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離婚できない
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大荒れが予想される宮坂不動産の株式総会を見届けに、リーガロイヤルズホテル赤坂の会場に入る。
出席している株主の中に、宮坂不動産を陥れようとしている縁故会社の元役員が何人かいる。
定時株主総会招集通知と株主総会参考書類を怪訝そうな表情を浮かべながら目を通している。
「……姉さん、大丈夫だよ。あの人達、うちの株式のたいはんを手放してるから発言権ないから。宮坂不動産、なんとか首が繋がったよ」
宮坂不動産の株式が紙切れに成りかねないと、株を売却したらしい。
株主総会が始まり、社長ならび取締役の専任で会場がどよめく。
私は目を見開き、固まる。
「このたび、宮坂不動産の代表取締役社長に選任されました神楽翔真です。」
翔真が宮坂不動産の業績不振を知り、立て直しに力を貸してくれてたとは思わなった。
「姉さん、……義兄さんがうちの株式を3分の1を買い集めてくれて、それで社長になる事に決まったんだ」
吸収合併というかたちでなく、個人的な資金で水面下で宮坂不動産の株を買い集め、宮坂不動産の持ち株5分の3と合わせ4分の3以上を保有した事から、経営面に関て外部が口出しできないようにした。
「義兄さんが社長に選任されたという情報を出したら、客寄せパンダ効果で不動産の買い手や借り手が現れた。経営に関してはカグラホームの仕事があるから副社長の俺に全て一任するって言われた。義兄さんの顔に泥を塗らないよう、俺、頑張らないといけないな」
舞台袖で立ち竦んでると拓人が私に小声で話しかけてきた。
23歳の拓人は大学院に通いながら宮坂不動産の建て直しをする。
経営学部首席で卒業しアメリカでMBAを取得した倉田さんがしばらくサポートについてくれる事になってる。
株式総会が無事に閉会し、悔しそうに元役員達は会場から去っていくのを目で追った。
宮坂不動産は倒産しないですんだ。
それが、嬉しかった。
「ーー萌音、俺の役目は終わった。後は拓人と倉田に任せて帰るぞ!!」
かたちだけのお飾り社長になった翔真が私に近づいてきた。
そして、私の左手をぎゅっと握りしめホテルから連れ出すとタクシーに乗り込んだ。
「……翔真、宮坂不動産を助けてくれてありがとう」
「俺は株を買い集めたのと名前だけの社長に就任しただけだ」
連れてこられたのはつい最近まで3年間暮らしていた、翔真が住んでいるマンション。
中に入るなりに押し倒されないか少し警戒するも、翔真な何も仕掛けてこない。
「……俺、萌音の事がどうしようもないぐらい好きだ。中1の時から、ずっと萌音の事を想ってた。だから、契約結婚を持ちかけられ嬉しかった。祖父が亡くなるまでと期間つきだったが、ずっと死ぬまで萌音と夫婦でいたいと思った」
リビングに入り、ソファーに座ろうとしたらいきなり手を引かれ翔真に抱きしめられた。
そして、初めて翔真から愛の告白をされ、戸惑う。
ずっと、私と翔真の関係は親友だと思ってた。
「萌音、お願いだ、離婚しないでくれ。俺の奥さんでいてくれ。そのためなら、なんでもやる」
個人で宮坂不動産の株式を3分の1購入した翔真。
株価が下落しているとはいえ8千万円以上はかかったと思う。
たぶん、ほぼ全財産をはたいてしまったと思う。
祖父が亡くなるまでのかりそめ夫婦なのに、翔真はダイヤモンドが隙間なくぐるりと1周している途切れることのない永遠の愛を表しているフルサークルのエタニティリングを婚約指輪として私に贈った。
私の事を愛してるから翔真は私との結婚に応じてくれたと今、知る。
「私、翔真に何もしてあげれないよ。カグラホームにとってマイナスにしかならない会社の御令嬢だよ」
「家柄は関係ない。俺の側にいてくれるだけでいい。萌音、ここに帰ってきて」
