9 / 10
7 side 朔弥
しおりを挟む
美玲に見られたら拙い現場を見られてしまった。
いつものように奈月ちゃんをスポーツジムの多目的トイレに呼び出し、事を終えた後、先に出ていった彼女がスマホを忘れていったから追いかけて外に出たら美玲がいた。
完全に軽蔑されてしまった。
2年前に美玲との関係を終わらせてから、欲求不満を発散させるために、タイプの女性がいたら口説き落とし、身体だけの関係を持ってた。
“いつでも呼んで”と連絡先を教えてくれた女性は78人。
大半は1夜限りで終わっていて、仕事の合間に気晴らしで抱いたり、休みが取れた週末を共に過ごしているのは5人。
5人といっても、話があって身体の相性もよく尽くしてくれる奈月ちゃんを呼び出してた。
ホテルの部屋でなくスポーツジムの多目的トイレに来てくれる女なんてあまりいない。
仕事を抜けてささっと終わらせたいから、それに応じてくれる子と関係を持っていた。
スポーツジムの多目的トイレを利用するのは辞めて、近くにできたビジネスホテルのダブルの部屋を1ヶ月間押さえた。
ホテルだから、スポーツジムの多目的トイレと違って平日の昼間でも来てくれる子は多い。
奈月ちゃん以外の女を、昼前と午後に2度呼び出し抱くも、違和感を感じ、楽しめない。
奈月ちゃんと2年半も関係が続いてる。
美玲の代わりと思って抱いていたが、いつのまにか俺にとって特別な存在になってたのかもしれない。
女性ファッション誌のモデルをしてるだけあって、奈月ちゃんはセンスがいい。
行為の後に渡したお金でブランドもののワイシャツやネクタイピンなどを購入して、俺に渡してくる。
『朔弥さんに似合うと思って。今度、この服を着た姿を見せてくれたら嬉しいな!!』
久しぶり日曜日。奈月ちゃんを誘って六本木ヒルズへ行く。秋物の服を選んで欲しいと伝えたら、俺に似合いそうな服をあらかじめ調べてくれていて、案内してくれた。
まさかの展開で、美玲と蓮と鉢合わせをしら奈月ちゃんが美玲と友達になった事を知った。
人見知りが激しい美玲と親友レベルまで仲良くなった奈月ちゃん。
「奈月ちゃん、セフレ辞めて、俺の本当の恋人にならない?奈月ちゃんが俺の恋人になってくれるんなら、奈月ちゃん以外のセフレとは関係を切る。奈月ちゃんだけを愛するって約束するから、だから、俺の恋人になって!!」
六本木にある最高級ホテルのザ・リッツ・カートン東京のスイートルームとディナーにフレンチを予約し、奈月ちゃんに告白をした。
「嬉しい、ありがとう!!」
奈月ちゃんは、不誠実で最低な俺の恋人になってくれた。
いつものように奈月ちゃんをスポーツジムの多目的トイレに呼び出し、事を終えた後、先に出ていった彼女がスマホを忘れていったから追いかけて外に出たら美玲がいた。
完全に軽蔑されてしまった。
2年前に美玲との関係を終わらせてから、欲求不満を発散させるために、タイプの女性がいたら口説き落とし、身体だけの関係を持ってた。
“いつでも呼んで”と連絡先を教えてくれた女性は78人。
大半は1夜限りで終わっていて、仕事の合間に気晴らしで抱いたり、休みが取れた週末を共に過ごしているのは5人。
5人といっても、話があって身体の相性もよく尽くしてくれる奈月ちゃんを呼び出してた。
ホテルの部屋でなくスポーツジムの多目的トイレに来てくれる女なんてあまりいない。
仕事を抜けてささっと終わらせたいから、それに応じてくれる子と関係を持っていた。
スポーツジムの多目的トイレを利用するのは辞めて、近くにできたビジネスホテルのダブルの部屋を1ヶ月間押さえた。
ホテルだから、スポーツジムの多目的トイレと違って平日の昼間でも来てくれる子は多い。
奈月ちゃん以外の女を、昼前と午後に2度呼び出し抱くも、違和感を感じ、楽しめない。
奈月ちゃんと2年半も関係が続いてる。
美玲の代わりと思って抱いていたが、いつのまにか俺にとって特別な存在になってたのかもしれない。
女性ファッション誌のモデルをしてるだけあって、奈月ちゃんはセンスがいい。
行為の後に渡したお金でブランドもののワイシャツやネクタイピンなどを購入して、俺に渡してくる。
『朔弥さんに似合うと思って。今度、この服を着た姿を見せてくれたら嬉しいな!!』
久しぶり日曜日。奈月ちゃんを誘って六本木ヒルズへ行く。秋物の服を選んで欲しいと伝えたら、俺に似合いそうな服をあらかじめ調べてくれていて、案内してくれた。
まさかの展開で、美玲と蓮と鉢合わせをしら奈月ちゃんが美玲と友達になった事を知った。
人見知りが激しい美玲と親友レベルまで仲良くなった奈月ちゃん。
「奈月ちゃん、セフレ辞めて、俺の本当の恋人にならない?奈月ちゃんが俺の恋人になってくれるんなら、奈月ちゃん以外のセフレとは関係を切る。奈月ちゃんだけを愛するって約束するから、だから、俺の恋人になって!!」
六本木にある最高級ホテルのザ・リッツ・カートン東京のスイートルームとディナーにフレンチを予約し、奈月ちゃんに告白をした。
「嬉しい、ありがとう!!」
奈月ちゃんは、不誠実で最低な俺の恋人になってくれた。
3
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
十五年後、十四のままの君に触れる
有箱
恋愛
十五年前、別れを切り出してきた僕の恋人が言った。
『十年後、まだ私のことを好きでいてくれたら、ここに来て』と。
十年後、約束の場所に行ったが君はいなかった。
それから一年が経っても、さらに一年経っても――五年が経過しても君は現れなかった。
どうしても愛を捨てきれなかった僕は、最後の望みをかけて手紙を送る。
1ヶ月後、公園で待っています、と。
期待と不安の中、迎えた当日。十五年の間、心待ちにしていた君が現れた――顔も格好も、別れた時の姿のままで。
雪の日に
藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。
親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。
大学卒業を控えた冬。
私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ――
※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷 むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
地味な私では退屈だったのでしょう? 最強聖騎士団長の溺愛妃になったので、元婚約者はどうぞお好きに
reva
恋愛
「君と一緒にいると退屈だ」――そう言って、婚約者の伯爵令息カイル様は、私を捨てた。
選んだのは、華やかで社交的な公爵令嬢。
地味で無口な私には、誰も見向きもしない……そう思っていたのに。
失意のまま辺境へ向かった私が出会ったのは、偶然にも国中の騎士の頂点に立つ、最強の聖騎士団長でした。
「君は、僕にとってかけがえのない存在だ」
彼の優しさに触れ、私の世界は色づき始める。
そして、私は彼の正妃として王都へ……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる