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それぞれの寄子貴族の騎士達の会話
領都に戻り、一晩ゆっくり過ごした後美味い朝飯を食べ馬たちの世話をして僅かな休憩時間を過ごす。
「夕方には出発かな?」
「だろうな。」
「魔物除け持ってるし、夜通しでも大丈夫かな。」
「ちょっと距離があるから、途中で二泊は必要だな。」
「二泊かよ!羨ましいな!うちは五泊はいるな!」
「そりゃしょうがないだろ!遠いんだからさ!夜は馬を休ませないと潰れちまうしな!」
「そうなんだよ!」
「でもさ、婿君の側近の条件ってどうなるのかな?」
「あ!それ、興味ある!やっぱ初じゃないと駄目なのかね?」
「そりゃそうだろう。やっぱり手垢が付いてない方が良いだろう。」
「でも、帝国も抱くなら女なんだろ。」
「だと思うな!」
「俺も!だから初じゃなくても良いとか言うんじゃないかな?」
「ありうるな。手垢が付いていても、手慣れてる方がやりやすいとも言うしな。」
「それだと有力候補結構絞れる事ないか?」
「ザッと思い浮かぶだけで十人はいるな。」
「奇遇だな。俺も十人思い当たる人物いる。」
「あ~俺もだよ!」
「最終選定に上がる前の十人は確定してるようなもんだよな。」
「だな。その十人から誰が上がるかだよな~。」
「初じゃないの入れての十人だよな?」
「決まってるだろ。折角、親が必死に働きかけて手に入れた側近を手放したバカが何人かいたしな。」
「ああ!初物が良いんだよ!とか言った奴な!」
「今回手放した奴等って良く連んでて三バカって言われてる奴等だろ。」
「じゃあ、初が七人で初じゃないのが三人か。」
「そうだなー……その三人って有能で有名だったんだよな。」
「俺等は騎士職だから側近とか持たないけど、あれだけ有能だったら領地経営から何から楽になるってうちの見習い執事言ってた。」
「そりゃ言うだろ。有能な側近いれば執事の仕事は格段に楽になるってのは常識だもんな。俺も算術もう少し出来たら、側近目指したんだけどな。」
「算術!分かる!側近になるための算術って、何であんなに難しいだよ!」
「そりゃしょうがないだろ!行く行くは領主様の手伝いをやるんだからさ!」
「それだけじゃないだろ。礼儀作法やダンス、言葉遣いも出来ないと側近の選定基準に到達出来ないんだからな。」
「戦うだけじゃ、側近ってなれないのが辛いよなー」
「抱かれるだけでも駄目だしな。」
「はぁ……俺は騎士職が精一杯だよ。」
「騎士職だって立派な職だろ。領主様やご家族様をお守りするっていう使命があるんだからな。」
「そうだな!それに選定から落ちても有能だとあちこちから誘われるって話だからな!うちの坊ちゃんも頑張ってほしいぜ!」
「それは皆一緒だろ!うちだって、頑張ってくれ!って思ってるよ!」
「そろそろ昼だろ。兵舎の食堂で昼飯出るから行こうぜ。」
「おっ!そうだな!」
「朝が豪勢だったから期待しちゃうけど、普通はあんなに豪勢じゃないから期待しないようにしておこうぜ!」
「ハハハ!そうだな!」
「しっかり食っておかないとな!」
こうしてそれぞれの寄子貴族のお供の騎士達は仲良く連れだって、シュバルツバルトの兵舎の食堂へと歩いて行った。
「夕方には出発かな?」
「だろうな。」
「魔物除け持ってるし、夜通しでも大丈夫かな。」
「ちょっと距離があるから、途中で二泊は必要だな。」
「二泊かよ!羨ましいな!うちは五泊はいるな!」
「そりゃしょうがないだろ!遠いんだからさ!夜は馬を休ませないと潰れちまうしな!」
「そうなんだよ!」
「でもさ、婿君の側近の条件ってどうなるのかな?」
「あ!それ、興味ある!やっぱ初じゃないと駄目なのかね?」
「そりゃそうだろう。やっぱり手垢が付いてない方が良いだろう。」
「でも、帝国も抱くなら女なんだろ。」
「だと思うな!」
「俺も!だから初じゃなくても良いとか言うんじゃないかな?」
「ありうるな。手垢が付いていても、手慣れてる方がやりやすいとも言うしな。」
「それだと有力候補結構絞れる事ないか?」
「ザッと思い浮かぶだけで十人はいるな。」
「奇遇だな。俺も十人思い当たる人物いる。」
「あ~俺もだよ!」
「最終選定に上がる前の十人は確定してるようなもんだよな。」
「だな。その十人から誰が上がるかだよな~。」
「初じゃないの入れての十人だよな?」
「決まってるだろ。折角、親が必死に働きかけて手に入れた側近を手放したバカが何人かいたしな。」
「ああ!初物が良いんだよ!とか言った奴な!」
「今回手放した奴等って良く連んでて三バカって言われてる奴等だろ。」
「じゃあ、初が七人で初じゃないのが三人か。」
「そうだなー……その三人って有能で有名だったんだよな。」
「俺等は騎士職だから側近とか持たないけど、あれだけ有能だったら領地経営から何から楽になるってうちの見習い執事言ってた。」
「そりゃ言うだろ。有能な側近いれば執事の仕事は格段に楽になるってのは常識だもんな。俺も算術もう少し出来たら、側近目指したんだけどな。」
「算術!分かる!側近になるための算術って、何であんなに難しいだよ!」
「そりゃしょうがないだろ!行く行くは領主様の手伝いをやるんだからさ!」
「それだけじゃないだろ。礼儀作法やダンス、言葉遣いも出来ないと側近の選定基準に到達出来ないんだからな。」
「戦うだけじゃ、側近ってなれないのが辛いよなー」
「抱かれるだけでも駄目だしな。」
「はぁ……俺は騎士職が精一杯だよ。」
「騎士職だって立派な職だろ。領主様やご家族様をお守りするっていう使命があるんだからな。」
「そうだな!それに選定から落ちても有能だとあちこちから誘われるって話だからな!うちの坊ちゃんも頑張ってほしいぜ!」
「それは皆一緒だろ!うちだって、頑張ってくれ!って思ってるよ!」
「そろそろ昼だろ。兵舎の食堂で昼飯出るから行こうぜ。」
「おっ!そうだな!」
「朝が豪勢だったから期待しちゃうけど、普通はあんなに豪勢じゃないから期待しないようにしておこうぜ!」
「ハハハ!そうだな!」
「しっかり食っておかないとな!」
こうしてそれぞれの寄子貴族のお供の騎士達は仲良く連れだって、シュバルツバルトの兵舎の食堂へと歩いて行った。
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