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お試し結婚、解消するかすまいか
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8月の終わりから毎週のようにプリンセスホテルグループのホテルと観光施設の視察に付き添った。
9月の最終の祝日は箱根リゾートへ視察に訪れた。
箱根リゾートにも所有している宿泊施設が8つもあり、この日はコテージに宿泊をし、夜空を見ながらバーベキューを楽しんだ。
「愛里、あのさ、10月1日に俺、社長に就任する事になった。それで、今後の俺たちについてなんだけど、俺はこのまま愛里と夫婦でいたいと思ってる。そしてできたら愛里に大島建設を辞めて貰って、愛里にプリンセスホテルグループ専属のインテリアプランナーとして、新規とリフォーム建物の内装デザインを手がけて欲しい。
そして、俺のホテルと観光施設の視察に付き添って欲しい」
総司さんがお肉や海鮮、野菜を焼いてくれて、それを缶チューハイを飲みながら楽しんでると、総司さんがわたしの顔を真剣な眼差しで見つめてきて、わたしに言った。
お試し結婚で籍が入っているから夫婦には違いないけれど、仮初め夫婦で総司さんが社長に就任するまでの契約結婚だった。
だから、今、お試し結婚でお互いの事を知り一緒に過ごし、これからも夫婦でいるかどうかを、総司さんは聞いてきた。
「愛里、俺の側にいてくれないか。愛里がいない生活にもう戻りたくない。好きなんだ」
秋の夜空はうお座のフォーマルハウト以外は1等星がほとんどなくてさみしいと言われてる。
すこし暗いところで見てみると、有名なカシオペヤ座や「ペガススの四辺形」など美しいみどころがたくさん。
夜空を見上げて、わたしはこのお試し結婚を本当の結婚にするかを考えた。
2か月の交際期間と3か月間の総司さんとのお試し結婚は初めは脅されて結婚をしたから総司さんに対して良い印象はなかった。
でも、お試し夫婦として総司さんと一緒に過ごす中で総司さんに対する印象が変わり、わたしの事を本当に大切に愛してくれてる事が伝わってきた。
「わたしも総司さんの側にいたいです。そして、総司さんとプリンセスホテルグループを守っていきたい。わたしを総司さんの公私ともパートナーにして下さい」
新婚旅行で行ったヨーロッパ。
総司さんは古いヨーロッパの建物が好きなわたしを楽しませようと計画を立ててくれて、そして一緒に楽しんでくれた。
そして、毎週末に全国各地にあるプリンセスホテルグループの視察。
自分の得意分野が総司さんの役に立ち、仕事が好きなわたしはそれが嬉しくて楽しかった。
なにより、総司さんと手を繋ぎ一緒に歩いたり抱きしめられるのが心地よくて、総司さんと離れたくないと思った。
わたしの返事に、総司さんは今までに見たことがないぐらい嬉しそうな笑顔を浮かべてた。
「愛里、絶対に大事にする。ありがとう。愛してる」
秋空の暗い星の光が照る中で、わたしは初めて総司さんとキスをした。
唇と唇が当たるだけのキスでなく、舌を絡め、バーベキューで焼いていた肉と魚が丸焦げになるぐらいの間、キスをしてた。
バーベキューの片付けは明日する事にし、夜空が見える広々とした掛け流し温泉の浴槽に湯をため、総司さんと一緒に湯に浸かった。
金曜日に総司さんは社長に就任する。
その日まではキスと身体を触る以上の事はしないと総司さんが言った。
わたしは自分が思っている以上に、総司さんの事を好きになってた。
9月の最終の祝日は箱根リゾートへ視察に訪れた。
箱根リゾートにも所有している宿泊施設が8つもあり、この日はコテージに宿泊をし、夜空を見ながらバーベキューを楽しんだ。
「愛里、あのさ、10月1日に俺、社長に就任する事になった。それで、今後の俺たちについてなんだけど、俺はこのまま愛里と夫婦でいたいと思ってる。そしてできたら愛里に大島建設を辞めて貰って、愛里にプリンセスホテルグループ専属のインテリアプランナーとして、新規とリフォーム建物の内装デザインを手がけて欲しい。
そして、俺のホテルと観光施設の視察に付き添って欲しい」
総司さんがお肉や海鮮、野菜を焼いてくれて、それを缶チューハイを飲みながら楽しんでると、総司さんがわたしの顔を真剣な眼差しで見つめてきて、わたしに言った。
お試し結婚で籍が入っているから夫婦には違いないけれど、仮初め夫婦で総司さんが社長に就任するまでの契約結婚だった。
だから、今、お試し結婚でお互いの事を知り一緒に過ごし、これからも夫婦でいるかどうかを、総司さんは聞いてきた。
「愛里、俺の側にいてくれないか。愛里がいない生活にもう戻りたくない。好きなんだ」
秋の夜空はうお座のフォーマルハウト以外は1等星がほとんどなくてさみしいと言われてる。
すこし暗いところで見てみると、有名なカシオペヤ座や「ペガススの四辺形」など美しいみどころがたくさん。
夜空を見上げて、わたしはこのお試し結婚を本当の結婚にするかを考えた。
2か月の交際期間と3か月間の総司さんとのお試し結婚は初めは脅されて結婚をしたから総司さんに対して良い印象はなかった。
でも、お試し夫婦として総司さんと一緒に過ごす中で総司さんに対する印象が変わり、わたしの事を本当に大切に愛してくれてる事が伝わってきた。
「わたしも総司さんの側にいたいです。そして、総司さんとプリンセスホテルグループを守っていきたい。わたしを総司さんの公私ともパートナーにして下さい」
新婚旅行で行ったヨーロッパ。
総司さんは古いヨーロッパの建物が好きなわたしを楽しませようと計画を立ててくれて、そして一緒に楽しんでくれた。
そして、毎週末に全国各地にあるプリンセスホテルグループの視察。
自分の得意分野が総司さんの役に立ち、仕事が好きなわたしはそれが嬉しくて楽しかった。
なにより、総司さんと手を繋ぎ一緒に歩いたり抱きしめられるのが心地よくて、総司さんと離れたくないと思った。
わたしの返事に、総司さんは今までに見たことがないぐらい嬉しそうな笑顔を浮かべてた。
「愛里、絶対に大事にする。ありがとう。愛してる」
秋空の暗い星の光が照る中で、わたしは初めて総司さんとキスをした。
唇と唇が当たるだけのキスでなく、舌を絡め、バーベキューで焼いていた肉と魚が丸焦げになるぐらいの間、キスをしてた。
バーベキューの片付けは明日する事にし、夜空が見える広々とした掛け流し温泉の浴槽に湯をため、総司さんと一緒に湯に浸かった。
金曜日に総司さんは社長に就任する。
その日まではキスと身体を触る以上の事はしないと総司さんが言った。
わたしは自分が思っている以上に、総司さんの事を好きになってた。
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