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宴の後(ルーク)
あ~……フワフワする。
この大きな邸の宛がわれた客室を案内して貰いながら、歩いて行く。
ノエルもルチルも居ない夜は久しぶりだ……
「ルーク様のお部屋はこちらです。」
使用人に案内された部屋は確かに俺が宛がわれた部屋だ。部屋に設置されたソファの上にはルチルの籠が置いてあるからだ。
「居ないと寂しいもんだな……」
「どうかなさいましたか?」
「いや……」
使用人は案内しただけではなく、室内までついてきていた。
「こちらの棚のここの部分は特別に作られた物で、魔道具で御座います。いつでも飲食出来るよう、果実水と軽食を入れておいてあります。何かありましたら、ベルでお呼び下さい。では失礼致します。」
使用人はそう言うと一礼して下がって行った。件の棚の一部を開けてみる。ガラスのポットと鉢に入った果物とスライスされたパン。ヒンヤリとした冷気……冷蔵庫以外の何物でもないな。エリーゼのチートの賜物だ、きっと。
小さなグラスも一緒に入っていたので、グラスを取り出し果実水を注いで一気に飲み干す。
「あー……染みる……」
仄かに香るのは林檎の香り。口の中がサッパリする。グラスをテーブルに置いて、フラつく足取りのまま浴室へと向かう。
脱衣所で武装から何から脱ぎ捨て中へと進む。一通り説明は受けているから迷う事は無い。だが、お湯に浸かる気は無い。洗い場の浅い浴槽に入り魔石に魔力を通すと俺よりも高い位置にある蓮口からお湯が出てくる。適温のシャワーを浴びて汚れや疲れが流れて行くようで気持ち良い……
「…………若いと、すぐに反応するよな……」
気持ち良さとチラッと思い出したエリーゼの顔で半立ちになった部分を見つめてため息をつく。サアサアと落ちてくるお湯に流れて行くか……膝を付いて片手でヘリを掴んで姿勢を固定する。目を閉じて思い出すのは、肌を染めて俺の腕の中体を捩って甘い声を上げた姿……それだけで腹につく程反り返る俺の俺。あの時の甘い声を思い出すだけで、カチカチになる……空いた片手で自分のモノを擦り上げる。
「ハッ……ハッ……ハ……エリーゼッ…………」
勢い良く噴き出したザーメンはドロリと俺の腹に当たり、シャワーの湯でトロトロと流れ落ちて行く。全てを吐き出してからノロノロと立ち上がりシャワーを浴び続ける。
漫画とかだと位が高いとハーレムとか作ってやりたい放題だけど、リアルだと避妊だとか跡目問題で可笑しげな事は出来ないって初めて知ったな。初めての相手は年上の女性の手ほどきで……って結構な年上だったから驚いたし。娼館に行く事も出来なくて、結局自己処理一択で……思いの外厳しくて、やっぱり物語は物語なのか?と思ったな。
シャワーを止めるのも魔石に魔力を通して止める。シャワーを止めて、クリーンとドライの魔法を掛けると浴室はキレイになって俺も浴室も乾いた。便利にも程があるだろう。
脱衣所の戸棚には夜着もガウンもあった。ついでに言うとスリッパも。フンワリしたオーガニックコットンみたいな夜着を着付けてガウンを羽織る。
酔いの回った頭のまま寝室に向かいキングサイズのベッドに潜り込む。
「あー……皇室で使ってるのと同じレベルの寝具かぁ……金あるなぁ……」
俺の独り言は本音だ。少し冷えてる寝室の温度と温かくて肌触りの良い寝具に包まれあっという間に瞼が落ちてくる。
我慢は良くない。寝よう……明日は二日酔いだな…………
この大きな邸の宛がわれた客室を案内して貰いながら、歩いて行く。
ノエルもルチルも居ない夜は久しぶりだ……
「ルーク様のお部屋はこちらです。」
使用人に案内された部屋は確かに俺が宛がわれた部屋だ。部屋に設置されたソファの上にはルチルの籠が置いてあるからだ。
「居ないと寂しいもんだな……」
「どうかなさいましたか?」
「いや……」
使用人は案内しただけではなく、室内までついてきていた。
「こちらの棚のここの部分は特別に作られた物で、魔道具で御座います。いつでも飲食出来るよう、果実水と軽食を入れておいてあります。何かありましたら、ベルでお呼び下さい。では失礼致します。」
使用人はそう言うと一礼して下がって行った。件の棚の一部を開けてみる。ガラスのポットと鉢に入った果物とスライスされたパン。ヒンヤリとした冷気……冷蔵庫以外の何物でもないな。エリーゼのチートの賜物だ、きっと。
小さなグラスも一緒に入っていたので、グラスを取り出し果実水を注いで一気に飲み干す。
「あー……染みる……」
仄かに香るのは林檎の香り。口の中がサッパリする。グラスをテーブルに置いて、フラつく足取りのまま浴室へと向かう。
脱衣所で武装から何から脱ぎ捨て中へと進む。一通り説明は受けているから迷う事は無い。だが、お湯に浸かる気は無い。洗い場の浅い浴槽に入り魔石に魔力を通すと俺よりも高い位置にある蓮口からお湯が出てくる。適温のシャワーを浴びて汚れや疲れが流れて行くようで気持ち良い……
「…………若いと、すぐに反応するよな……」
気持ち良さとチラッと思い出したエリーゼの顔で半立ちになった部分を見つめてため息をつく。サアサアと落ちてくるお湯に流れて行くか……膝を付いて片手でヘリを掴んで姿勢を固定する。目を閉じて思い出すのは、肌を染めて俺の腕の中体を捩って甘い声を上げた姿……それだけで腹につく程反り返る俺の俺。あの時の甘い声を思い出すだけで、カチカチになる……空いた片手で自分のモノを擦り上げる。
「ハッ……ハッ……ハ……エリーゼッ…………」
勢い良く噴き出したザーメンはドロリと俺の腹に当たり、シャワーの湯でトロトロと流れ落ちて行く。全てを吐き出してからノロノロと立ち上がりシャワーを浴び続ける。
漫画とかだと位が高いとハーレムとか作ってやりたい放題だけど、リアルだと避妊だとか跡目問題で可笑しげな事は出来ないって初めて知ったな。初めての相手は年上の女性の手ほどきで……って結構な年上だったから驚いたし。娼館に行く事も出来なくて、結局自己処理一択で……思いの外厳しくて、やっぱり物語は物語なのか?と思ったな。
シャワーを止めるのも魔石に魔力を通して止める。シャワーを止めて、クリーンとドライの魔法を掛けると浴室はキレイになって俺も浴室も乾いた。便利にも程があるだろう。
脱衣所の戸棚には夜着もガウンもあった。ついでに言うとスリッパも。フンワリしたオーガニックコットンみたいな夜着を着付けてガウンを羽織る。
酔いの回った頭のまま寝室に向かいキングサイズのベッドに潜り込む。
「あー……皇室で使ってるのと同じレベルの寝具かぁ……金あるなぁ……」
俺の独り言は本音だ。少し冷えてる寝室の温度と温かくて肌触りの良い寝具に包まれあっという間に瞼が落ちてくる。
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