【完結】残念勇者の物語

月影 流詩亜

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閑話 勇者(自称) VS 大魔王 ②

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───聖国  正義教  大神殿───


   法皇 ユダにより 四人の正義教の神官、信徒が『勇者』『聖女』『賢者』『剣聖』に任命された。


   勇者   デロリーン

   聖女   ズルポーン

   賢者   マージョ

   剣聖   ペロペロ

   
法皇 ユダ
「 さあ、世界平和の為に 魔王を倒すのです。
貴方達には 女神 メッサリーナの加護が あるでしょう 」


勇者 デロリーン
「  はい。  必ずや、魔王を倒して参ります」


───こうして 新たな勇者パーティーは 旅だった───


旅だったはずだった…………


聖女 ズルポーン
「 あー !  かったりいなぁ、 神殿で ゴロゴロしてたら 急に呼び出されて『聖女』にされちゃうなんて 面倒だよ ! 」
   
勇者 デロリーン
「 だから 歩かずに商人の馬車に勇者特権で 乗っているんだろう。 この馬車は 魔王国に嗜好品を運んでいるから 楽して魔王国に侵入できるぜ ! 」


─── 普通、未熟な勇者パーティーは 旅で修行(レベルアップ)をするものだが このアホパーティーは 何も考えていないようだ─────



剣聖 ペロペロ
「  魔王国は 豊かだから 亜人達を蹂躙じゅうりんして 金や お宝を取り放題だぜ ! 」


賢者 マージョ
「 魔族や魔王なんて 私の『ギガ・ファイヤー』で やして………燃やしてやるわ ! 」


───   この世界の魔法  ────

   炎🔥の魔法『ファイヤー』で いうと

ファイヤー  <   メガ・ファイヤー   <   ギガ・ファイヤー   <テラ・ファイヤー

   の順に強くなっている。

   余談だが  『ヒール(治療魔法)』は 『テラ』の上に『パーフェクト』が ある。
   しかし『 パーフェクト・ヒール』を使えるヒト族は あまりいない。
 
   ────   ────   ─────   ─────   ─────

   やがて馬車は 国境を越えて 魔王国の検問所で 止まった途端、商人達は 一斉に馬車から離れてしまった。

   ヒト族の国家は 知らないが 魔王(実は大魔王)が こういう事態を想定していて 勇者パーティーがいる馬車には 目印の赤い旗が なびいていた。

   商業ギルドは 既に 魔王(実は大魔王)の支配下にあったのだ

   馬車の周りは 魔王軍に 取り囲まれているのに 馬車の中で 惰眠だみん😪😪😪😪をむさぼる  勇者パーティーは 気がつかなかった。
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