終末のダンジョンアカデミア

三國氏

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学食にて

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 5体いたゴブリンを全て片付けたところで、俺は懐にしまってあった手のひらに収まるサイズの砂時計を取り出す。
 携帯端末などに比べれば当然不便だが、電波が届かないどころか、機械類一切が完全に停止してしまうダンジョン内では、砂時計などが重宝されている。

「そろそろだな、戻るか」

「ちょうど1時間だっけかその砂時計。いやー、いい汗かいたぜ」

 そう言って袖で額を拭う東の顔には満足という漢字2文字がくっきりと浮かんでいる。
 それもそうだろう1時間丸々モンスターとひたすら戦闘したのだ、これで満足できないとあらば戦闘中毒以外の何物でもない。

「そうだな。俺もいい汗かいたよ。蘭丸も後半だいぶよかったよな。元々遠距離攻撃担当な訳だし、あれくらいできれば十分じゃないか」

「そっ、そうかな。みんなの足を引っ張らないようやるのが精一杯で、自分ではよくわかんなかったけど。でもそう言ってもらえるならそうなのかなぁ。ほんとに今日はありがとうございました」

 照れ臭そうにはにかんだ蘭丸だが、多分今回一番成長したと言っても過言ではないだろう。
 活躍したかどうかは別としてもモンスターと対峙する恐怖が薄れたことで、まさに一皮向けたような少し堂々とした雰囲気が伺える。
 ちなみに大川のことを音符と呼ぶようになった後すぐ、自分も名前で呼んでくれということで蘭丸と名前を呼び捨てで呼ぶことになった。

 そして俺達は1時間前とはまるで別のパーティーかのようなまとまりを得て、集合場所であるゲート前を目指した。
 この授業での目的全てを理解できたわけではないと思うが、チームワークの向上、モンスターと戦うことに慣れること。そういったものは今回間違いなく得られたことだろう。
 最初は魔法無しで戦えと言われた時は何を言ってるのかととも思ったが、魔法有りでは間違いなく得られなかったものだ。
 なんせ魔法有りなんで言われたら、チームワーク関係無しに見つけたモンスターをひたすら狩りまくるゲームにしかならない。
 その点で言えばよく考えられた授業ではあったと思う。

 それぞれが何を考えているかはわからないが、皆一様に満足げな表情を浮かべ辿る帰路。
 周りは拓けた大地であるが念のため周囲を確認することは忘れていない。そう、帰るまでがダンジョン攻略なのだ。

 しばらく歩くとゲートの周りには何班も戻っているようで、班ごとに並んでいるのが見えてくる。
 俺達は幽々子先生に無事戻ってきたことを伝えその列に加わり、残りの生徒が帰ってくるのを待つ。

 数分後、ほぼ時間通りに全員がゲート前に集合した。遅れてくる班などもなかったのは、流石はエリート揃いのダンジョン学園と言うべきだろう。
 当然アラームなど付いていない砂時計で時間通りに動けるということは、裏を返せば時間を見れる余裕があるということに他ならないからだ。

 最後の班が到着し幽々子先生が確認し終えると、それまで互いの戦闘ぶりについて勇ましく語っていた生徒達も口を噤む。

「皆お疲れ様。大きな怪我をする生徒もいなかったようで安心しました。総評などは学園に戻ってからお話しすることにします。それでは学園に戻りましょうか」

 一人スーツ姿というあまりにもダンジョンに相応しくない格好の先生は、くるりと踵を返すと迷いの無い足取りでゲートを通過する。
 俺達も当然その後に続き、5.6人は余裕で通れる幅のゲートを次々と通過する。

 ゲートを通過し一歩踏み出せばすぐそこに広がるのは見慣れた街並み。ではなく周囲を鉄製の素材を使ってドーム状に囲まれた巨大な空間。

(……えーっと、正式名称は確か……第一ゲート前戦術防衛拠点砦)

 簡単な話が日本にある他の7つのゲートを囲む、モンスターが出てきた際に決して外に逃さないためのバリケード。正式名称が長いのでほとんどの人は第一の砦とかそんな呼び方をしている。

 朝来た時は全く気にしなかったが、よく見ればいくつものカメラや、銃火器といったものがあちこちに配備されている。
 例えるならばバリケードというよりもはや要塞といっても過言ではない堅牢さだろう。
 もちろんこの要塞化された門が完成してから5年、一度も破られたことはないそうだ。

 そんな空間をまっすぐ進めば、こちらに気付いた門番が扉を解放する。

 昼前ながらほとんど上りきった太陽の日差しは目を焼くばかりに差し込むが、不思議と嫌ではなかった。
 それどころか現実に戻って来たのだと安心感すら与えてくれる。
 ありがとう太陽。今度から現実に戻って来た時から心の中でそう唱えることにしよう。俺は1人そんことを思いながら、一つ大きな深呼吸をした。

 ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 学園に戻った俺達はまず更衣室へ向かい着替えを済ませ教室へ集合した。
 その後パーティーごとに分かれての反省会、並びに担任教師の幽々子からの総評を終え現在昼休み、俺を含めクラスのほとんどの生徒が学食に集まっている。

 ちなみにこの学園の学食のレベルはやばい。五段階評価するのであれば、最上位の鬼やばいだ。
 まず全品無料でしかも調理しているのがただの学食のおばちゃんではなく、コック帽をかぶったシェフ達がズラリ。
 券売機で料理を選ぶシステムはよく見るものだが、券売機の数は4台もあり全て別のメニューのボタンがついている。
 これもひとえにダンジョン学園の経営を支えるスポンサーと呼ばれる方々のお陰であろう。

(贅沢に慣れてしまうのが恐ろしく思えてしまうのは、俺が根っからの庶民だからだろうか)

 孤児院では当番制でご飯の手伝いをしていたのが少し懐かしくもある。
 それに俺は結構料理を作るのが好きだったりもした。
 ちなみに得意料理は中華、炒飯をはじめに|回鍋肉(ホイコーロー)や|青椒肉絲(チンジャオロースー)はかなり評判が良かった。

「ため息なんてついてどうした多田」

 昔を懐かしむうちについついため息をこぼしていたことに気付き、慌てて振り向き後ろにいる声の主へと顔を向ける。

「あっ先生。すいませんまだ決まってないんでお先どうぞ」

 まぁ、確かに何を食べるかもまだ決めていなかったのは事実だ。というか種類多過ぎ、何十種類あるんだと言いたくなる。

「そうか。もし食欲がないなら辛いものがいい」

 先生はそう言って一番下の列にある"麻婆豆腐EX"と書かれたボタンを押す。

「EX……?」

 麻婆豆腐は好きだし辛いのだって嫌いじゃない。ただEXという2文字が非常に気になる。
 これ絶対やばいやつ。本能がそう囁きかけてくるが、ここで頼まなければなんか負けた気分なので、俺も麻婆豆腐EXとやらのボタンを押す。

 麻婆豆腐とは関係ないが、最近幽々子先生の言葉遣いが気になっている。
 普段は生徒にも敬語を使い、おっとりした優しげな声で話すものの。
 ごく稀にいつもとは違う、抑揚のない少し冷たさのある話し方をする時があるのだ。
 しかもそれが妙に合っているというか、こっちが本当なのでは?と思うことがある。

 そんなことを考えながら出てきた食券を取り出したところで、再び別の人物が後ろから声を掛けてきた。

「へぇー、多田もそれにするんだ」

 そして振り返ればそこにいたのは2年の沖田先輩。
 生真面目で融通の利かないところはあるが、頼れる兄貴分的な存在でもある。

「こんちわっす沖田先輩。土曜なのにご苦労様です。も、ってことは先輩もこれにするんすか?」

「俺はよく頼むよ。麻婆豆腐|extreme(エクストリーム)」

「え、えくすとりーむ?……ってどういう意味なんすか?」

 extremeの言葉の意味はよくわからないが、聞くからにやばそうな語感。そもそも食べ物につける単語では断じてないはず。
 そう信じゴクリと喉を一つ鳴らして沖田先輩の言葉を待つ。

「まぁ、簡単に言えば……極限かな」

「まぁ、折角なんで頂きますかね、麻婆豆腐EX」

 別にお金を払って食券を買ったわけではないので、この券を捨てるなりして他のメニューを頼む手もある。
 とはいえそんなダサい真似できるはずあろうか、いやない。
 先生も沖田先輩も食べられるならきっと大丈夫。

 俺と先輩は列に並び、しばらくして順番が来たので食券を差し出す。
 一瞬目を丸くし俺と先輩の顔をジロリと見た見習いコックのような少年。しかし沖田先輩を見ると何か納得したように頷き厨房に向かって声を上げる。

「extreme二丁!」


 そして数分後、出て来たのは真っ赤な麻婆豆腐とパラパラ具合の完璧な炒飯。
 俺と先輩はお盆を持って空いている席へと腰を下ろす。

 何やらあちこちから視線や、ひそひそと何かを喋っている影がチラホラ。もちろん心当たりはある。
 間違いなく先日の一件についての噂だろう。

「自分と先輩の模擬戦の噂だいぶ広まっちゃってるみたいっすね。なんか注目の的になってますけど」

「あの件はほんとにすまなかった。会長は今年で卒業だから俺も気が焦っててな」

 正確には数えていないがおそらく5回目くらいの謝罪をされては、攻める言葉など出てこようはずもない。
 それに恩人である会長に恩返しをしようと体を張るこの人の男気は尊敬にすら値すると思う。
 何よりこういう不器用で実直な人は何故だが憎めない何かを持っている気がする。

