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側近選び 14 (イワン) BL注意!
俺の隣にいるキースが名乗って頭を下げた瞬間、アニス様の目が……何て言うか……怖かった。
間違いない。アニス様のお気に入りはキースに決定だ。
内心、怖くて震えそうだったのを何とか押し止める。
だが、本当の恐怖はこの後だった。
キースが頭を上げた瞬間にそれはそれは可愛い笑顔になった。
本当だよ!俺だけじゃねぇ!キース以外の全員がその様を見てたんだ!
女の子ってああなの?アニス様が特別なの?専属侍女だから?
マリクとルーカスが名前を告げてる時も視線だけがキースに向けてあって……とにかくキース頑張れ!と心の中で応援した。
「アニス様、昼食ですか?」
オーギュストさんの問い掛けに少しだけ首を傾げる姿は可憐そのものだ。
「そうですね!エリーゼ様と同じ物をお願いします!」
声も可愛い。でも専属侍女である以上只者では無いという事だ。
磨かれた美しい石の床を足音も立てずに移動し椅子に座る。
「あの席がアニス様の席だ。覚えておくように」
オーギュストさんの声は落ち着いている。
時折キースの事を見ている……しかも分からないように……
「お待たせしましたぁ!」
元気いっぱいな声と共に甘い匂いが漂ってきた。
料理人が押すワゴンはまずアニス様の所に行きお皿と小さな壺?瓶?を置いていく。
その次に俺達の所に来て次々とお皿を置いていく。
勿論、オーギュストさんの前にも。
「黒いのは黒蜜と言う物です、パンケーキ等にお好きなだけかけて食べて下さい」
そう言うと料理人は引っ込んで行った。
とにかく甘い匂いでドキドキする。
「アニス様、こちらの白いのは?」
「バニラアイスです。氷菓なので早めに食べないと溶けてしまいますから」
アニス様はそう言いながら黒蜜を二回しして食べ始めた。
それを見たオーギュストさんも同じようにして食べ始める。
俺達も真似をして食べ始めた。
甘いのは匂いだけじゃなかった。
「甘っ!」
「え?何これ?」
「んっ!」
「ん~……甘ぁ!」
順番としてはルーカス、マリク、キース、俺なんだがキースの時だけアニス様の目がギラリと光った気がした。
おっかねