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セカンド・シーズン
帰ってきた ゴオニンジャー !
しおりを挟むここは、とある山岳地帯
山エルフ達は、鹿や山羊を狩っていた。
私は、山エルフの族長補佐『ヒー 』だ。
ハイエルフや森エルフ達は、やたらと長い名前を好むが我々 山エルフは短めの名前を好んでいる。
まだ、400歳程度の私達は ヒト族達に里を襲われて逃げてきたのだ。(※エルフの400歳は高校生くらいです‹独自設定›)
村の大人達はヒト族と戦ったが多勢に無勢、数の暴力には敵わなかった。
私達、若い山エルフは子供達を連れて逃げるように前・族長に言われて逃げることになってしまった。
そして、新たな族長に任命されたのが『ゼー』様なんだが
この方、イマイチ危機意識が足りないので私がしっかり支えないといけないのだ。
「 ヒー様、魔族の使者様達がいらっしゃいました。
お会いになりますか ? 」
「 ゼー様は、どうしたのだ ? 会うかどうかは、族長が決める事でしょう 」
「 それが、そのぉ~ ……………
「 やれやれ、またサボりで何処かに逃げてしまった訳か
わかった、私が会おう。 案内してくれ 」
たぶん、魔王国へのお誘いだろう。
魔王様は、大変慈悲深い方で たびたび心配して支援してくださる。
ヒト族達が云うような邪悪な存在では無い。
むしろ、ヒト族国家が邪悪なのだ。
私が使者様達の所に行くと、五人の鬼人達とハイエルフが一人居た。
さっそく会見を開こうとした時、
「 大変です ! 王国の『 ド・スケべエ伯爵』の領軍が攻めてきました ! 」
仲間の山エルフの知らせに
「 使者様達は、先にお逃げください !
ここは我々が、足止めします 」
しかし、一足遅かったようで
「 グッヘヘヘヘヘ、 若いダークエルフがいっぱいだぁ~
あの褐色肌が、たまらん ! お前達、早く捕まえて帰るぞ !
他の貴族達に売る前に味見をしたいからな ! 」
うぅぅぅ 寒気がするわ !
ブクブクに太った趣味の悪い服を着た貴族らしき奴に吐気がするわ !
それに、我々は『ダークエルフ』などと云う存在は知らない。
ヒト族に召還された異世界人達が、我々を見て言い出したのだ。
私達がヒト族の軍隊と対峙しようとした時に鬼人達が私達を庇うように私達の前に立った。
ド・スケべエ
「 お前達は誰だ ! 俺様は王国の伯爵、ド・スケべエ様だぞ !
お前達もヒト族なら俺様に協力しろ !
手柄次第では、褒美をはずんでやるぞ ! 」
「 俺達をお前達、ヒト族と一緒にしないで欲しいな
この自慢の『角』が見えないのか…………その贅肉で潰れた目じゃ見える訳ないか !」
黒い上着を着た男の鬼人が答えていた。
ド・スケべエ
「 ちっ 、 魔族か ! お前達、あのオーガ達を始末しろ !」
鬼人達と伯爵軍が戦ったが、…………
強い、 強すぎる ! 流石、魔王国から来た方々は違うらしい。
奴らは勘違いしているが、彼らは『鬼』ではなく『鬼人』なんだぞ !
あの伝説の存在を知らないとは、ヒト族は『学』が足りないようだな。
戦いが一端止まった時、アノ豚貴族の周りを強そうな騎士達が守るように立った。
「 ふ~、念のために『 ゴ・ウヨクダ侯爵』から精鋭の騎士達を借りて良かったぞ ! 帰ったらウチの連中は鍛え直して貰わないと駄目だな……………
そこのお前達 、 いったいお前達は何者だ !
只のオーガが、ここまで強い訳がないハズだ ! 」
赤い上着を着た鬼人が前に出てきた。
「 通りすがりの『 ヒーロー』だ、覚えておけ ! 」
そう、言って腰のベルトに手をやり
「 ヘ~ン~シ~ン!」
「「「「…………変身 ! 」」」」
光に包まれたかと思うと、そこに立って居たのは、不思議な服に全身を包まれた戦士達だった !
???
「闇ある所、光あり………悪ある所、正義あり」
???
「偉大なる魔王国からの使者……」
「アカインジャー」🎆
「アオインジャー」 🎆
「クロインジャー」 🎆
「キンナンジャー」 🎆
「ギンナンジャー」 🎆
「「「「「 五人 揃って『 ゴオニンジャー』」」」」」🎆🎆🎆🎆🎆
それからは早かった、早すぎた。
ゴオニンジャーは強かった、まるで今までの憂さ晴らしをするように果敢に闘い アッと云う間に伯爵軍を鎮圧した。
豚伯爵が、何か叫んでいたが私には、もはやどうでも良い事だったのだ。
そう、私は ゴオニンジャーに魅了されていたのだった。
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