「気にしないでください。それより早く食べましょ、冷めたらエクストリームが勿体無いんで」

 そう言ってスプーンで麻婆豆腐を掬い口へと運ぶ。

「あはぁーー。からっ!何これからっ!」

 ……辛い。そして後から来るさらなる辛さ。
 今まで食べたことのない圧倒的辛さがそこにはあった。
 作ってくれた人には申し訳ないがこれは食べきれない、そんなことを思いながら水の入ったコップを手に取り一気に煽る。

 だが俺の体は自然と再び麻婆を掬っていた。

「なんなんだこの麻婆……。スプーンが止まらない。腹の底から湧き出る食欲が溢れて抑えきれない」

 俺は先輩の顔すら見ずに麻婆豆腐を掬い口へと運び、辛さの中和材に水を使わず炒飯掻き込む。
 その旨さ、まさにやめられない止まらない……。

 火口から噴き出したマグマが地表を飲み込むかのように喉を流れ、額から噴き出す汗を拭うことも忘れ一気に食す。
 そして最後にマグマを冷却するかのように水を流し込む。

「うまいっすねこれマジで」

 そう言って顔を上げればそこにあったのは自慢げな表情を浮かべる先輩の顔。

「そっかそっか。多田にもこの麻婆の素晴らしさがわかったか」

「間違いなく病み付きになりますね。ただ今度からタオルを持って来ることにしますよ」

「あぁ、それがいい。……ところでこの後少しいいか?」

 麻婆豆腐に夢中で気にすることもなかったが、今思えば妙に先輩は静かだった気がする。
 単に食事中はあまり喋らない人なのかとも考えられるが、先輩の真剣な眼差しから何か考え事をしていたのかもしれない。そんなことを思った。

 もちろん昼休みもまだ30分ほど残っているので時間は問題ない。

「いいっすよ。なんの話っすか?」

「えーっとここじゃなんだから、少し出るか」

 ただでさえ|人気(ひとけ)のある場所で、若干の注目を集めているこの状況では話せないことなのだろう。

「わかりました。行きましょう」

 俺も大概食べるのは早かったと思うが、それ以上の早さで食べ終えていた先輩とほぼ同時に立ち上がり食器を片付ける。
 当然昼時の食堂付近は人がごった返しているため、俺と先輩はしばらく歩き食堂から離れる。

 先輩は立ち止まり一度振り返り後ろに誰もいないことを確認する。

「なぁ、多田」

「はい」

「多田はその……柳生とは違うクラスだったな」

「えぇ、僕はA組で、彼女はB組ですから」

「そう……だったな」

 どこか歯切れの悪い口ぶりで本題に入ることを躊躇う先輩。
 この人に限って恋愛絡みの話というわけでもなさそうだが、この人の頼みであれば断る気は無いくらいには尊敬している。

「俺と先輩の仲じゃないっすか。気なんて使わなくていいんでおっしゃってくださいよ」

 そこまで言われてはしょうがないとばかりに、先輩は緊張で強張っていた表情を弛緩させ重かった口をようやく開く。

「実は彼女のことが知りたいんだ」

(えっ嘘!まさかそっちの話だったの。てっきりこの人は会長が好きだと思っていたんだが……)

 思ってもいない事態に流石に驚きを隠せない俺に、先輩はさらに言葉を続ける。

「彼女が|AV(アベンジャー)なのか、俺の方でも調べてみたんだが、情報が全く上がってこなくてな。単に入試一位だから生徒会に推薦したのか、それとも多?のようにAVと思って推薦したのか……。もちろん無理に聞かなくてもいい。もし何か情報が入ったら教えてくれるだけでいいんだ」

「あぁ、そっちですか。それくらいならお安い御用ですよ。噂好きで情報通の友達を持つ友達がいるんで」

「……そっち?まぁ、とにかくだ。噂とかを聞いたら教えてくれ」

「まぁ、その友達の友達は結構優秀っぽいんで任せといてください。聞いてもらえるようさりげなく頼んでおきますから」

 月曜日に会った時にでも杏花にさりげなく話題を振ってみよう。優秀な杏花の友達のことだ、上手くいけば次の日、いや夜にはメッセージで教えてくれる可能性すら考えられる。
 しかし、残る問題が一つだけある。
 もしも柳生がAVだった場合、いったいどうするのだろうか。流石に俺の時みたいに実力行使で排除しようとはしないだろうが、少し気になるところだ。
 まぁ、この人達なら上手くやるだろう。

「おっと、もうこんな時間か。時間取らせて悪かったな。あっ、あともう一つ言うことがあったんだ。生徒会に正式に入ってもらうのは来月からになる。その辺りの手続きも含めて、今度開いてる時にでも生徒会室まで来てくれ。それじゃ」

「了解っす」

 少し早口気味で一気に用件を話し終えると、先輩は軽く手を挙げ去っていく。
 その先輩の背から目を離し時計を見れば昼休み終了10分前。

「……もうこんな時間か。次の授業は確か本館にある第2VR演習室だったけな」

 俺も去りゆく先輩に背を向け本館へと一歩踏み出す。あぁ、正直生徒会に入るのはやっぱりめんどくさい。
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