【完結】残念勇者の物語

月影 流詩亜

文字の大きさ
10 / 64

王都 ③

しおりを挟む
  私達は 情報交換の為に 場所を移した

  どうせ 宿泊するのだからと もう一度
冒険者協会に お薦めの宿を 聞きに いったのだ

  ついでに どんなクエストがあるかも 確認しよう



  冒険者協会に いったら既に 私達の事が話題
に なっていた

  王子は ベテラン冒険者に囲まれ モテモテだ


『 よぉ  兄ちゃん  見直したぜ   女の子達を 護ってやったんだって  」


「 見習い とは言え流石 勇者さまだな  気にいったぜ 」


「 あの馬鹿達は 俺達  冒険者の恥だったからな
スッキリしたぜ 」



  背中を 叩かれながら歓迎されている


  私達は それを横目に見ながら 受け付けに向かった







    必要な事を 聞いた私達は 『 眠れる羊達』と
いう宿屋に 決めた

   それから クエストが 張り出されてる掲示板を
見にいった



「 俺様達が 受けられるのは 一つ上の『ランクE』まで だったな 』

   王子が 珍しくマトモなことを言った


「 なら  この薬草の採取は どうかなぁ 」
 
  茜が 慎重な 事を言う

「 ゴブリンの討伐がいい   私が 切り刻む 」

   薊が 殺る気に なっている


「 この  トツゲキウサギの 討伐にしよう
俺様達は まだこの世界に なれてないからな
安全策を 取ろう」

   今日の 王子は 本当に どうしたのだろう
いつになく マトモだ
   



   私が びっくりして 見ていると

「 いくら俺様だって 命が かかっているんだ
考えるぜ
まして 大事な幼馴染みが いるんだ  無理は
できるわけないだろう 」


   この男は こういう事を サラリと 言うから
私は この阿保を 見捨て慣れないのだ



「なら 薬草の採取 と トツゲキウサギの討伐
にしましょう   私達には 人形(ヒトガタ)の
ゴブリンは 早いと 思うわ 」

   私が皆に提案した





    結果  私の案に きまったので まず受け付けに
クエストを 受けることを告げたあと

   先に 宿屋を 押さえるべく『眠れる羊達』に
向かった




  宿屋で 部屋を二部屋借りた後 クエストをこなすために 王都の 外に 出た





「 ねえ ねえ  葵  武器屋で 武器を 買わなくて いいの   ?  もらった 錆びた剣 や 錆びたナイフ
じゃ  闘えないよ  」

  茜が 心配そうに言う

「 国から もらった銀貨だと 数日宿屋に 泊まるので 消えてしまうわ」

   私がそうこたえると

「  でも 天子様から もらったお金が あるよね
あのお金は 使わないの   ?」


   そう  今は 使えない 何故なら




「 葵   茜   静かに    王城から ずっとつけられている 」

   やはり 薊も気づいたみたいね


「 どうする    『殺る』」

    
    相変わらず 薊は物騒だ


「もう少し 様子を見ましょう
それでも 引き返さない時には……………」

「 わかった    その時は 私が…………」


「葵 も 薊 も 物騒だよ~    もう少し平和的に
いこうよー  」


   茜は 本当に お人好しだなぁ







  暫くすると  森に 着いた


   私達は 鑑定スキルを 使いながら 薬草を さがした




「 どれを 見ても 薬草 か 毒草なんて わかんねーよ」
   阿保がさけぶ





「 どう   まだいる」 

私が 薊に 確認すると

「 この辺りに 気配が 感じられない
たぶん 引き返した   と思う



   薬草を採取しつづけると
なにかが 囲んで来たのが 解った
しおりを挟む
感想 40

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある

柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった 王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。 リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。 「わかりました。あなたには、がっかりです」 微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

思いを込めてあなたに贈る

あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

処理中です...