【完結】残念勇者の物語

月影 流詩亜

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[ 王子side]

   さっきから クリスの視線を 感じるのだが 俺、何か
したかぁ  ?
( 俺様 と 呼称するのは止めた………あの第五 王子馬鹿王子と一緒はイヤだ)

   
   とっ  とにかく 怪しい奴が いないか警戒しないと……
水門に 怪しい奴はっと……………数人の人影があるな  !
   一応 、職務質問するか

   俺が 職務質問するより聖騎士クルセイダーたる クリスに 頼もう

   クリスに 目配せすると 頷いて 水門に向かった

「 俺の事は いいから 彼女クリスに 付いて行ってくれ 」
 
   一緒に来ていた騎士達が 急いで彼女を 追いかけた


[ クリスside]

    王子プリンスさまに 期待されている  !
私は 張り切って 水門に向かった

「 貴様らぁー     怪しい奴らめぇー  !
私の目は 誤魔化せないぞぉー  !  」

    私は 剣を抜刀して 構えた  ‼️


   ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ

 
「 お前もかぁー❗❗️❗️  」
   
   ボカッ  と 王子さまに はたかれた  !

   ハァ  ハァ  ハァ  ハァ

   「クリスは まともだと 思っていた、俺が 馬鹿だった
茜 や あざみと 同類だ  !」

「 酷いです  王子さま………私は彼女達ほど 戦闘狂バトルジャンキーでは ありません  ! 」

   私達が 騒いでいる間に 騎士の一人が 職務質問を
してくれたようだ

  「  こちらは 『シロ』のようだ
茜の班 か 葵 と 薊の班が 本命なのか   ?」
   
   王子さまの 切り替えが早い
叩かれたけど 距離が 縮まったようで うれしかった

「 少しは 反省しろ  !    脳筋聖騎士  !  」

   ゾクッ   とした………なんだか新しい価値に目覚めた気がした



[ 葵side]


   私 と薊は ダイトネ川の支流である ウシロ川に来ていた

   ここの水門は特殊で スエズ運河の様に 二つの水門で
水位を 調整して行き来する 珍しい水門だ

   外国に 行かなくても ここで見れたのは 嬉しい
ある意味 観光の目玉だから 狙う可能性は 高いだろう


   ほら、いた  !………… 痺れを切らしたのか 第五 王子馬鹿王子が 直々に おでましだ

「 薊  ! 例の合図を お願い  !  」

「 了解………『 フレイム·ボム』 」
   空に 合図の為の『花火』を打ち上げて貰った


   気ずいた ロープグット王子が こちらに戦闘を仕掛け
ようとした所で

「 フラッシュ  !  」
目眩ましの 技 をかけた

   戦闘に 直接かかわっていない私も 何故かレベルアップしていた
   おかげで 『光の勇者』の技が 使える様に成ってしまった
   騎士達の手を借りて 全員を捕縛するこどが できた

   やがて 王子達が 集まってきた

「皆  !  そこいらに 隠れていないか 探して  ! 」

   
   幸い 逃がしては いないようだ


「 貴様ら  !  王族に こんな事をして ただですむと
思うなよ  !
   必ず 復讐してやるからなぁー  ! 」



「 あんたは 『テロリスト』よ  !
王都には 渡さないで ここで 裁判を受けて 処罰されるのよ
   果たして、『王国』は あなたを 『王子』と認めるかしら   ? 」

   私が 言うと 顔を 真っ青にしていた
「 連れて 行って頂戴  ! 」

   騎士達に 頼むと 王子プリンスが 
「 俺も 一緒に付いていくよ   !
奴ら王国側に 口封じされる可能性が あるからな! 」

    王子が 一緒なら安心だ

   私達が ここに居るのも 後わずかだろう
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