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奥さんに恋する side 須藤結翔
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年の瀬。出身大学のゼミのOBメンバーと忘年会をすると出かけていった結芽を、こっそりGPSで追跡し、後を追う。
大学の側にある居酒屋にいるようで、結芽の兄を呼び出し、中に入り、離れた席で、結芽の様子を見ていた。
「須藤、結芽と上手くいってるか?」
「……いってると思う」
結芽を常に傍に居させてる。
結芽と離れたくなくて、無理やりリモート対応で仕事を終わらせ、カグラホームの執務室にこもってたりする。
「結婚して1年経つのに子供ができないから拒絶されてるんじゃないかと俺は疑ってるんだが……」
真剣な表情で神楽に言われ、ビールを吹き出しそうになる。
仕事で世界を飛び回っていて、夫婦になったからといって良き夫、良き父にはなれない。
俺の子を産んで貰って育てて貰うために結芽と結婚した。
だから、結婚当初は子供が早くできて欲しいと思っていた。
「……結芽と本物の夫婦になってから子供を持ちたい」
結芽が俺の子を抱いてあやす姿を隣で見ていたい。
一緒に育てたい。
そのために、海外からの依頼をリモートで対応できる案件だけ請け負うようにした。
ゼミのOBメンバーの会話の内容が、結芽のかつての恋人の話題になり、聞き耳を立てる。
結芽は表面上の恋人で、大学時代から相当遊んでいたらしい。
俺もそいつの事を悪く言える立場ではないが、本気で愛した特定の彼女がいる時は他の女に手を出していない。
「結芽は男を見る目が無い。もっと早くあいつの本性に気づいていたらな。7年間も騙されていた結芽はアホだ」
神楽も顔をひきつらせて話を聞いていた。
結芽が日本酒と焼酎をしこたま注がれ飲まされ始め、酔い潰れないか目を配る。
案の定飲み潰れ、誰が家まで送るかを話しだしたから神楽と駆けつける。
「須藤、結芽を幸せにしてくれ」
帰りのタクシーで神楽がそう言って先に降りた。
ーー結芽を俺の手で幸せにしてやりたい。
だが、結芽は、俺の奥さん役は立派に務めあげてくれてるが、俺に心は開いてくれない。
「結芽、15連勤してるから、さすがに休みたい……」
「クライアントからの依頼が山になってるんですよね……」
片付けても片付けても増えていく一方で、顔が引きつる。
「リモート対応で設計デザインのやりとりができるようになって、全国から依頼がくるようになったんですよ。カフェやマイホームを須藤さんに建てて貰いたいと」
と言われても、全ての設計デザインを片っ端に手がけていくのは無理だ。
2級建築士の仕掛けを持つ営業がクライアントから要望を聞き出し建築デザインをある程度仕上げてくれてるから、それにアクセントを入れる事しか俺はしてない。
その後の細々とした対応は結芽がしてくれてる。
だが、終わりの見えない仕事に追われ休む暇なく働き詰めの生活にストレスが溜まる。
「さすがに働かせ過ぎた。休ませろっ!!」
「お願いします。クライアントが待ち望んでます。1日でも早く、マイホームやカフェ、レストランを建ててあげたい」
「ーーじゃあ、休ませてくれないなら、結芽が、俺を癒して愉しませて」
俺の執務室には結芽以外は入れない。
親友で結芽の兄の神楽も立ち入り禁止にしている。
設計デザインを描いてる時は誰にも邪魔されたくない。
結芽も隣の秘書専用の部屋で仕事をさせるつもりだった。
だが、雑務的な仕事に追われ、2人で手分けをして片付けたのがきっかけで、そのまま専務室に席を置き、仕事をさせてる。
「ーー結芽、おいで!!」
応接セットは人を入れないから必要ないが、2人がけソファーは仕事の合間の結芽とのひとときに役だってる。
「ーー結芽、結芽が動いて」
結芽に自らショーツとストッキングを脱がせ、ソファーに座ってる俺に跨がらせる。
俺の逸物を結芽の手で掴ませ、胎内へ挿れさせ、動くよう指示を出す。
俺に仕事をさせるためなのか、結芽は俺の言いなりになる。
結芽が俺のを掴んで舐めて扱いたのには驚いた。
昔付き合っていた男にさせられてたのかもしれない。
そいつはもうこの世にもういないが、そいつに嫉妬心を燃やしてしまう。
