9 / 11
お試し次期社長夫妻の日常
しおりを挟む
6月の終わりに結婚をして、お試し夫婦として総司さんと一緒に過ごすようになり、一緒にいて嫌じゃない、不思議な事にスキンシップが心地よくて一緒にいるのが楽しかった。
結婚するに至るまではお見合いという出会いでわたしが結婚する気が全くなく、強引に結婚させらた感はあったけれど、気を使わずいられる関係に、総司さんとわたしは相性が良いんだなと感じた。
7月の中旬に10連休を取り、フランス、ドイツ、イタリアに連れて行って貰った。
総司さんが結婚旅行にとサプライズで計画を立ててくれて、1度は行ってみたかったヨーロッパの歴史ある建築物を自分の目で見る事ができて感動した。
限られた日数で総司さんがわたしが興味を抱いてる建築物を効率良く見て回れるようプランを立ててくれて、とても感謝した。
ヨーロッパ旅行から帰って来てからしばらくは溜まった仕事をさばくのに多忙な日が続いた。
8月の終わりの週
「愛里、今週の週末からグランドプリンセスホテルの視察に回らないといけないんだけど、一緒に来てくれないか?」
しばらく泊まりの出張がなかった総司さんが会社から帰ってきてわたしに言ってきた。
本社勤務は完全週休2日制だけど、現場が土曜日も出勤してる事から、土曜日も休日出勤していたわたし。
現場から土曜日でも会社用携帯に電話がかかってきてた。
今手がけてる仕事に関しては頭に入っていて会社用携帯を持ち歩いてたら休んでも問題はない。
それに、わたしがプリンセスホテルグループの社長夫人になったことで、プリンセスホテルグループと関連会社以外の仕事は任せて貰えなくなり、今手がけてる仕事がグランドプリンセスホテルの内装デザインのリフォームで、写真や図面ではなく実際に現場を見てみたくて、土曜日の休日出勤を午前中のみにして総司さんの視察に着いて行く事にした。
まだ残暑が厳しい中、軽井沢にあるプリンセスグランドリゾート軽井沢にやってきたわたし。
軽井沢にはプリンスホテルグループのホテルが5つとゴルフ場が9つ、そして温泉、アミューズメントパークがあり驚いた。
プリンスホテルグループが大企業というのは仕事柄わかっていたけれど、全国にどれだけホテルと観光施設があるか知らない。
「軽井沢にあるホテルや韓国施設は老朽化が進んでいて、建て替えかリフォームを今検討してる。」
総司さんがプリンセスホテルグループのホテルや観光施設に案内してくれた。
総司さんは建物内を視察し、5年間の集客人を見て、リフォームをするかを検討していた。
「愛里、ここリフォームするとしたら金額的にどれくらいかかると思う?」
「3000万から4500万ぐらいかな」
総司さんに聞かれ、同規模の案件のリフォームでかかった金額を思い出し、こたえた。
総司さんと視察をする中で、総司さんがわたしにリフォームに関する事を聞いてきて、わたしはひたすらそれにこたえた。
宿泊予定のプリンセスグランドリゾート軽井沢についた。
高級感が売りのグランドプリンセスホテルだけど、壁紙の黄ばみなどが目立ってきて老朽化が見えた。
「ここは建て替えかなと考えてる。愛里はどう思う?」
「……安全上を考慮すると建て替えが良いと思う」
設備が古く、壁のひび割れなどを見つけるとそう判断せざるはおけなかった。
スイートルームに案内されたけれど、広いだけの空間に思え、特別感を感じなくて残念に感じた。
最上階のレストランで頂いた和食のコース料理は美味しかったけれど、併設された温泉施設も古く清潔感が損ねていてリラックスできなかった。
「プリンセスグランドリゾート軽井沢は建て替えだな。他にホテルが4つあるし集客数をみて取り壊しだけにらするかもしれないが」
スイートルームのキングサイズのベッドの上で総司さんに抱きしめられ、眠りにつく前。
総司さんがボソリと呟く。
軽井沢のプリンセスホテルグループの建物の建て替えに関して、わたしのインテリアプランナーとしての経験が総司さんのお役に立てて嬉しく思った。
「今日はありがとう。明日もよろしくな」
総司さんに抱きしめられ、いつものようにわたしは眠りについた。
結婚するに至るまではお見合いという出会いでわたしが結婚する気が全くなく、強引に結婚させらた感はあったけれど、気を使わずいられる関係に、総司さんとわたしは相性が良いんだなと感じた。
7月の中旬に10連休を取り、フランス、ドイツ、イタリアに連れて行って貰った。