私の身体をぎゅっと抱きしめる腕に力が入る。
私を離したくないという翔真の想いの強さが伝わってくる。
「……翔真の奥さんでいる。翔真、こんな私の事を好きになってくれてありがとう!!」
背伸びをして、翔真の唇にキスをした。私から翔真にキスを仕掛けたのは初めてだと思う。
重なるだけのキスし離れようとしたら、ぬるりと舌が差し込まれ、深く繋がった。
お互い身体をぎゅっとキツく抱きしめ合う。
翔真の唇が私の唇を離れ、手が私のジャケットを脱がせ、ワンピースの後ろのファスナーをゆっくりと下ろし、ストっと落とした。
少しずつ露わになっていく肌に、唇を寄せていく。
肩、鎖骨、胸の谷間に、チクリと紅い薔薇を咲かせていく。
胸元にキスをしながらブラジャーのホックを外され、キャミソールと一緒に頭から抜き取ると、零れ落ちた乳房を掴んで揉みしだく。
先端の実を摘まれ、転がされ、腰がビクッと震えた。
「……私だけ脱がされて裸なのやだ」
「じゃあ、萌音が俺を脱がせて」
真昼間の明るいただ広いリビングで、ストッキングとショーツも一気に下され、何も身につけてない露わな姿にされ、羞恥心が込み上がる。
翔真の仕立てのいいスーツに手をかける。彼のジャケットのボタンを外し、脱がせ、ネクタイを抜き取り、リビングの机の上の置く。
シャツのボタンをひとつずつ外し、腕から抜き取り、アンダーシャツをバンザイさせて脱がす。
スラックスのベルトのバックルを外し、スラックスを下ろす。
「……萌音、パンツも脱がせてくれる」
ボクサーパンツがはちきれないばかりに膨らんでいて、大きく滾ってるのが目に見てわかる。
「ーー萌音、触ってくれないかな」
私の右手を掴み、翔真が股間を触らせる。苦しそうに張りつめている剛直を解放させるためにボクサーパンツを下に下げる。
お腹に当たるぐらい固く反り返っている剛直を恐る恐る握ってみる。
温かくてピクピクと小さく振動していていた。
思いきって口の中に入れてみた。
口の中でさらに太く固さを増し、その反応が愛しく感じた。
出席している株主の中に、宮坂不動産を陥れようとしている縁故会社の元役員が何人かいる。
定時株主総会招集通知と株主総会参考書類を怪訝そうな表情を浮かべながら目を通している。
「……姉さん、大丈夫だよ。あの人達、うちの株式のたいはんを手放してるから発言権ないから。宮坂不動産、なんとか首が繋がったよ」
宮坂不動産の株式が紙切れに成りかねないと、株を売却したらしい。
株主総会が始まり、社長ならび取締役の専任で会場がどよめく。
私は目を見開き、固まる。
「このたび、宮坂不動産の代表取締役社長に選任されました神楽翔真です。」
翔真が宮坂不動産の業績不振を知り、立て直しに力を貸してくれてたとは思わなった。
「姉さん、……義兄さんがうちの株式を3分の1を買い集めてくれて、それで社長になる事に決まったんだ」
吸収合併というかたちでなく、個人的な資金で水面下で宮坂不動産の株を買い集め、宮坂不動産の持ち株5分の3と合わせ4分の3以上を保有した事から、経営面に関て外部が口出しできないようにした。
「義兄さんが社長に選任されたという情報を出したら、客寄せパンダ効果で不動産の買い手や借り手が現れた。経営に関してはカグラホームの仕事があるから副社長の俺に全て一任するって言われた。義兄さんの顔に泥を塗らないよう、俺、頑張らないといけないな」
舞台袖で立ち竦んでると拓人が私に小声で話しかけてきた。
23歳の拓人は大学院に通いながら宮坂不動産の建て直しをする。
経営学部首席で卒業しアメリカでMBAを取得した倉田さんがしばらくサポートについてくれる事になってる。
株式総会が無事に閉会し、悔しそうに元役員達は会場から去っていくのを目で追った。
宮坂不動産は倒産しないですんだ。
それが、嬉しかった。
「ーー萌音、俺の役目は終わった。後は拓人と倉田に任せて帰るぞ!!」
