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側近選び 2(エミリ) BL注意!
年若い側近候補者達を連れて食堂へと歩いて行く。
勿論、新年のお祝いに来られたお客様の前に出る訳にはいかないので普段使用人が使う通路を使って向かう。
チラリと横目で後ろをついてくる娘を見やる。
……側近候補者達を見たあの子の表情が僅かだけど変わった。
今まで何人も見てきた。
間違えようも無い、あの子は側近候補者達の内の誰かを好きになった。
唯一無二のエリーゼ様意外、心を揺さぶる相手。
必ずやその男の子を生む……そう思い動く。
十七才でそう思う相手に巡り会う、それは幸運以外の何ものでも無い。
もし……もしルーク様に選ばれなかった者が意中の相手ならばフェリシア様にお願いしよう。
側近として選ばれれば何度となく顔を合わせるし、早々に妻を持つように言われるのだからその時にあの子を薦めれば良いだけだわ。
そんな事をツラツラと考えていたら食堂についてしまったわ。
「こちらが食堂です。普段は領主様ご一家が食事をとっています。こちらに……この席に座って下さい」
ご家族の席ではない、空席を指し示し着席させましたか。
「では食事を運んで貰います。あなた方の食事の仕方を見ます」
ルーク様とどこかに行けば毒味係宜しく同席し、先に一口ずつ口にする事すらあるのだもの食事の仕方は見られて当然だわ。
まずは王国式できちんと美しい所作で食べれれば良いのだけど。
早速、食事が運ばれ側近候補者達が食事を始める。
皆、美しい所作で食べている。
アニスは……あの子は誰を見てるのかしら?
ダメね、娘の気持ちが気になってしまうなんて。
バレないように僅かに顔を動かしてあの子の視線の先を辿る。
え……?
あれは……四人の中で唯一の出戻りで三人の一つ年上……キース・フォン・グラント
……女の子は父親に似た男を好きになる……
落ち着いた雰囲気で賢そうな顔立ちだけど、他の三人に比べればアレクに少しだけ似てるかしら?
いえ、似てるわね。
食事してる筈なのに時折見せる色気はあの人に良く似てる。
きっと無意識なのね、そんな所は似て無くても良いのに。
既に手垢が付いてるとはいえルーク様は気にならないでしょう。
なんと言っても帝国皇子として生きてきて、更に皇太子殿下や次期皇太子となられる兄皇子の事を知っているのだから些末な事は気にしないでしょう。
叶うならばあの出戻りが側近に選ばれますように……
勿論、新年のお祝いに来られたお客様の前に出る訳にはいかないので普段使用人が使う通路を使って向かう。
チラリと横目で後ろをついてくる娘を見やる。
……側近候補者達を見たあの子の表情が僅かだけど変わった。
今まで何人も見てきた。
間違えようも無い、あの子は側近候補者達の内の誰かを好きになった。
唯一無二のエリーゼ様意外、心を揺さぶる相手。
必ずやその男の子を生む……そう思い動く。
十七才でそう思う相手に巡り会う、それは幸運以外の何ものでも無い。
もし……もしルーク様に選ばれなかった者が意中の相手ならばフェリシア様にお願いしよう。
側近として選ばれれば何度となく顔を合わせるし、早々に妻を持つように言われるのだからその時にあの子を薦めれば良いだけだわ。
そんな事をツラツラと考えていたら食堂についてしまったわ。
「こちらが食堂です。普段は領主様ご一家が食事をとっています。こちらに……この席に座って下さい」
ご家族の席ではない、空席を指し示し着席させましたか。
「では食事を運んで貰います。あなた方の食事の仕方を見ます」
ルーク様とどこかに行けば毒味係宜しく同席し、先に一口ずつ口にする事すらあるのだもの食事の仕方は見られて当然だわ。
まずは王国式できちんと美しい所作で食べれれば良いのだけど。
早速、食事が運ばれ側近候補者達が食事を始める。
皆、美しい所作で食べている。
アニスは……あの子は誰を見てるのかしら?
ダメね、娘の気持ちが気になってしまうなんて。
バレないように僅かに顔を動かしてあの子の視線の先を辿る。
え……?
あれは……四人の中で唯一の出戻りで三人の一つ年上……キース・フォン・グラント
……女の子は父親に似た男を好きになる……
落ち着いた雰囲気で賢そうな顔立ちだけど、他の三人に比べればアレクに少しだけ似てるかしら?
いえ、似てるわね。
食事してる筈なのに時折見せる色気はあの人に良く似てる。
きっと無意識なのね、そんな所は似て無くても良いのに。
既に手垢が付いてるとはいえルーク様は気にならないでしょう。
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叶うならばあの出戻りが側近に選ばれますように……
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