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側近選び 13 (キース) BL注意!
オーギュストさんは凄味のある美丈夫だ。
白銀の髪は綺麗に後ろに撫でつけてあるのに前髪の一房だけ顔面に垂らしている。
濃い紫色の瞳、顔立ちは甘さが無くて怜悧な感じがする。
本来なら側近候補として来る筈だったなら何かしら武器と魔法が使えると言う事だ。
「執事の皆様は武器と魔法を使えるのですよね?」
言葉遣いに気を付けて聞く。
「勿論だ、私達執事と側近は主を守る為にも在る。敵は魔物だけでは無い。そうだな……最も敵にしてはいけないのは奥様だ」
「嫋やかそうなご夫人ですが?」
なぜ、敵に回してはいけない?帝国出身だから?
「奥様は旦那様と戦える程お強い。しかも魔法もかなり使える。見た目に騙されるな、そういう意味ではエリーゼ様もかなりとものだと聞いている」
俺達四人共、少しだけ笑った。
「報告ではこちらに帰って来る途中、大型に二度遭遇しているがエリーゼ様ルーク様共に領主隊と共に討伐に参加。先日もトール様と共に火山地帯付近に行った時も一度大型に遭遇したが、やはり共に討伐に参加したとの事だ」
あの美しい毅然とした令嬢が大型討伐に参加?それも三回も?
傷一つ無いように見えた。
「ルーク様もエリーゼ様も魔物をテイムし連れて歩いている。可愛い見た目だが、やはり普通じゃない。ルーク様は二匹だけだが相当凄いらしい。その事もあって大型討伐もかなりやりやすかったと聞いた」
テイム……今まで出会った事が無かった。
だが、ルーク様の情報が聞けたのは有難い。
「そろそろ昼飯出して良いか?」
若い少しゴツイ感じの料理人がひょっこりと頭だけ出して聞いてきた。
「ああ、悪かったな。出してくれ」
「おう」
ガラガラとワゴンに乗せられた料理が並べられる。
「何か……豪華?」
「ああ、奥様や大奥様にエリーゼ様が甘味だけで良いって連絡あったからな」
そうして並べられた食事を口にする。
美味しい……食べた事の無い味付けの料理へとても美味しくて、これだけでも候補者になった良かったと思う。
「ついでに甘味も食べてみるか?」
オーギュストさんの言葉に俺達四人共頷く。
軽く笑って食堂にいたメイドに伝えるとメイドは行ってしまった。
「あ!あー……」
食堂に来たのは若い……そうだ、エリーゼ様の専属侍女の方だ。
「私はアニス。アニス・フォン・ロール、エリーゼ様の専属侍女をしています。えーと……申し訳ないんですけど、名前だけもう一度仰って下さいますか?気になる事があって聞いてませんでした」
まただ……俺の事をずっと見てる。
気に入られたって事だよな……
イワンが名前だけ言ってるのを聞きながら覚悟を決める。
きっと抗う事は出来ない、なら受け入れるだけだ。
白銀の髪は綺麗に後ろに撫でつけてあるのに前髪の一房だけ顔面に垂らしている。
濃い紫色の瞳、顔立ちは甘さが無くて怜悧な感じがする。
本来なら側近候補として来る筈だったなら何かしら武器と魔法が使えると言う事だ。
「執事の皆様は武器と魔法を使えるのですよね?」
言葉遣いに気を付けて聞く。
「勿論だ、私達執事と側近は主を守る為にも在る。敵は魔物だけでは無い。そうだな……最も敵にしてはいけないのは奥様だ」
「嫋やかそうなご夫人ですが?」
なぜ、敵に回してはいけない?帝国出身だから?
「奥様は旦那様と戦える程お強い。しかも魔法もかなり使える。見た目に騙されるな、そういう意味ではエリーゼ様もかなりとものだと聞いている」
俺達四人共、少しだけ笑った。
「報告ではこちらに帰って来る途中、大型に二度遭遇しているがエリーゼ様ルーク様共に領主隊と共に討伐に参加。先日もトール様と共に火山地帯付近に行った時も一度大型に遭遇したが、やはり共に討伐に参加したとの事だ」
あの美しい毅然とした令嬢が大型討伐に参加?それも三回も?
傷一つ無いように見えた。
「ルーク様もエリーゼ様も魔物をテイムし連れて歩いている。可愛い見た目だが、やはり普通じゃない。ルーク様は二匹だけだが相当凄いらしい。その事もあって大型討伐もかなりやりやすかったと聞いた」
テイム……今まで出会った事が無かった。
だが、ルーク様の情報が聞けたのは有難い。
「そろそろ昼飯出して良いか?」
若い少しゴツイ感じの料理人がひょっこりと頭だけ出して聞いてきた。
「ああ、悪かったな。出してくれ」
「おう」
ガラガラとワゴンに乗せられた料理が並べられる。
「何か……豪華?」
「ああ、奥様や大奥様にエリーゼ様が甘味だけで良いって連絡あったからな」
そうして並べられた食事を口にする。
美味しい……食べた事の無い味付けの料理へとても美味しくて、これだけでも候補者になった良かったと思う。
「ついでに甘味も食べてみるか?」
オーギュストさんの言葉に俺達四人共頷く。
軽く笑って食堂にいたメイドに伝えるとメイドは行ってしまった。
「あ!あー……」
食堂に来たのは若い……そうだ、エリーゼ様の専属侍女の方だ。
「私はアニス。アニス・フォン・ロール、エリーゼ様の専属侍女をしています。えーと……申し訳ないんですけど、名前だけもう一度仰って下さいますか?気になる事があって聞いてませんでした」
まただ……俺の事をずっと見てる。
気に入られたって事だよな……
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きっと抗う事は出来ない、なら受け入れるだけだ。
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