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最高レベルの結婚相手
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「藤宮さーんじゃなく、遠坂さん、結婚おめでとう!!」
ーー8月の終わりの日曜日
新橋にある和食創作料理のバイキングの店を貸し切りにして行われた東條ゼミ飲み会。
「えー、あの手術ロボットエジソンのシステム開発された遠坂蓮翔さんが教授の息子だったんですか!!
で、その遠坂さんと藤宮さんが同じ会社で上司と部下の関係で傷心してる藤宮さんを支えてスピード結婚……。
藤宮さん、斎藤と別れて正解だったよ!!」
東條教授がわたしと蓮翔の側にいるから、ゼミのOBが集まってきて、ずっとこんな感じで結婚の報告と東條教授の息子自慢を聞いてた。
東條教授の付き添いの元、わたしの実家へ行き、なぜか東條教授がわたしの両親にわたしと蓮翔の結婚許可を取った。
籍だけすぐに入れ、それからわたしは蓮翔のマンションで半同棲でなく暮らし始めた。
「あっ、デキ婚じゃないよ!!
誠実さをみせるために愛音ちゃんを安心させるために先に籍を入れて挙式は秋に挙げさせる事にした」
蓮翔がデキ婚を狙ってた事を知らない東條教授。
籍を入れて夫婦になってからは、まだ妊娠は避けたいから気をつけるようになった。
来月出産予定の礼香を連れて飲み会会場に現れた和馬が、わたしが蓮翔と一緒に東條教授の隣にいるのを見て複雑そうな表情を浮かべてた。
「斎藤が勤めてた会社、倒産してあいつ今、路頭に迷ってる。
AI開発の職場に東條ゼミのOBがいるから門前払い食らってて、この飲み会でOBにお願いして口添えして貰おうと思ってたんだろうな」
ゼミの同期で和馬と仲がよかった内田がわたしのところに来て、ボソリと教えてくれた。
「……あいつ、日望製作所に就職して東條教授とAI開発をしてる藤宮に嫉妬してた。
藤宮の事を本気で好きだったけど、仕事が上手くいってなくて、不甲斐ない自分に嘆いてた。
それであの女にそそのかされ、遊びでいいからと言われて慰めて貰ってたら妊娠させてしまったと言ってた。
はめられて結婚させられたんだろうな」
幼馴染の礼香はいつもわたしの隣にいたけれど、わたしの隣にいる事で周りの中に溶け込んでる子だった。
わたしが他の子と仲良くしてると機嫌を損ねその子の悪口をわたしに言ってくるような子だった。
礼香と親友のつもりだったけど、なんとなく一緒にいるだけで心底信頼してはいなかった。
「斎藤……、AI開発以外のIT関係の仕事は過酷だけどあるから、子供が産まれてくるし妥協してどこかに就職して、嫁と子を養っていくだろう」
内田から和馬の近況を聞き、同情してしまった。
和馬と礼香とは一言も言葉を交わさず飲み会はお開きになった。
そしてわたしと蓮翔は朝方まで、東條教授と東條ゼミの活躍してるOBに捕まり、銀座の街を連れ回された。
ーー8月の終わりの日曜日
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「えー、あの手術ロボットエジソンのシステム開発された遠坂蓮翔さんが教授の息子だったんですか!!
で、その遠坂さんと藤宮さんが同じ会社で上司と部下の関係で傷心してる藤宮さんを支えてスピード結婚……。
藤宮さん、斎藤と別れて正解だったよ!!」
東條教授がわたしと蓮翔の側にいるから、ゼミのOBが集まってきて、ずっとこんな感じで結婚の報告と東條教授の息子自慢を聞いてた。
東條教授の付き添いの元、わたしの実家へ行き、なぜか東條教授がわたしの両親にわたしと蓮翔の結婚許可を取った。
籍だけすぐに入れ、それからわたしは蓮翔のマンションで半同棲でなく暮らし始めた。
「あっ、デキ婚じゃないよ!!
誠実さをみせるために愛音ちゃんを安心させるために先に籍を入れて挙式は秋に挙げさせる事にした」
蓮翔がデキ婚を狙ってた事を知らない東條教授。
籍を入れて夫婦になってからは、まだ妊娠は避けたいから気をつけるようになった。
来月出産予定の礼香を連れて飲み会会場に現れた和馬が、わたしが蓮翔と一緒に東條教授の隣にいるのを見て複雑そうな表情を浮かべてた。
「斎藤が勤めてた会社、倒産してあいつ今、路頭に迷ってる。
AI開発の職場に東條ゼミのOBがいるから門前払い食らってて、この飲み会でOBにお願いして口添えして貰おうと思ってたんだろうな」
ゼミの同期で和馬と仲がよかった内田がわたしのところに来て、ボソリと教えてくれた。
「……あいつ、日望製作所に就職して東條教授とAI開発をしてる藤宮に嫉妬してた。
藤宮の事を本気で好きだったけど、仕事が上手くいってなくて、不甲斐ない自分に嘆いてた。
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和馬と礼香とは一言も言葉を交わさず飲み会はお開きになった。
そしてわたしと蓮翔は朝方まで、東條教授と東條ゼミの活躍してるOBに捕まり、銀座の街を連れ回された。
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