462 / 756
変わり者の天蚕とチビナビちゃん達 7
さて、脱皮が済んでピカピカになった変わり者の天蚕。
今日も元気に朝からモッシャモッシャと美味しい葉っぱを食べてます。
そんな変わり者の天蚕の住む木に一匹の天蚕がやって来ました。
えっちらおっちらとノソノソとやって来た天蚕は、変わり者の天蚕と話しをする為に一生懸命やって来たんです。
天蚕はこの立派な木を見て驚きました。
だって森の中の木とは大違いだったからです。
フンワリと甘いような爽やかな香りのする木の上では変わり者の天蚕が葉っぱを食べてる音がします。
天蚕はヨイショと木に登り始めます。
そして変わり者の天蚕がお腹いっぱいになる頃、天蚕はやっと木の上まで来れました。
ギチ?ギチギチギチ?
(あれ?どうしたの?)
ギチチィギチ……ギチギチギチ
(分からないんだ……ただ来なくっちゃって思って)
天蚕はそう言うと、変わり者の天蚕に近寄りピッタリと寄り添いました。
ギチ?……ギチギチチ……
(アレ?……懐かしい気分だ……)
何かを思い出すような懐かしい気分になりかけた時でした。
「おはようですー!」
「今日も元気ですー?」
「あれ?あれれ?どうしたですー?」
「お仲間さんですー!」
「あっ!お嫁さんですー?」
チビナビちゃん達の言葉で変わり者の天蚕は思い出しました。
うんと昔、脱皮なんてしたことの無い若い頃の事を。
ギチギチギチギチィ!
(皆ありがとう大事なこと思い出したよぉ!)
「良かったですー!」
「じゃあ、また来るですー!」
「ガンバルですー!」
チビナビちゃん達はそう言うとスタコラサッサと変わり者の天蚕の木から離れて行きました。
変わり者の天蚕はピッタリと寄り添う天蚕に向かい合うように動きます。
天蚕は良く分からないのか、そのまま動かずに変わり者の天蚕を見てます。
ギチギチギチ……
(怖がらないで……)
ギチチィ
(分かった)
変わり者の天蚕は口の中の触手を伸ばすと、天蚕もつられる様に触手を伸ばして来ました。
そうすると変わり者の天蚕の触手の一本がシュルリと伸びて天蚕の触手の一本に絡み付きました。
天蚕の触手の一本が形を変えて変わり者の天蚕の触手と合わさると、変わり者の天蚕もやって来た天蚕もピタリと動きを止めました。
どれ位そうしていたんでしょう?
やがて変わり者の天蚕はカシュカシュと触手を離しました。
ギチギチギチギチ
(ここにずっと一緒に住もう)
ギチチィ?
(良いの?)
ギチチィ!
(良いよ!)
こうして変わり者の天蚕の所に一匹の天蚕ご住む事になりました
今回はここまで
今日も元気に朝からモッシャモッシャと美味しい葉っぱを食べてます。
そんな変わり者の天蚕の住む木に一匹の天蚕がやって来ました。
えっちらおっちらとノソノソとやって来た天蚕は、変わり者の天蚕と話しをする為に一生懸命やって来たんです。
天蚕はこの立派な木を見て驚きました。
だって森の中の木とは大違いだったからです。
フンワリと甘いような爽やかな香りのする木の上では変わり者の天蚕が葉っぱを食べてる音がします。
天蚕はヨイショと木に登り始めます。
そして変わり者の天蚕がお腹いっぱいになる頃、天蚕はやっと木の上まで来れました。
ギチ?ギチギチギチ?
(あれ?どうしたの?)
ギチチィギチ……ギチギチギチ
(分からないんだ……ただ来なくっちゃって思って)
天蚕はそう言うと、変わり者の天蚕に近寄りピッタリと寄り添いました。
ギチ?……ギチギチチ……
(アレ?……懐かしい気分だ……)
何かを思い出すような懐かしい気分になりかけた時でした。
「おはようですー!」
「今日も元気ですー?」
「あれ?あれれ?どうしたですー?」
「お仲間さんですー!」
「あっ!お嫁さんですー?」
チビナビちゃん達の言葉で変わり者の天蚕は思い出しました。
うんと昔、脱皮なんてしたことの無い若い頃の事を。
ギチギチギチギチィ!
(皆ありがとう大事なこと思い出したよぉ!)
「良かったですー!」
「じゃあ、また来るですー!」
「ガンバルですー!」
チビナビちゃん達はそう言うとスタコラサッサと変わり者の天蚕の木から離れて行きました。
変わり者の天蚕はピッタリと寄り添う天蚕に向かい合うように動きます。
天蚕は良く分からないのか、そのまま動かずに変わり者の天蚕を見てます。
ギチギチギチ……
(怖がらないで……)
ギチチィ
(分かった)
変わり者の天蚕は口の中の触手を伸ばすと、天蚕もつられる様に触手を伸ばして来ました。
そうすると変わり者の天蚕の触手の一本がシュルリと伸びて天蚕の触手の一本に絡み付きました。
天蚕の触手の一本が形を変えて変わり者の天蚕の触手と合わさると、変わり者の天蚕もやって来た天蚕もピタリと動きを止めました。
どれ位そうしていたんでしょう?
やがて変わり者の天蚕はカシュカシュと触手を離しました。
ギチギチギチギチ
(ここにずっと一緒に住もう)
ギチチィ?
(良いの?)
ギチチィ!
(良いよ!)
こうして変わり者の天蚕の所に一匹の天蚕ご住む事になりました
今回はここまで
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
「身分が違う」って言ったのはそっちでしょ?今さら泣いても遅いです
ほーみ
恋愛
「お前のような平民と、未来を共にできるわけがない」
その言葉を最後に、彼は私を冷たく突き放した。
──王都の学園で、私は彼と出会った。
彼の名はレオン・ハイゼル。王国の名門貴族家の嫡男であり、次期宰相候補とまで呼ばれる才子。
貧しい出自ながら奨学生として入学した私・リリアは、最初こそ彼に軽んじられていた。けれど成績で彼を追い抜き、共に課題をこなすうちに、いつしか惹かれ合うようになったのだ。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
巻き込まれ召喚のモブの私だけが還れなかった件について
みん
恋愛
【モブ】シリーズ①(本編)
異世界を救うために聖女として、3人の女性が召喚された。しかし、召喚された先に4人の女性が顕れた。そう、私はその召喚に巻き込まれたのだ。巻き込まれなので、特に何かを持っていると言う事は無く…と思っていたが、この世界ではレアな魔法使いらしい。でも、日本に還りたいから秘密にしておく。ただただ、目立ちたくないのでひっそりと過ごす事を心掛けていた。
それなのに、周りはおまけのくせにと悪意を向けてくる。それでも、聖女3人のお姉さん達が私を可愛がって守ってくれるお陰でやり過ごす事ができました。
そして、3年後、聖女の仕事が終わり、皆で日本に還れる事に。いざ、魔法陣展開で日本へ!となったところで…!?
R4.6.5
なろうでの投稿を始めました。