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第12話 蒸し風呂の快楽
1. 簡易サウナの建造と「熱した石」
俺が設計したのは、北欧の知恵を詰め込んだ簡易サウナ(フィンランド式蒸し風呂)だ。
地下室の一角を気密性の高い石造りにし、さらに断熱材として乾燥させた苔と木板を張り巡らせる。中央に鎮座するのは、ガリクに特注した頑丈な鉄の火皿と、そこに山積みされた「火成岩(かせいがん)」の塊だ。
「いいかい、ハンス。その辺の川原の石(堆積岩)じゃダメだ。熱で割れて弾け飛ぶからね。密度の高い、熱をたっぷり溜め込める石を使うんだ」
ガンガンに焚かれた炭火が、石を赤熱させていく。
室温が摂氏80度を超えた頃、俺は手桶に入った水を、熱せられた石の上に一気に振りかけた。
――ジュワアアアアアアッ!!
猛烈な勢いで立ち昇る白い蒸気。これが「ロウリュ(Löyly)」だ。
「ひゃああっ!? 殿下、熱いですわ! 空気が、空気が焼けるようです!」 「落ち着いて、セーラ。これがいいんだ。この熱気が毛穴をこじ開けて、中の毒素を全部追い出してくれるんだよ」
俺はさらに、大きな布(試作中のリネン)を振り回し、熱気を部屋中に循環させた。これが「アウフグース」の真似事だ。
一気に体感温度が跳ね上がり、五歳の幼い体から滝のような汗が流れ落ちる。
2. 五年越しの「真の清潔」
サウナで十分に蒸された後、俺は新設した水風呂(小川の水を引いた冷水槽)に飛び込み、再び暖かいお湯で体を流した。
「……あ……あああ…………」
俺は、脱衣所のベンチに倒れ込んだ。
視界がチカチカする。血流が全身を駆け巡り、脳が多幸感で満たされる。いわゆる「ととのった」状態だ。
(……これだ。これなんだよ。五年だ……転生してから五年。俺は、ようやく本当に『綺麗』になれた気がする……)
前世では当たり前だった、指の先まで清潔であるという感覚。
中世の薄汚れた空気、脂ぎった肌、それらから完全に解放された瞬間、俺の目からは思わず涙が溢れた。
「……アルヴィン様? どこかお痛いのですか!?」
心配そうに駆け寄るセーラ。だが、彼女も俺に勧められてサウナに入った後だ。その肌は驚くほど血色が良く、いつもの陰気な灰色の瞳が、今はルビーのように輝いている。
「違うんだ、セーラ。……気持ちよくて、泣いちゃったぉ」
「……ふふ。殿下ったら。でも、分かりますわ。私……自分がこんなに『軽い』存在だなんて、知りませんでした」
3. 使用人たちの忠誠心と「秘密の楽園」
この「蒸し風呂」の快楽は、瞬く間に離宮の使用人たちに広がった。
俺はセーラと相談し、厳格なタイムスケジュールを作成した。
• 午前: 離宮の清掃と洗濯。
• 午後: 使用人たちの入浴タイム(男女交代制)。
• 夜間: 俺とセーラの研究・リラックスタイム。
「殿下のためなら、火の中水の中……いえ、蒸気の中へでも飛び込みます!」 と、ハンスを筆頭に使用人たちの忠誠心は爆上がりだ。
王宮の他の場所では「呪われた離宮」と恐れられているが、内情は「最高級のスパ付きリゾート」である。彼らにとって、この離宮から追い出されることは死ぬよりも辛い罰になった。
だが、ここで新たな問題が発生した。
「……セーラ、このリネンの布だと、お風呂上がりに体を拭くのが痛いぉ」
この世界の布は、平織りのリネンだ。吸水性が悪く、肌に張り付く。サウナ上がりのデリケートな肌には、もっと優しく、水分を一瞬で吸い取る「ふわふわ」が必要だ。
4. ワッフル織り機の製作:タオルの革命
「吸水性を高めるには、布の表面積を増やせばいい。……つまり、凸凹を作るんだ」
俺が目をつけたのは、「ワッフル織り(蜂の巣織り)」だ。
糸を浮かせて立体的なマス目を作るこの織り方は、同じ面積のリネンでも数倍の吸水性を持ち、かつ肌触りが柔らかい。
しかし、今の単純な織り機では、この複雑なパターンは織れない。
俺はガリクの元へ走り、新しい織り機の部品——「多綜絖(たそうこう)の制御機構」——を発注した。
• 仕組み: 経糸(たていと)を上下させる枠(綜絖)を四枚、八枚と増やし、それを足元のペダル(踏み木)の組み合わせで制御する。
• 副産物: これがあれば、ワッフル織りだけでなく、複雑な綾織り(ツイル)も可能になる。
「殿下……。またそんな、職人が泣いて喜ぶような……いえ、絶望するような精密な機械を……」 ガリクが呆れながらも、ニヤリと笑う。
数日後、完成した「リネン・ワッフルタオル」。
ハンスがそれで体を拭いた瞬間、絶叫した。
「な、なんですかこれ! 水が吸い込まれて消えた!? しかも、このポコポコした感触……最高です!」
5. 清潔という名の「武器」
離宮の人間は、今や王宮で最も美しく、最も良い香りがし、最も肌がツヤツヤしている集団になった。
それは、隠しきれない「異変」として周囲の目に映り始める。
「アルヴィン様……。最近、本邸の侍女たちが、私に『どうしてそんなに肌が綺麗なの?』としつこく聞いてくるのですわ」
セーラが困ったように報告してくる。
「……ふふ、セーラ。それはいい兆しだ」
俺はワッフルタオルで頭を拭きながら、不敵に笑った。
石鹸。水道。蒸し風呂。そして柔らかなタオル。
俺が「快適さ」のために作ったこれらの品々は、もはや単なる日用品ではない。
それは、王宮の人間すべてを「離宮の虜」にするための、最強のソフトパワー(文化的影響力)へと進化しようとしていた。
「いつか、王様やお兄様たちも『あのお風呂に入れてくれ』って泣きついてくるはずだぉ」
俺は秘密図書館の奥で、次の「魔改造」の図面を広げた。
清潔を手に入れた俺の脳は、かつてないほど冴え渡っている。
あとがき
第12話をお読みいただき、ありがとうございます!
