こんなお付き合い、やだ!!

鳴宮鶉子

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嫉妬深い天才建築士☆

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 プリンセスホテルグループの専務が契約を交わすために大島建設に来られるから、1ヶ月半ぶりに拓海くんと出社する。

「久我くんと会うの、久しぶりだね」

「………」

 久我玲司くんは同じ大学だったけど、経営学部専攻だったから私自身は講義やゼミでの絡みはなかった。
 だけど、男性陣5人が国内最難関の中高一貫男子校の同級生という繋がりがあり、集まってた。
 久我くんが依頼主で大島くんが施工主で、卒業記念として、自由な発想で建築設計を行い、プリンセスホテルの新設さ、それがきっかけで拓海くんは天才建築士といわれるようになった。

 1番いい応接室へ向かう。部屋の中に入ると大島湊くんも来ていて、久我くんと雑談してた。

「須藤、沖縄に建築するホテルのデザイン設計図見た。めっちゃいい!!」

   ジャニーズ系の可愛い感じの端正な顔立ちをした久我くんが笑顔を向ける。
 
 彫りが深い男らしいハンサムの大島湊くんと、可愛い愛嬌のある美少年の久我くん。
 この両極端な端正な顔立ちをした2人の2ショットに胸がときめく。

 そして、ーーよからぬ妄想を思い浮かべてしまう。

「……御曹司が、そんなにいいかよっ」

  そんな私に冷たい眼差しを向け、拓海くんは小声で囁く。
 かなり不機嫌なオーラを放ち、契約書を交わす手続きを行う。

「今日、夜に“STAR LIGHT”で飲もうぜ!!」

 全国の系列ホテルを視察で回ってる久我くんとは、3ヶ月に1度ぐらいしか夜に時間が合わない。
 品川グランドプリンセスホテル内のいつものBARに誘われ、夜に4人で飲む事になった。

   富良野と軽井沢、沖縄にリゾートホテルの建設をする事が決まり、拓海くんが仕上げたデザイン設計図を具体的な実施計画書に仕上げないといけない。
 
  オフィスビルから出て、マンションへ向かおうとしたら、拓海くんに右手を掴まれた。

「蓮華、ピルトンホテル銀座のロイヤルスイートを観に行くの付き合ってくれない?」

「ーーえっ!?」

    走りのタクシーに乗せられ、半年前に銀座にオープンした世界で名高いホテルグループの高級ブランドホテルに連れてかれた。

「ーー拓海、チャチャいるから宿泊はしないよぬ?21時に大島くん達とBARで飲む約束してるし」

「ーーわかってる。休憩で入っただけ。最近、仕事仕事で蓮華と就寝前にしかゆっくりできてなかったから溜まってる」

 1泊15万円もするロイヤルスイートルームに休憩で連れてこられるなんて思ってもいなかった。
 ホテルの内装設計はカーテンやベッド、照明機器などのトータルコーディネートを任されてる。だから、高級ホテルの客室はすごく興味がある。
 部屋に入るなり、仕事用タブレットを取り出し、写真をパシャパシャと撮る。
 
 バストイレからリビングをくまなく写真に収め、寝室に入ると、拓海くんに、ドン、と背中に軽い衝撃がして、よろめいたところで、ぐいと引き寄せられ、ベッドに正面から放り投げられてしまった。
 うつ伏せでベッドにダイブし、ぎしりとスプリングが軋むも、最高級のベッドマットレスだから身体が沈み、全く痛くない。

「ーー拓海くん、酷い」

 ベッドから起き上がり拓海くんの方を振り向くと、ベッドに押し倒され、身につけてる衣服を全て器用に脱がされ、肌に唇と舌を這わされた。
 胸の膨らみを両方掴まれ揉みくちゃにされ、身体がしびれるくらいに熱くなる。

「ーー大島と久我に見惚れてただろう。そんなに御曹司がいい?俺じゃダメか?」

「……えっ!?」

「蓮華が昔、投稿していた小説、全部読んだ。ヒーローが全て御曹司だった。俺だと役不足か?」

 胸の頂きを舐められ、乳首を吸われ、転がされ、噛まれる。

「あっ、……あん!!はっ、やん!!」

 甘い痛みに、嬌声が止められない。

 いつのまにか拓海くんの手が脚の付け根にあり、蜜が溢れてる割れ目を指で往復する。
   クチョクチョと音が鳴り、身体が、腰が、揺れる。

 私の脚をを広げ、その中央に顔を埋めた拓海くんが、蜜口に舌を入れ、ジュルと音を立て溢れた吸いあげるから、あまりの気持ちよさに、荒い吐息がこぼれ、はしたなく嬌声が漏れる。
 弱点の敏感な突起を指で擦られ、腰がびくりと跳ね、頭の中が真っ白になる。

 ベッドから立ち上がった拓海くんが、身にまとっているスーツをせかしく脱ぎ捨て、ぐ、と私の太腿を持ち上げ、蜜口に、熱い、硬い、太い、楔を宛てがわせてきた。


「……ちょっと待って。着けてないよね。ダメ!!」

「俺が御曹司じゃないからダメなの?」

「はっ、ーー意味分からない!!」

 生で挿れられるのはまずい。
 足をジタバタさせて拒絶しようとしても、両腿を掴まれて組み敷かれてるから動かない。
 上体を捻ろうとしても、押さえつけられる、抵抗のしようがない。

  本能に駆られた雄杭が収縮を繰り返す狭い蜜孔に侵入してくる。
 XLサイズの質量と生の感触に、体が歓喜する。

「ーー抵抗しても無駄。御曹司にはなれないけど、独立して設計事務所を起業するつもりでいるから。日本だけでなく、世界中の高層ビルの建設に携わりたい。蓮華、俺と一緒になって、絶対に幸せにするから!!」

 唇が塞がれ、酸素不足で意識が朦朧するぐらい励ましく乱暴に貪られる。
 温い舌に吸い付かれて舌を絡め合わせられ、ぎゅうと強く窒息してしまいそうなくらい抱きしめられ、苦しくて痛い。

 秘められた所に埋められた熱は、奥へ、奥へと熱押し進められ、グリと子宮口を突く。

 何度も何度も突いて、私を絶頂へと導く。

「ーー気持ちいい?蓮華」

    腰を強く掴み、中を抉るかのように強く強く腰を押しつけてくる拓海くんが笑みを浮かべ、胎内にドクンドクンと欲望の白濁を放出した。

「ーーお願い、俺の子を産んで。俺のものになって」




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