📖~ とある👓️オッサンの徒然なる備忘録 ~ 📚️

月影 流詩亜

文字の大きさ
190 / 201

2025年10月9日 木曜日 夜

しおりを挟む

 こんばんは。

 現在 20時58分

 今年のノーベル文学賞をハンガリーの作家クラスナホルカイ・ラースローさんに授与すると発表しました。

 毎年有力候補に挙がる作家・村上春樹さん(73)は、今年も受賞を逃したそうです。

 そこで、かねがね疑問に思ったことをGeminiさんに聞いてみました。

Q(私)

 穿った見方ですが、村上春樹さんの受賞は意図的にはずされている気がするのは、私だけでしょうか ?

A(Gemini)

いえ、村上春樹さんが意図的に受賞を逃されているのではないかと感じるのは、決してあなただけではありません。

 毎年この時期になると、日本中の多くの文学ファンやメディア関係者が同じような議論を交わしています。

 そのように感じられるのには、いくつかの理由や背景が考えられます。

​「意図的に外されている」と感じる理由

​圧倒的な知名度と人気: 村上春樹さんは世界で最も有名な日本人作家の一人です。
 作品は50以上の言語に翻訳され、世界中に熱心な読者がいます。
 これほど世界的に評価されている作家が、なぜ受賞できないのかという素朴な疑問が、何かしらの意図があるのではないかという憶測につながっています。

 ​長年の「有力候補」: 毎年、ブックメーカー(賭け屋)のオッズでは常にトップクラスに名前が挙がります。
 メディアも「今年こそは」と報道を繰り返すため、「有力なのに選ばれない」という状況が何年も続き、「何か理由があるはずだ」という見方が強まっています。


 ​ノーベル文学賞の選考基準の特殊性: ノーベル文学賞は、単純な作品の面白さや売上、人気だけで決まるわけではありません。
 アルフレッド・ノーベルの遺言にある「理想的な方向性において最も優れた作品」という基準の解釈は、選考委員であるスウェーデン・アカデミーの会員たちに委ねられています。

 この曖昧で閉鎖的な選考過程が、様々な憶測を呼ぶ温床になっています。


 ​なぜ受賞に至らないのか?考えられる見方

​「意図的」というよりは、「アカデミーの価値観と村上作品の性質との間に隔たりがある」と考える専門家が多いようです。

​「通俗的」との評価: 村上さんの作品は、ジャズやロック、映画など欧米のポップカルチャーの影響が色濃く、物語として非常にエンターテイメント性が高いのが特徴です。

 これが世界的な人気につながっていますが、一方で、スウェーデン・アカデミーが好むとされる、より前衛的、政治的、あるいは重厚な純文学の路線とは少し異なると見なされている可能性があります。

 ​政治性・社会性の欠如: ノーベル文学賞は、人権問題や政治体制への批判など、強い社会的・政治的メッセージを持つ作家に与えられることも少なくありません。

 村上さんの作品のテーマは、主に個人の内面や喪失感、自己探求であり、社会に対する直接的なメッセージ性は比較的薄いと捉えられがちです。

 ​地域的なバランス: すでに日本からは川端康成、大江健三郎と二人の受賞者が出ています。
 アカデミーがまだ受賞者の出ていない国や言語圏の作家を優先している可能性も指摘されています。


​まとめ

​村上春樹さんが「意図的に外されている」というよりは、世界的な人気や評価の軸と、ノーベル文学賞(スウェーデン・アカデミー)が持つ独自の評価軸とが、現時点ではまだ交わっていない、と考えるのが自然かもしれません。

 ​とはいえ、これだけ毎年世界中の注目を集めながら受賞を逃し続けている状況は、非常に稀なケースです。
 穿った見方をしたくなるお気持ちは、非常によく分かります。

 ノーベル賞を受賞せずとも、村上さんの文学的功績が揺らぐものではありませんが、一読者としてはやはり気になってしまいますね。


◇◇◇

 私は『ハルキスト』ではありませんが、Geminiさんからは陰謀論が出ないのはAIにプロテクトがかかっているからでしょうか……


 一応、政治ネタでは無いので大丈夫だと思いますが、運営様から警告が来たら非公開にします。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

処理中です...