「サウナ」と「ワッフルタオル」。この二つが揃った離宮は、もう完全に現代の高級ホテルです(笑)。 「ロウリュ」の瞬間のあの熱気、サウナ好きの方には共感いただけるのではないでしょうか。アルヴィン君、ついに五年分の汚れを落として「ととのい」を体験しました。
そして「ワッフル織り」。単なる平織りから、複雑な制御を必要とする立体的な織りへの進化は、地味ですが織物工学における大きな一歩です。 清潔で、肌が綺麗で、良い香りがする……。これだけで、中世においては圧倒的な「カリスマ」になり得ます。
さて、体は綺麗になった。次は、お腹をもっと満たしたい!
次回予告
「ハンス、そろそろ『アレ』を作るよ。発酵を極めるんだぉ!」 「……殿下。キノコや小魚を腐らせて(乾燥させて)、一体何を作るおつもりで?」
出汁(だし)と発酵の融合。 アルヴィンが狙うのは、日本人のソウルフード「味噌」と「醤油」! しかし、この世界の菌たちは、王子の思い通りに動いてくれるのか……?
次回、第13話「発酵食品の探求」。 お楽しみに! 王子の胃袋魔改造が、菌の世界にまで手を広げるぜ!
俺が設計したのは、北欧の知恵を詰め込んだ簡易サウナ(フィンランド式蒸し風呂)だ。
地下室の一角を気密性の高い石造りにし、さらに断熱材として乾燥させた苔と木板を張り巡らせる。中央に鎮座するのは、ガリクに特注した頑丈な鉄の火皿と、そこに山積みされた「火成岩(かせいがん)」の塊だ。
「いいかい、ハンス。その辺の川原の石(堆積岩)じゃダメだ。熱で割れて弾け飛ぶからね。密度の高い、熱をたっぷり溜め込める石を使うんだ」
ガンガンに焚かれた炭火が、石を赤熱させていく。
室温が摂氏80度を超えた頃、俺は手桶に入った水を、熱せられた石の上に一気に振りかけた。
――ジュワアアアアアアッ!!
猛烈な勢いで立ち昇る白い蒸気。これが「ロウリュ(Löyly)」だ。
「ひゃああっ!? 殿下、熱いですわ! 空気が、空気が焼けるようです!」 「落ち着いて、セーラ。これがいいんだ。この熱気が毛穴をこじ開けて、中の毒素を全部追い出してくれるんだよ」
俺はさらに、大きな布(試作中のリネン)を振り回し、熱気を部屋中に循環させた。これが「アウフグース」の真似事だ。
一気に体感温度が跳ね上がり、五歳の幼い体から滝のような汗が流れ落ちる。
2. 五年越しの「真の清潔」
サウナで十分に蒸された後、俺は新設した水風呂(小川の水を引いた冷水槽)に飛び込み、再び暖かいお湯で体を流した。
「……あ……あああ…………」
俺は、脱衣所のベンチに倒れ込んだ。
視界がチカチカする。血流が全身を駆け巡り、脳が多幸感で満たされる。いわゆる「ととのった」状態だ。
(……これだ。これなんだよ。五年だ……転生してから五年。俺は、ようやく本当に『綺麗』になれた気がする……)
前世では当たり前だった、指の先まで清潔であるという感覚。
中世の薄汚れた空気、脂ぎった肌、それらから完全に解放された瞬間、俺の目からは思わず涙が溢れた。
「……アルヴィン様? どこかお痛いのですか!?」
心配そうに駆け寄るセーラ。だが、彼女も俺に勧められてサウナに入った後だ。その肌は驚くほど血色が良く、いつもの陰気な灰色の瞳が、今はルビーのように輝いている。
「違うんだ、セーラ。……気持ちよくて、泣いちゃったぉ」
「……ふふ。殿下ったら。でも、分かりますわ。私……自分がこんなに『軽い』存在だなんて、知りませんでした」
3. 使用人たちの忠誠心と「秘密の楽園」
この「蒸し風呂」の快楽は、瞬く間に離宮の使用人たちに広がった。
俺はセーラと相談し、厳格なタイムスケジュールを作成した。
• 午前: 離宮の清掃と洗濯。
• 午後: 使用人たちの入浴タイム(男女交代制)。
• 夜間: 俺とセーラの研究・リラックスタイム。
「殿下のためなら、火の中水の中……いえ、蒸気の中へでも飛び込みます!」 と、ハンスを筆頭に使用人たちの忠誠心は爆上がりだ。