総司さんが結婚旅行にとサプライズで計画を立ててくれて、1度は行ってみたかったヨーロッパの歴史ある建築物を自分の目で見る事ができて感動した。
限られた日数で総司さんがわたしが興味を抱いてる建築物を効率良く見て回れるようプランを立ててくれて、とても感謝した。
ヨーロッパ旅行から帰って来てからしばらくは溜まった仕事をさばくのに多忙な日が続いた。
8月の終わりの週
「愛里、今週の週末からグランドプリンセスホテルの視察に回らないといけないんだけど、一緒に来てくれないか?」
しばらく泊まりの出張がなかった総司さんが会社から帰ってきてわたしに言ってきた。
本社勤務は完全週休2日制だけど、現場が土曜日も出勤してる事から、土曜日も休日出勤していたわたし。
現場から土曜日でも会社用携帯に電話がかかってきてた。
今手がけてる仕事に関しては頭に入っていて会社用携帯を持ち歩いてたら休んでも問題はない。
それに、わたしがプリンセスホテルグループの社長夫人になったことで、プリンセスホテルグループと関連会社以外の仕事は任せて貰えなくなり、今手がけてる仕事がグランドプリンセスホテルの内装デザインのリフォームで、写真や図面ではなく実際に現場を見てみたくて、土曜日の休日出勤を午前中のみにして総司さんの視察に着いて行く事にした。
まだ残暑が厳しい中、軽井沢にあるプリンセスグランドリゾート軽井沢にやってきたわたし。
軽井沢にはプリンスホテルグループのホテルが5つとゴルフ場が9つ、そして温泉、アミューズメントパークがあり驚いた。
プリンスホテルグループが大企業というのは仕事柄わかっていたけれど、全国にどれだけホテルと観光施設があるか知らない。
「軽井沢にあるホテルや韓国施設は老朽化が進んでいて、建て替えかリフォームを今検討してる。」
総司さんがプリンセスホテルグループのホテルや観光施設に案内してくれた。
総司さんは建物内を視察し、5年間の集客人を見て、リフォームをするかを検討していた。
「愛里、ここリフォームするとしたら金額的にどれくらいかかると思う?」
「3000万から4500万ぐらいかな」
総司さんに聞かれ、同規模の案件のリフォームでかかった金額を思い出し、こたえた。
総司さんと視察をする中で、総司さんがわたしにリフォームに関する事を聞いてきて、わたしはひたすらそれにこたえた。
宿泊予定のプリンセスグランドリゾート軽井沢についた。
高級感が売りのグランドプリンセスホテルだけど、壁紙の黄ばみなどが目立ってきて老朽化が見えた。
「ここは建て替えかなと考えてる。愛里はどう思う?」
「……安全上を考慮すると建て替えが良いと思う」
設備が古く、壁のひび割れなどを見つけるとそう判断せざるはおけなかった。
スイートルームに案内されたけれど、広いだけの空間に思え、特別感を感じなくて残念に感じた。
最上階のレストランで頂いた和食のコース料理は美味しかったけれど、併設された温泉施設も古く清潔感が損ねていてリラックスできなかった。
「プリンセスグランドリゾート軽井沢は建て替えだな。他にホテルが4つあるし集客数をみて取り壊しだけにらするかもしれないが」
スイートルームのキングサイズのベッドの上で総司さんに抱きしめられ、眠りにつく前。
総司さんがボソリと呟く。
軽井沢のプリンセスホテルグループの建物の建て替えに関して、わたしのインテリアプランナーとしての経験が総司さんのお役に立てて嬉しく思った。
「今日はありがとう。明日もよろしくな」
総司さんに抱きしめられ、いつものようにわたしは眠りについた。
41
あなたにおすすめの小説
彼が指輪を嵌める理由
mahiro
恋愛
顔良し、頭良し、一人あたり良し。
仕事も出来てスポーツも出来ると社内で有名な重村湊士さんの左薬指に指輪が嵌められていると噂が流れた。
これはもう結婚秒読みの彼女がいるに違いないと聞きたくもない情報が流れてくる始末。
面識なし、接点なし、稀に社内ですれ違うだけで向こうは私のことなんて知るわけもなく。
もうこの恋は諦めなきゃいけないのかな…。
最強と言われるパーティーから好きな人が追放されたので搔っ攫うことにしました
バナナマヨネーズ
恋愛
文武に優れた英雄のような人材を育てることを目的とした学校。
英雄養成学校の英雄科でそれは起こった。
実技試験当日、侯爵令息であるジャスパー・シーズは声高らかに言い放つ。
「お前のような役立たず、俺のパーティーには不要だ! 出て行け!!」
ジャスパーの声にざわつくその場に、凛とした可憐な声が響いた。
「ならば! その男はわたしがもらい受ける!! ゾーシモス令息。わたしのものにな―――……、ゴホン! わたしとパーティーを組まないかな?」
「お……、俺でいいんだったら……」
英雄養成学校に編入してきたラヴィリオラには、ずっと会いたかった人がいた。
幼い頃、名前も聞けなかった初恋の人。
この物語は、偶然の出会いから初恋の人と再会を果たしたラヴィリオラと自信を失い自分を無能だと思い込むディエントが互いの思いに気が付き、幸せをつかむまでの物語である。
全13話
※小説家になろう様にも掲載しています。
「二年だけの公爵夫人~奪い合う愛と偽りの契約~」二年間の花嫁 パラレルワールド
柴田はつみ
恋愛
二年だけの契約結婚――
その相手は、幼い頃から密かに想い続けた公爵アラン。
だが、彼には将来を誓い合った相手がいる。
私はただの“かりそめの妻”にすぎず、期限が来れば静かに去る運命。
それでもいい。ただ、少しの間だけでも彼のそばにいたい――そう思っていた。
けれど、現実は甘くなかった。
社交界では意地悪な貴婦人たちが舞踏会やお茶会で私を嘲笑い、
アランを狙う身分の低い令嬢が巧妙な罠を仕掛けてくる。
さらに――アランが密かに想っていると噂される未亡人。
彼女はアランの親友の妻でありながら、彼を誘惑することをやめない。
優雅な微笑みの裏で仕掛けられる、巧みな誘惑作戦。
そしてもう一人。
血のつながらない義兄が、私を愛していると告げてきた。
その視線は、兄としてではなく、一人の男としての熱を帯びて――。
知らぬ間に始まった、アランと義兄による“奪い合い”。
だが誰も知らない。アランは、かつて街で私が貧しい子にパンを差し出す姿を見て、一目惚れしていたことを。
この結婚も、その出会いから始まった彼の策略だったことを。
愛と誤解、嫉妬と執着が交錯する二年間。
契約の終わりに待つのは別れか、それとも――。
傷痕~想い出に変わるまで~
櫻井音衣
恋愛
あの人との未来を手放したのはもうずっと前。
私たちは確かに愛し合っていたはずなのに
いつの頃からか
視線の先にあるものが違い始めた。
だからさよなら。
私の愛した人。
今もまだ私は
あなたと過ごした幸せだった日々と
あなたを傷付け裏切られた日の
悲しみの狭間でさまよっている。
篠宮 瑞希は32歳バツイチ独身。
勝山 光との
5年間の結婚生活に終止符を打って5年。
同じくバツイチ独身の同期
門倉 凌平 32歳。
3年間の結婚生活に終止符を打って3年。
なぜ離婚したのか。
あの時どうすれば離婚を回避できたのか。
『禊』と称して
後悔と反省を繰り返す二人に
本当の幸せは訪れるのか?
~その傷痕が癒える頃には
すべてが想い出に変わっているだろう~
終わりにできなかった恋
明日葉
恋愛
「なあ、結婚するか?」
男友達から不意にそう言われて。
「そうだね、しようか」
と。
恋を自覚する前にあまりに友達として大事になりすぎて。終わるかもしれない恋よりも、終わりのない友達をとっていただけ。ふとそう自覚したら、今を逃したら次はないと気づいたら、そう答えていた。
誰にも言えないあなたへ
天海月
恋愛
子爵令嬢のクリスティーナは心に決めた思い人がいたが、彼が平民だという理由で結ばれることを諦め、彼女の事を見初めたという騎士で伯爵のマリオンと婚姻を結ぶ。
マリオンは家格も高いうえに、優しく美しい男であったが、常に他人と一線を引き、妻であるクリスティーナにさえ、どこか壁があるようだった。
年齢が離れている彼にとって自分は子供にしか見えないのかもしれない、と落ち込む彼女だったが・・・マリオンには誰にも言えない秘密があって・・・。
禁断の関係かもしれないが、それが?
しゃーりん
恋愛
王太子カインロットにはラフィティという婚約者がいる。
公爵令嬢であるラフィティは可愛くて人気もあるのだが少し頭が悪く、カインロットはこのままラフィティと結婚していいものか、悩んでいた。
そんな時、ラフィティが自分の代わりに王太子妃の仕事をしてくれる人として連れて来たのが伯爵令嬢マリージュ。
カインロットはマリージュが自分の異母妹かもしれない令嬢だということを思い出す。
しかも初恋の女の子でもあり、マリージュを手に入れたいと思ったカインロットは自分の欲望のためにラフィティの頼みを受け入れる。
兄妹かもしれないが子供を生ませなければ問題ないだろう?というお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる