【完結】残念勇者の物語

月影 流詩亜

文字の大きさ
9 / 64

王都 ②

しおりを挟む
  冒険者協会 または 冒険者ギルド

漫画 や ラノベ   アニメ  などでは 荒くれ者が 溢れ 場末の 飲み屋 のように荒れたイメージが あったけど……

  そこは 都会の役所のように綺麗だった

  私達は 窓口に行って手続きを したが
やはり王子のところで 騒ぎに なった



「 この国は 沢山の 異世界の人達を 召還していますが 『 見習い勇者』は 初めて見ました
   本来なら この低いステータスでは 冒険者登録は お薦めしないのですが 成長を
見込んで 特別に 発行します


  ただ 皆様は  全員が『 ランク F』ですので 絶対に 無理をしないでくださいね 」

  受け付けしてくれた お姉さんが 心配そうに忠告してくれた

 

   私達は お姉さんに 食事できる 店を聞いて そちらに 向かった

  やはり 情報収集は 飲み屋 か 食事所だろう

   私達 三人は 相談して  回りの 冒険者から
情報を 聞いてまわった


  えっ  王子は 阿保だから 食事に 集中してもらった



 

   そうして 再び 皆が 集まり情報交換を しようとした時



「 おい  !  そこの ガキ     その娘達を 俺達に
よこせ   !  お前のようなガキには 勿体ないから
俺達が もらってやる 」


「 ケケケケケ   お前だろ  異世界から来た
『見習い勇者』と いうのは 王城の騎士が
噂してたぜ    ステータスが 村人並みに 貧弱
なんだってな   ! 」

「 どうせ  お前のようなガキは すぐに死ぬんだ
俺達が かわりに 娘達を まもってやるよ 」


   いかにも悪そうな荒くれ者が 絡んできた

「俺達は 『ランク D』の ブラックウルフだ
ランク F   のガキは さっさと うせろ   ! 」


  荒くれ冒険者の 一人が 私達に 手をだそうと
した時 王子が 飛び出してきて
両手を広げて 護ってくれた












   俺様は とっさに動いていた

   俺様の 幼馴染みである  葵   茜   薊  は
職業が 村娘だ  いくら『名 持ち』でも この異世界で 通用するとは かぎらない

   俺様が『残念勇者』ということは 俺様の
召還に 巻き込んでしまったのにちがいない

  なら 『残念』とは いえ 勇者なのだから俺様が
護るのは当然だ

  ましてや 大事な 幼馴染み達だ

  絶対に 彼女達を 護るんだ

「 おい  ガキ  邪魔するなら 痛い目にあうぜ 」

そう言いながら 殴りかかってきた







   王子が 私達を 護ってくれている

  足元が 震えて 怖いくせに必死に庇ってくれている

   荒くれ冒険者の拳が 王子に当たった












   しかし 怪我をしたのは 荒くれ冒険者の方だった

「 ウギャー  痛い  俺の手が  !  俺の手が
  ! 」

冒険者が 余りの痛みに 転げ回っている

  王子は ダメージはなく 

  困惑していた



  当然でしょ

   みのまもり  8000000

   しゅびりょく   10000000

   魔王でも なければ ダメージをあたえることが
できるわけ ないのだ


  その 騒ぎを 聞きつけたのか 衛兵が来た
 
  私達は 事情を 説明した
衛兵は  店にいた他の客にも 聴取して
冒険者達を 連れていった
しおりを挟む
感想 40

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある

柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった 王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。 リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。 「わかりました。あなたには、がっかりです」 微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

思いを込めてあなたに贈る

あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

処理中です...