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アニスのお仕事。
……行ってしまわれた。
エリーゼ様もタマちゃんもトラちゃんもヒナちゃんもピカちゃんも。追って行こうと思えば出来るけど、追わずに居よう。
ユキちゃんはエリーゼ様の初めてテイムした雪狼。こちらに居る間、ずっと側に居た子だ。
「ちょっと早いけど、少し片付けておきますか。」
旅の間、ずっと一緒に寝ていた場所をエリーゼ様から教わった魔法でキレイにしていく。毎日が楽しかった。お邸に居た頃よりずっと側近くに居た。今日からお邸の時のような距離感になってしまう……寂しいと感じるのは罪でしょうか?
ゴトゴトと進む馬車。窓から見える大きな領主館は王宮と余り変わらない大きさなんじゃないかと内心焦る。
「ますます広くなって……覚えるのに一苦労だわ。」
短期間でお邸建てちゃうのは止めて欲しいです。まぁ、これはドワーフ達も全力で造るもんだから普通では考えられない速さで出来上がっちゃうのだけど……旦那様や次期様が気前良く建てようとするのも一因なんでしょうけど。ルーク様がこちらに来ると言う事は、お邸建てちゃうのかしら?
のんびりと待って、馬車から降りる順番を待つ。
「お疲れ様で御座います!」
ガチャリと扉が開けられ、使用人を十人控えさせた青年が挨拶をしてきた。立ち上がり、馬車から降りる。
「馬車の荷物は全てエリーゼ様の物です。馬車用の道具以外は全てエリーゼ様のお部屋へと運んで下さい。」
「「「「「はい!」」」」」
使用人十人が馬車の中から、外から荷物を運び出していく。
「私は先にエリーゼ様の私室へと向かいます。」
「畏まりました。」
深々と礼をした青年を一瞥してエリーゼ様のお部屋へと足早に向かう。おそらくエリーゼ様は厨房でしょう。荷物の置き場や片付け等もある、それにきっとユキちゃんを始めタマちゃん達はお部屋で待ってると思う。迷う事無くエリーゼ様のお部屋に入ると、ユキちゃん達はエリーゼ様の武装の側近くに屯っていた。
「タマちゃん、もうエリーゼ様の武装は片付けて良いのかしら?」
「もちろんにゃ!」
エリーゼ様の武装を魔法でキレイにして、衣装をしまう場所へと運んでしまう。しまった後、使用人達が荷物を運んで来ると共にメイド達も入室して来た。
「荷解きをお願いします。あるべき物をあるべき場所へ。」
メイド達は頭を下げ、素早く荷解きすると静かに動きしまっていく。全ての荷物の荷解きを終えるとメイド達は頭を下げ、退室していった。
外は暗くなり始め、あちらこちらに鉄で出来た籠に入れられた魔石が灯されていく。今日は領都に無事帰還できた宴が開かれる。
「お外で一緒にエリーゼ様を待ちましょう。」
私はタマちゃん達と共にお部屋を出て、宴の行われる場所へと移動する。沢山の灯り、大勢の人達。見回して見つけたルーク様の元へと歩いて行く。
「ルーク様の近くなら、必ずエリーゼ様がいらっしゃるわ。一緒に待ってましょう。」
ルーク様の元に行くと、母さまに呼ばれてしまった。タマちゃん達の事をルーク様に頼み母さまの元へと行く。ルーク様は面倒見の良いお方だ。共に旅をして私も信頼し尊敬に値する方だと思ってる。エリーゼ様と仲がいいの間は、良くお仕え致しますよ。エリーゼ様の夫になられますからね。
エリーゼ様もタマちゃんもトラちゃんもヒナちゃんもピカちゃんも。追って行こうと思えば出来るけど、追わずに居よう。
ユキちゃんはエリーゼ様の初めてテイムした雪狼。こちらに居る間、ずっと側に居た子だ。
「ちょっと早いけど、少し片付けておきますか。」
旅の間、ずっと一緒に寝ていた場所をエリーゼ様から教わった魔法でキレイにしていく。毎日が楽しかった。お邸に居た頃よりずっと側近くに居た。今日からお邸の時のような距離感になってしまう……寂しいと感じるのは罪でしょうか?
ゴトゴトと進む馬車。窓から見える大きな領主館は王宮と余り変わらない大きさなんじゃないかと内心焦る。
「ますます広くなって……覚えるのに一苦労だわ。」
短期間でお邸建てちゃうのは止めて欲しいです。まぁ、これはドワーフ達も全力で造るもんだから普通では考えられない速さで出来上がっちゃうのだけど……旦那様や次期様が気前良く建てようとするのも一因なんでしょうけど。ルーク様がこちらに来ると言う事は、お邸建てちゃうのかしら?
のんびりと待って、馬車から降りる順番を待つ。
「お疲れ様で御座います!」
ガチャリと扉が開けられ、使用人を十人控えさせた青年が挨拶をしてきた。立ち上がり、馬車から降りる。
「馬車の荷物は全てエリーゼ様の物です。馬車用の道具以外は全てエリーゼ様のお部屋へと運んで下さい。」
「「「「「はい!」」」」」
使用人十人が馬車の中から、外から荷物を運び出していく。
「私は先にエリーゼ様の私室へと向かいます。」
「畏まりました。」
深々と礼をした青年を一瞥してエリーゼ様のお部屋へと足早に向かう。おそらくエリーゼ様は厨房でしょう。荷物の置き場や片付け等もある、それにきっとユキちゃんを始めタマちゃん達はお部屋で待ってると思う。迷う事無くエリーゼ様のお部屋に入ると、ユキちゃん達はエリーゼ様の武装の側近くに屯っていた。
「タマちゃん、もうエリーゼ様の武装は片付けて良いのかしら?」
「もちろんにゃ!」
エリーゼ様の武装を魔法でキレイにして、衣装をしまう場所へと運んでしまう。しまった後、使用人達が荷物を運んで来ると共にメイド達も入室して来た。
「荷解きをお願いします。あるべき物をあるべき場所へ。」
メイド達は頭を下げ、素早く荷解きすると静かに動きしまっていく。全ての荷物の荷解きを終えるとメイド達は頭を下げ、退室していった。
外は暗くなり始め、あちらこちらに鉄で出来た籠に入れられた魔石が灯されていく。今日は領都に無事帰還できた宴が開かれる。
「お外で一緒にエリーゼ様を待ちましょう。」
私はタマちゃん達と共にお部屋を出て、宴の行われる場所へと移動する。沢山の灯り、大勢の人達。見回して見つけたルーク様の元へと歩いて行く。
「ルーク様の近くなら、必ずエリーゼ様がいらっしゃるわ。一緒に待ってましょう。」
ルーク様の元に行くと、母さまに呼ばれてしまった。タマちゃん達の事をルーク様に頼み母さまの元へと行く。ルーク様は面倒見の良いお方だ。共に旅をして私も信頼し尊敬に値する方だと思ってる。エリーゼ様と仲がいいの間は、良くお仕え致しますよ。エリーゼ様の夫になられますからね。
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