結芽と結婚して夫婦になり、常に側にいて身体も繋げてるのに、結芽の心は手に入らない。
ーーこんなに結芽を愛してるのに、結芽は応えてくれない。
大学の側にある居酒屋にいるようで、結芽の兄を呼び出し、中に入り、離れた席で、結芽の様子を見ていた。
「須藤、結芽と上手くいってるか?」
「……いってると思う」
結芽を常に傍に居させてる。
結芽と離れたくなくて、無理やりリモート対応で仕事を終わらせ、カグラホームの執務室にこもってたりする。
「結婚して1年経つのに子供ができないから拒絶されてるんじゃないかと俺は疑ってるんだが……」
真剣な表情で神楽に言われ、ビールを吹き出しそうになる。
仕事で世界を飛び回っていて、夫婦になったからといって良き夫、良き父にはなれない。
俺の子を産んで貰って育てて貰うために結芽と結婚した。
だから、結婚当初は子供が早くできて欲しいと思っていた。
「……結芽と本物の夫婦になってから子供を持ちたい」
結芽が俺の子を抱いてあやす姿を隣で見ていたい。
一緒に育てたい。
そのために、海外からの依頼をリモートで対応できる案件だけ請け負うようにした。
ゼミのOBメンバーの会話の内容が、結芽のかつての恋人の話題になり、聞き耳を立てる。
結芽は表面上の恋人で、大学時代から相当遊んでいたらしい。
俺もそいつの事を悪く言える立場ではないが、本気で愛した特定の彼女がいる時は他の女に手を出していない。
「結芽は男を見る目が無い。もっと早くあいつの本性に気づいていたらな。7年間も騙されていた結芽はアホだ」
神楽も顔をひきつらせて話を聞いていた。
結芽が日本酒と焼酎をしこたま注がれ飲まされ始め、酔い潰れないか目を配る。
案の定飲み潰れ、誰が家まで送るかを話しだしたから神楽と駆けつける。
「須藤、結芽を幸せにしてくれ」
帰りのタクシーで神楽がそう言って先に降りた。
ーー結芽を俺の手で幸せにしてやりたい。
だが、結芽は、俺の奥さん役は立派に務めあげてくれてるが、俺に心は開いてくれない。
「結芽、15連勤してるから、さすがに休みたい……」
「クライアントからの依頼が山になってるんですよね……」
片付けても片付けても増えていく一方で、顔が引きつる。
「リモート対応で設計デザインのやりとりができるようになって、全国から依頼がくるようになったんですよ。カフェやマイホームを須藤さんに建てて貰いたいと」
と言われても、全ての設計デザインを片っ端に手がけていくのは無理だ。
2級建築士の仕掛けを持つ営業がクライアントから要望を聞き出し建築デザインをある程度仕上げてくれてるから、それにアクセントを入れる事しか俺はしてない。
その後の細々とした対応は結芽がしてくれてる。
だが、終わりの見えない仕事に追われ休む暇なく働き詰めの生活にストレスが溜まる。
「さすがに働かせ過ぎた。休ませろっ!!」
「お願いします。クライアントが待ち望んでます。1日でも早く、マイホームやカフェ、レストランを建ててあげたい」
「ーーじゃあ、休ませてくれないなら、結芽が、俺を癒して愉しませて」
俺の執務室には結芽以外は入れない。
親友で結芽の兄の神楽も立ち入り禁止にしている。
設計デザインを描いてる時は誰にも邪魔されたくない。
結芽も隣の秘書専用の部屋で仕事をさせるつもりだった。
だが、雑務的な仕事に追われ、2人で手分けをして片付けたのがきっかけで、そのまま専務室に席を置き、仕事をさせてる。
「ーー結芽、おいで!!」
応接セットは人を入れないから必要ないが、2人がけソファーは仕事の合間の結芽とのひとときに役だってる。
「ーー結芽、結芽が動いて」
結芽に自らショーツとストッキングを脱がせ、ソファーに座ってる俺に跨がらせる。
俺の逸物を結芽の手で掴ませ、胎内へ挿れさせ、動くよう指示を出す。
俺に仕事をさせるためなのか、結芽は俺の言いなりになる。
結芽が俺のを掴んで舐めて扱いたのには驚いた。
昔付き合っていた男にさせられてたのかもしれない。
そいつはもうこの世にもういないが、そいつに嫉妬心を燃やしてしまう。
結芽と結婚して夫婦になり、常に側にいて身体も繋げてるのに、結芽の心は手に入らない。
ーーこんなに結芽を愛してるのに、結芽は応えてくれない。
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