王宮の他の場所では「呪われた離宮」と恐れられているが、内情は「最高級のスパ付きリゾート」である。彼らにとって、この離宮から追い出されることは死ぬよりも辛い罰になった。
だが、ここで新たな問題が発生した。
「……セーラ、このリネンの布だと、お風呂上がりに体を拭くのが痛いぉ」
この世界の布は、平織りのリネンだ。吸水性が悪く、肌に張り付く。サウナ上がりのデリケートな肌には、もっと優しく、水分を一瞬で吸い取る「ふわふわ」が必要だ。
4. ワッフル織り機の製作:タオルの革命
「吸水性を高めるには、布の表面積を増やせばいい。……つまり、凸凹を作るんだ」
俺が目をつけたのは、「ワッフル織り(蜂の巣織り)」だ。
糸を浮かせて立体的なマス目を作るこの織り方は、同じ面積のリネンでも数倍の吸水性を持ち、かつ肌触りが柔らかい。
しかし、今の単純な織り機では、この複雑なパターンは織れない。
俺はガリクの元へ走り、新しい織り機の部品——「多綜絖(たそうこう)の制御機構」——を発注した。
• 仕組み: 経糸(たていと)を上下させる枠(綜絖)を四枚、八枚と増やし、それを足元のペダル(踏み木)の組み合わせで制御する。
• 副産物: これがあれば、ワッフル織りだけでなく、複雑な綾織り(ツイル)も可能になる。
「殿下……。またそんな、職人が泣いて喜ぶような……いえ、絶望するような精密な機械を……」 ガリクが呆れながらも、ニヤリと笑う。
数日後、完成した「リネン・ワッフルタオル」。
ハンスがそれで体を拭いた瞬間、絶叫した。
「な、なんですかこれ! 水が吸い込まれて消えた!? しかも、このポコポコした感触……最高です!」
5. 清潔という名の「武器」
離宮の人間は、今や王宮で最も美しく、最も良い香りがし、最も肌がツヤツヤしている集団になった。
それは、隠しきれない「異変」として周囲の目に映り始める。
「アルヴィン様……。最近、本邸の侍女たちが、私に『どうしてそんなに肌が綺麗なの?』としつこく聞いてくるのですわ」
セーラが困ったように報告してくる。
「……ふふ、セーラ。それはいい兆しだ」
俺はワッフルタオルで頭を拭きながら、不敵に笑った。
石鹸。水道。蒸し風呂。そして柔らかなタオル。
俺が「快適さ」のために作ったこれらの品々は、もはや単なる日用品ではない。
それは、王宮の人間すべてを「離宮の虜」にするための、最強のソフトパワー(文化的影響力)へと進化しようとしていた。
「いつか、王様やお兄様たちも『あのお風呂に入れてくれ』って泣きついてくるはずだぉ」
俺は秘密図書館の奥で、次の「魔改造」の図面を広げた。
清潔を手に入れた俺の脳は、かつてないほど冴え渡っている。
あとがき
第12話をお読みいただき、ありがとうございます!
「サウナ」と「ワッフルタオル」。この二つが揃った離宮は、もう完全に現代の高級ホテルです(笑)。 「ロウリュ」の瞬間のあの熱気、サウナ好きの方には共感いただけるのではないでしょうか。アルヴィン君、ついに五年分の汚れを落として「ととのい」を体験しました。
そして「ワッフル織り」。単なる平織りから、複雑な制御を必要とする立体的な織りへの進化は、地味ですが織物工学における大きな一歩です。 清潔で、肌が綺麗で、良い香りがする……。これだけで、中世においては圧倒的な「カリスマ」になり得ます。
さて、体は綺麗になった。次は、お腹をもっと満たしたい!
次回予告
「ハンス、そろそろ『アレ』を作るよ。発酵を極めるんだぉ!」 「……殿下。キノコや小魚を腐らせて(乾燥させて)、一体何を作るおつもりで?」
出汁(だし)と発酵の融合。 アルヴィンが狙うのは、日本人のソウルフード「味噌」と「醤油」! しかし、この世界の菌たちは、王子の思い通りに動いてくれるのか……?
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