」
俺は、思わず後ずさる。
魔物たちが、森の奥に散っていく。

「やった! これが本物だ! 見たか、みんな!」
イグニスが、スマホに向かって叫ぶ。
配信のコメント欄が、大荒れになっている。
「うわ、何これ!」
「CG? いや、動き本物じゃね?」
「通報した」
「これヤバいだろ」
「イグニス! 何やってるの!」
背後から声がした。
佳奈だ。

彼女が、息を切らせて走ってくる。
「やめて! こんなこと!」
「佳奈……お前も、わかってくれないんだな……」
イグニスが、寂しそうな顔をする。
「俺は、ただお前たちに認められたかっただけなのに……」
「イグニス……」
佳奈が、手を伸ばす。
その瞬間。
一匹のオークが、佳奈に向かって突進してきた。
「佳奈さん!」

俺は、咄嗟に駆け出して、佳奈を抱き寄せる。
二人で、地面に転がる。
オークの斧が、俺たちの頭上を通り過ぎる。
「大丈夫ですか?」
「は、はい……ありがとうございます……」
佳奈が、俺の胸の中で小さく頷く。
その光景を、フラーラさんが見ていた。

佐伯が、佳奈を抱きしめている。
その姿に、フラーラの胸が締め付けられる。
さっき、愛していると言ってくれたのに。
でも、彼女を守るのは当然だ。
それなのに、この胸の痛みは何。
「……やっぱり、私は……」
フラーラが、小さく呟く。
その時、別のオークが、俺たちに向かって突進してくる。

「危ない!」
フラーラが、弓を構えて矢を放つ。
シュッ
オークの足に命中。
オークが、怯む。
でも、まだ向かってくる。
フラーラが、俺たちの前に立ちはだかる。
「下がって!」
「フラーラさん!」
フラーラが、連続で矢を放つ。
シュッ、シュッ、シュッ!
オークが、ついに倒れる。

でも、その隙に、別のゴブリンが背後から襲いかかった。
「くっ!」
フラーラが、腕を切られる。
血が流れる。
「フラーラさん!」
俺が駆け寄る。
佳奈を解放して、フラーラさんの元へ。
「大丈夫……これくらい……」
フラーラが、笑おうとする。
でも、その目は痛みに歪んでいる。

「あなたは……私が必ず守るわ」
フラーラが、俺を見つめる。
「だから……下がって」
「フラーラさん……」
俺は、フラーラさんの腕を見る。
血が、滴っている。
俺を守るために、怪我をした。
俺のために……。
その時、園内の警報が鳴り響いた。
警備システムが作動したのだ。

「イグニス様、逃げちゃだめ!」
佳奈が、その場をさろうとするイグニスの手を引く。
「でも、佳奈! まだ……」
「もういいでしょう! あなたのせいで、フラーラさんが怪我したのよ!」
佳奈の強い口調に、イグニスが黙る。
配信画面を見ると、コメント欄が大炎上している。
「……ごめん……」
イグニスが、小さく呟く。
「俺……ただ……」
「わかってるわ」
佳奈が、少し優しく言う。
「でも、もうやめよう。ね?」

イグニスが、力なく頷く。
配信を切って、スマホをポケットにしまう。
「佐伯さん、フラーラさん、ごめんなさい」
佳奈が、深々と頭を下げる。
「私が、ちゃんと止められなくて……」
「いえ、大丈夫です」
俺は、フラーラさんの腕を押さえながら答える。
「今は、フラーラさんの手当てを……」
「私が呼びます!」
佳奈が、慌ててスマホを取り出す。

数分後、メリーナが駆けつけてきた。
白い聖女の衣装で、必死に走ってくる。
そして、案の定。
ドサッ
裾を踏んで、派手に転んだ。
「きゃあ!」
「メリーナさん!」
「ご、ごめんなさい……でも、フラーラ様の怪我を……」
メリーナが立ち上がり、フラーラの腕に手を当てる。

すると、傷口が柔らかく光り始めた。
温かい、優しい光。
そして、傷が……消えていく。
「すごい……」
俺は、目を見張る。
これが、メリーナの癒しの力。
聖女の奇跡。
「ありがとう、メリーナ」
フラーラが、微笑む。
「どういたしまして。でも、無理しないでくださいね」
メリーナが、心配そうに言う。

そして、俺たちを見る。
「お二人とも……大丈夫ですか?」
「はい……ありがとうございます」
俺が答える。
その時、森のあちこちから魔物の咆哮が聞こえてきた。
召喚された魔物たちが、まだ園内にいる。
「これ……どうするんですか?」
「四天王を呼びましょう」
フラーラさんが立ち上がる。
「すぐに対処しないと、朝には……」

東の空が、オレンジ色に染まり始めている。
朝日が、昇ろうとしている。
「空が綺麗ね……」
フラーラさんが、呟く。
でも、その表情は複雑だ。
さっき、俺は愛していると言った。
でも、その直後に助けるためとはいえ、佳奈を抱きしめた。
フラーラさんは、どう思っているんだろう。
「フラーラさん……」
「大丈夫よ」
フラーラさんが、俺を見る。
「あなたは優しいから。佳奈さんを守るのは、当然のことよ」

でも、その目は少し悲しげだ。
「俺……」
「今は、魔物の対処が先よ」
フラーラさんが、話を切り上げる。
「朝になる前に、なんとかしないと」
俺は、頷くしかなかった。
でも、心の中では思っていた。
ちゃんと、伝えなきゃ。
フラーラさんに、俺の気持ちを。
佳奈のことじゃなく、フラーラさんが特別なんだって。

朝日が、完全に昇った。
オレンジ色の光が、森を照らす。
美しい光景。
でも、俺たちの周りには、魔物が溢れている。
これから、どうなるんだろう。
戴冠式まで、あと六日。
そして、この魔物騒動をどう収めるのか。
答えは、まだ見えていない。
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