464 / 756
島に残った天蚕達
暖かくて自分達を食べる魔物のいない八丈島に残った天蚕達。
今までは仲間と固まって暮らしてなければ、いつ襲われて食べられてしまうのか分からない日々でした。
でも、ここには自分達を食べる魔物はいません。
自分達よりもうんと長生きしてる変わり者の天蚕は、いつの間にかこの森から引っ越して日当たりの良い所にポツンと生えてる大きな木へと行ってしまいましたよ。
変わり者の天蚕が森かれ出て行き、若い仲間は外へと行ってしまい気が付いたら残った仲間の一匹が見当たらなくなりました。
残った七匹は何となく気の合う仲間と寄り添い合い、森の中だけど少し離れた所へと移って行きました。
ある天蚕は二匹で離れ。別の天蚕も二匹で行ってしまいました。
三匹残った天蚕達は元々臆病でどうしよう?と思ってるうちに取り残されてしまったのです。
バラバラになった天蚕達は新しい寝床を作り始めて、ハタと気が付きました。
一緒の寝床にしよう。
今まではサテュロス達がいたけれど、いなくなってしまった。一人の寝床は気兼ねしなくて良いけれど、何かが足りないし寂しい。
一緒に来た仲間なら、きっと楽しいに違いない。
こうして二匹で出て来た天蚕達は少し大きな寝床を一緒に作り、一緒な過ごす事に決めました。
残った三匹の天蚕達は寂しくなった森で、途方に暮れました。
ギチギチギチギチ……
(皆いっちゃったよぅ寂しいよぅ……)
一匹がそう嘆けば、他の二匹が寄り添って来ます。
ギチギチギチィ!
(側にいるから寂しくない!)
ギチギチギチィ!
(そうだよ寂しくなんかないよ!)
三匹の天蚕達は新たに大きな寝床を作り、ずっと一緒に暮らす事に決めました。
そして夜の出来事です。
月の光の中、それぞれの天蚕達は何かな突き動かされるようにピッタリと寄り添い導かれる様に触手を絡めました。
彼等には初めての事でした。
何故なのか、どうしてなのか。
何も分からずに迎えた初めての事でしたが、どの天蚕も満たされたような気持ちでした。
今までは仲間と固まって暮らしてなければ、いつ襲われて食べられてしまうのか分からない日々でした。
でも、ここには自分達を食べる魔物はいません。
自分達よりもうんと長生きしてる変わり者の天蚕は、いつの間にかこの森から引っ越して日当たりの良い所にポツンと生えてる大きな木へと行ってしまいましたよ。
変わり者の天蚕が森かれ出て行き、若い仲間は外へと行ってしまい気が付いたら残った仲間の一匹が見当たらなくなりました。
残った七匹は何となく気の合う仲間と寄り添い合い、森の中だけど少し離れた所へと移って行きました。
ある天蚕は二匹で離れ。別の天蚕も二匹で行ってしまいました。
三匹残った天蚕達は元々臆病でどうしよう?と思ってるうちに取り残されてしまったのです。
バラバラになった天蚕達は新しい寝床を作り始めて、ハタと気が付きました。
一緒の寝床にしよう。
今まではサテュロス達がいたけれど、いなくなってしまった。一人の寝床は気兼ねしなくて良いけれど、何かが足りないし寂しい。
一緒に来た仲間なら、きっと楽しいに違いない。
こうして二匹で出て来た天蚕達は少し大きな寝床を一緒に作り、一緒な過ごす事に決めました。
残った三匹の天蚕達は寂しくなった森で、途方に暮れました。
ギチギチギチギチ……
(皆いっちゃったよぅ寂しいよぅ……)
一匹がそう嘆けば、他の二匹が寄り添って来ます。
ギチギチギチィ!
(側にいるから寂しくない!)
ギチギチギチィ!
(そうだよ寂しくなんかないよ!)
三匹の天蚕達は新たに大きな寝床を作り、ずっと一緒に暮らす事に決めました。
そして夜の出来事です。
月の光の中、それぞれの天蚕達は何かな突き動かされるようにピッタリと寄り添い導かれる様に触手を絡めました。
彼等には初めての事でした。
何故なのか、どうしてなのか。
何も分からずに迎えた初めての事でしたが、どの天蚕も満たされたような気持ちでした。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
「身分が違う」って言ったのはそっちでしょ?今さら泣いても遅いです
ほーみ
恋愛
「お前のような平民と、未来を共にできるわけがない」
その言葉を最後に、彼は私を冷たく突き放した。
──王都の学園で、私は彼と出会った。
彼の名はレオン・ハイゼル。王国の名門貴族家の嫡男であり、次期宰相候補とまで呼ばれる才子。
貧しい出自ながら奨学生として入学した私・リリアは、最初こそ彼に軽んじられていた。けれど成績で彼を追い抜き、共に課題をこなすうちに、いつしか惹かれ合うようになったのだ。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
巻き込まれ召喚のモブの私だけが還れなかった件について
みん
恋愛
【モブ】シリーズ①(本編)
異世界を救うために聖女として、3人の女性が召喚された。しかし、召喚された先に4人の女性が顕れた。そう、私はその召喚に巻き込まれたのだ。巻き込まれなので、特に何かを持っていると言う事は無く…と思っていたが、この世界ではレアな魔法使いらしい。でも、日本に還りたいから秘密にしておく。ただただ、目立ちたくないのでひっそりと過ごす事を心掛けていた。
それなのに、周りはおまけのくせにと悪意を向けてくる。それでも、聖女3人のお姉さん達が私を可愛がって守ってくれるお陰でやり過ごす事ができました。
そして、3年後、聖女の仕事が終わり、皆で日本に還れる事に。いざ、魔法陣展開で日本へ!となったところで…!?
R4.6.5
なろうでの投稿を始めました。