かたちだけのお飾り社長になった翔真が私に近づいてきた。
そして、私の左手をぎゅっと握りしめホテルから連れ出すとタクシーに乗り込んだ。
「……翔真、宮坂不動産を助けてくれてありがとう」
「俺は株を買い集めたのと名前だけの社長に就任しただけだ」
連れてこられたのはつい最近まで3年間暮らしていた、翔真が住んでいるマンション。
中に入るなりに押し倒されないか少し警戒するも、翔真な何も仕掛けてこない。
「……俺、萌音の事がどうしようもないぐらい好きだ。中1の時から、ずっと萌音の事を想ってた。だから、契約結婚を持ちかけられ嬉しかった。祖父が亡くなるまでと期間つきだったが、ずっと死ぬまで萌音と夫婦でいたいと思った」
リビングに入り、ソファーに座ろうとしたらいきなり手を引かれ翔真に抱きしめられた。
そして、初めて翔真から愛の告白をされ、戸惑う。
ずっと、私と翔真の関係は親友だと思ってた。
「萌音、お願いだ、離婚しないでくれ。俺の奥さんでいてくれ。そのためなら、なんでもやる」
個人で宮坂不動産の株式を3分の1購入した翔真。
株価が下落しているとはいえ8千万円以上はかかったと思う。
たぶん、ほぼ全財産をはたいてしまったと思う。
祖父が亡くなるまでのかりそめ夫婦なのに、翔真はダイヤモンドが隙間なくぐるりと1周している途切れることのない永遠の愛を表しているフルサークルのエタニティリングを婚約指輪として私に贈った。
私の事を愛してるから翔真は私との結婚に応じてくれたと今、知る。
「私、翔真に何もしてあげれないよ。カグラホームにとってマイナスにしかならない会社の御令嬢だよ」
「家柄は関係ない。俺の側にいてくれるだけでいい。萌音、ここに帰ってきて」
私の身体をぎゅっと抱きしめる腕に力が入る。
私を離したくないという翔真の想いの強さが伝わってくる。
「……翔真の奥さんでいる。翔真、こんな私の事を好きになってくれてありがとう!!」
背伸びをして、翔真の唇にキスをした。私から翔真にキスを仕掛けたのは初めてだと思う。
重なるだけのキスし離れようとしたら、ぬるりと舌が差し込まれ、深く繋がった。
お互い身体をぎゅっとキツく抱きしめ合う。
翔真の唇が私の唇を離れ、手が私のジャケットを脱がせ、ワンピースの後ろのファスナーをゆっくりと下ろし、ストっと落とした。
少しずつ露わになっていく肌に、唇を寄せていく。
肩、鎖骨、胸の谷間に、チクリと紅い薔薇を咲かせていく。
胸元にキスをしながらブラジャーのホックを外され、キャミソールと一緒に頭から抜き取ると、零れ落ちた乳房を掴んで揉みしだく。
先端の実を摘まれ、転がされ、腰がビクッと震えた。
「……私だけ脱がされて裸なのやだ」
「じゃあ、萌音が俺を脱がせて」
真昼間の明るいただ広いリビングで、ストッキングとショーツも一気に下され、何も身につけてない露わな姿にされ、羞恥心が込み上がる。
翔真の仕立てのいいスーツに手をかける。彼のジャケットのボタンを外し、脱がせ、ネクタイを抜き取り、リビングの机の上の置く。
シャツのボタンをひとつずつ外し、腕から抜き取り、アンダーシャツをバンザイさせて脱がす。
スラックスのベルトのバックルを外し、スラックスを下ろす。
「……萌音、パンツも脱がせてくれる」
ボクサーパンツがはちきれないばかりに膨らんでいて、大きく滾ってるのが目に見てわかる。
「ーー萌音、触ってくれないかな」
私の右手を掴み、翔真が股間を触らせる。苦しそうに張りつめている剛直を解放させるためにボクサーパンツを下に下げる。
お腹に当たるぐらい固く反り返っている剛直を恐る恐る握ってみる。
温かくてピクピクと小さく振動していていた。
思いきって口の中に入れてみた。
口の中でさらに太く固さを増し、その反応が愛しく感じた。
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