307 / 756
我が弟ルークの婚約の報告が来ました。 2 BL注意!
「え?ルークの婚約が決まったのは分かったが、婚姻式が半年後とはどう言う事だ。」
この後の第三側妃の事とか頭の中から消えた。賢く優しいルークの婚約ならば祝いの品を贈り、末永く我等ゴルゴダ帝国皇室と良い付き合いを行わねばならない。だが、半年後に婚姻式なぞ余りに早い。帝国皇室を愚弄してるのか?
「アレックス殿下、かの令嬢は我がシルヴァニア家の血を色濃く出ているらしい我が妹自慢の娘です。それこそシルヴァニア家本邸のお歴々が帝国に引き入れれないかと打診した程の娘だとか。シルヴァニア家の女達の事はご存知でしょう。妥協して半年後と決まったのです。ルーク殿下でなければ、婚約なぞ飛ばして即座に婚姻式に踏み切ったでしょう。」
……ロバートの妹……確かあの宰相すら逆らわないとか言う噂の女傑。そんな女傑の娘でシルヴァニア家本邸の恐ろしい女達が狙ってる……だと?そんなむ……令嬢がルークを望んだのか。息を静かに深く吐いて、ロバートを見る。
「父上が婚姻式に出ると言っていたな。どうしてだ。」
「分かりません。ただジョルジオ様は行かねばならないと……」
何か感じたのか。いや、私も感じる。ルークは何か巨大な力で引き合わされたのかも知れない。
「私も行きたい……行って、ルークを祝いたい。」
「何か感じたのですか?」
ジェンキンスの言葉にしかと頷く。
何故だろう、長く長く付き合う気がする。私どころか私の子供やその先まで、その血と付き合う気がするのだ。
「分かりました。ジョルジオ様には私から伝えておきます。ではアレックス殿下はどうぞ頑張って下さい。」
ロバートはそう言って頭を下げると静かに出て行った。
追い上げられた体はまだ熱く火照っていたが、早々に側妃の元に行き種付けを済ませてこよう。
「ジェンキンス、今日はこれで側妃の元へ行く。湯あみを手伝ってくれ。ルークが行く家の事は明日聞く。相応しい贈り物も考えておいてくれ。」
「畏まりました。」
執務室側の逆にある扉は浴室へと続く扉だ、その扉が開かれジェンキンスに手を引かれ浴室へと入る。
シルヴァニア家の男達は優しく私の体を清め拭き、香油を軽く肌に塗り込めていく。
服を着せ、髪を整え私を側妃の元へと送り出す。
幼かった頃のルークの屈託な笑顔や「あにうえ!」と小さな体で私に抱き付いてきた事を思い出し胸がキュッと痛む。
あの小さな弟がいつの間にか婚姻するような大人になったのか……そう思うと何だか感慨深かった。
この後の第三側妃の事とか頭の中から消えた。賢く優しいルークの婚約ならば祝いの品を贈り、末永く我等ゴルゴダ帝国皇室と良い付き合いを行わねばならない。だが、半年後に婚姻式なぞ余りに早い。帝国皇室を愚弄してるのか?
「アレックス殿下、かの令嬢は我がシルヴァニア家の血を色濃く出ているらしい我が妹自慢の娘です。それこそシルヴァニア家本邸のお歴々が帝国に引き入れれないかと打診した程の娘だとか。シルヴァニア家の女達の事はご存知でしょう。妥協して半年後と決まったのです。ルーク殿下でなければ、婚約なぞ飛ばして即座に婚姻式に踏み切ったでしょう。」
……ロバートの妹……確かあの宰相すら逆らわないとか言う噂の女傑。そんな女傑の娘でシルヴァニア家本邸の恐ろしい女達が狙ってる……だと?そんなむ……令嬢がルークを望んだのか。息を静かに深く吐いて、ロバートを見る。
「父上が婚姻式に出ると言っていたな。どうしてだ。」
「分かりません。ただジョルジオ様は行かねばならないと……」
何か感じたのか。いや、私も感じる。ルークは何か巨大な力で引き合わされたのかも知れない。
「私も行きたい……行って、ルークを祝いたい。」
「何か感じたのですか?」
ジェンキンスの言葉にしかと頷く。
何故だろう、長く長く付き合う気がする。私どころか私の子供やその先まで、その血と付き合う気がするのだ。
「分かりました。ジョルジオ様には私から伝えておきます。ではアレックス殿下はどうぞ頑張って下さい。」
ロバートはそう言って頭を下げると静かに出て行った。
追い上げられた体はまだ熱く火照っていたが、早々に側妃の元に行き種付けを済ませてこよう。
「ジェンキンス、今日はこれで側妃の元へ行く。湯あみを手伝ってくれ。ルークが行く家の事は明日聞く。相応しい贈り物も考えておいてくれ。」
「畏まりました。」
執務室側の逆にある扉は浴室へと続く扉だ、その扉が開かれジェンキンスに手を引かれ浴室へと入る。
シルヴァニア家の男達は優しく私の体を清め拭き、香油を軽く肌に塗り込めていく。
服を着せ、髪を整え私を側妃の元へと送り出す。
幼かった頃のルークの屈託な笑顔や「あにうえ!」と小さな体で私に抱き付いてきた事を思い出し胸がキュッと痛む。
あの小さな弟がいつの間にか婚姻するような大人になったのか……そう思うと何だか感慨深かった。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
「身分が違う」って言ったのはそっちでしょ?今さら泣いても遅いです
ほーみ
恋愛
「お前のような平民と、未来を共にできるわけがない」
その言葉を最後に、彼は私を冷たく突き放した。
──王都の学園で、私は彼と出会った。
彼の名はレオン・ハイゼル。王国の名門貴族家の嫡男であり、次期宰相候補とまで呼ばれる才子。
貧しい出自ながら奨学生として入学した私・リリアは、最初こそ彼に軽んじられていた。けれど成績で彼を追い抜き、共に課題をこなすうちに、いつしか惹かれ合うようになったのだ。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
巻き込まれ召喚のモブの私だけが還れなかった件について
みん
恋愛
【モブ】シリーズ①(本編)
異世界を救うために聖女として、3人の女性が召喚された。しかし、召喚された先に4人の女性が顕れた。そう、私はその召喚に巻き込まれたのだ。巻き込まれなので、特に何かを持っていると言う事は無く…と思っていたが、この世界ではレアな魔法使いらしい。でも、日本に還りたいから秘密にしておく。ただただ、目立ちたくないのでひっそりと過ごす事を心掛けていた。
それなのに、周りはおまけのくせにと悪意を向けてくる。それでも、聖女3人のお姉さん達が私を可愛がって守ってくれるお陰でやり過ごす事ができました。
そして、3年後、聖女の仕事が終わり、皆で日本に還れる事に。いざ、魔法陣展開で日本へ!となったところで…!?
R4.6.5
なろうでの投稿を始めました。