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届けられた品々 注意!このお話は少し未来のお話です!
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エリーゼ様から頂いたドレスとドレスコートを身につけるだけで、部屋の寒さを感じる事無く過ごせるようになった。
冬用の靴もうんと温かいショートブーツばかり入っていた。
もう足から冷える事も無い。
「正妃様、キンダー侯爵家を通して正妃様へとお届け物が来てるとの事です。ただ今より、お運び致します。何かしらの指示が入り用でしたら、ご指示をお願い致します。」
朝食も済み、ゆっくり過ごしていた所に侍女長から告げられた言葉に不安と期待が混じる。
キンダー侯爵家はアンネローゼ様のご実家だって聞いた。
運び込まれて来た品々は見た事も無い大きな本と羊皮紙の分厚い束。それらはこの居間の机の上に置かれた。
沢山のメイド達に運ばれて来たのは、学園に入る前に過ごしていた男爵様から与えられた私の部屋に置いてあったテーブルや絨毯だった。
「あのっ!それは寝室にっ!」
わたの言葉で侍女長が先を歩いて絨毯とテーブルが運ばれる。
テーブルとセットだった、椅子が二脚運ばれて行く。
アンネローゼ様が男爵様の邸から持って来てくれたんだ……
その次に衣類らしき物が運ばれ、侍女達がバタバタと動き回る。
やがて荷物を運んでくれた人達が出ていって、静になった時机の上を見た侍女長が何かホッとした顔で私を見た。
「良かったですね、王室典範が無事に届いて一安心ですね。」
「王室典範…………」
「左様です。これが無いと不敬罪として罰せられますからね。正妃様、少しずつで構いません。覚えていきましょう。」
「これ……これ、全部?」
「左様ですよ、側妃様方は全て覚えてらっしゃいますよ。」
「全部…………」
驚いて侍女長を見つめている時だった。バタバタと侍女が慌てて侍女長に何か耳打ちをしたかと思ったら、侍女長はニッコリ笑って私を見た。
「アンネローゼ様とミネルバ様がおいでたとの事です。」
「え?」
扉が開く音がして、振り返ったらアンネローゼ様とミネルバ様が笑顔で歩いていらっしゃった。
「アンネローゼ様!ミネルバ様!」
「正妃様、こういった時は『良くおいで下さいました。』と仰るのですよ。」
しまった、貴族の挨拶って難しい。
「え……と「そのような言葉は言わないように。」はい、良くおいで下さいました。アンネローゼ様、ミネルバ様。」
アンネローゼ様は厳しい……でも厳しいだけじゃない。
「よろしい。ですが、立って軽く挨拶する方がより望ましい事を覚えるように。あぁ……やっと届いたのですね。」
王室典範の事かな?
「良かったわね、これから王室典範をきちんと覚えてくのよ。」
「はい。でも、これ……全部ですか……?」
「違うわよ。そっちの改訂分も覚えるのよ。」
バッと振り返り机の上を見る、本だけじゃない羊皮紙の束……まさか、この羊皮紙の束もなの?
「正妃様、頑張って覚えて下さいませ。よろしいですね。」
おそるおそる振り返って見たアンネローゼ様の笑顔は、体が震える程怖かった。
冬用の靴もうんと温かいショートブーツばかり入っていた。
もう足から冷える事も無い。
「正妃様、キンダー侯爵家を通して正妃様へとお届け物が来てるとの事です。ただ今より、お運び致します。何かしらの指示が入り用でしたら、ご指示をお願い致します。」
朝食も済み、ゆっくり過ごしていた所に侍女長から告げられた言葉に不安と期待が混じる。
キンダー侯爵家はアンネローゼ様のご実家だって聞いた。
運び込まれて来た品々は見た事も無い大きな本と羊皮紙の分厚い束。それらはこの居間の机の上に置かれた。
沢山のメイド達に運ばれて来たのは、学園に入る前に過ごしていた男爵様から与えられた私の部屋に置いてあったテーブルや絨毯だった。
「あのっ!それは寝室にっ!」
わたの言葉で侍女長が先を歩いて絨毯とテーブルが運ばれる。
テーブルとセットだった、椅子が二脚運ばれて行く。
アンネローゼ様が男爵様の邸から持って来てくれたんだ……
その次に衣類らしき物が運ばれ、侍女達がバタバタと動き回る。
やがて荷物を運んでくれた人達が出ていって、静になった時机の上を見た侍女長が何かホッとした顔で私を見た。
「良かったですね、王室典範が無事に届いて一安心ですね。」
「王室典範…………」
「左様です。これが無いと不敬罪として罰せられますからね。正妃様、少しずつで構いません。覚えていきましょう。」
「これ……これ、全部?」
「左様ですよ、側妃様方は全て覚えてらっしゃいますよ。」
「全部…………」
驚いて侍女長を見つめている時だった。バタバタと侍女が慌てて侍女長に何か耳打ちをしたかと思ったら、侍女長はニッコリ笑って私を見た。
「アンネローゼ様とミネルバ様がおいでたとの事です。」
「え?」
扉が開く音がして、振り返ったらアンネローゼ様とミネルバ様が笑顔で歩いていらっしゃった。
「アンネローゼ様!ミネルバ様!」
「正妃様、こういった時は『良くおいで下さいました。』と仰るのですよ。」
しまった、貴族の挨拶って難しい。
「え……と「そのような言葉は言わないように。」はい、良くおいで下さいました。アンネローゼ様、ミネルバ様。」
アンネローゼ様は厳しい……でも厳しいだけじゃない。
「よろしい。ですが、立って軽く挨拶する方がより望ましい事を覚えるように。あぁ……やっと届いたのですね。」
王室典範の事かな?
「良かったわね、これから王室典範をきちんと覚えてくのよ。」
「はい。でも、これ……全部ですか……?」
「違うわよ。そっちの改訂分も覚えるのよ。」
バッと振り返り机の上を見る、本だけじゃない羊皮紙の束……まさか、この羊皮紙の束もなの?
「正妃様、頑張って覚えて下さいませ。よろしいですね。」
おそるおそる振り返って見たアンネローゼ様の笑顔は、体が震える程怖かった。
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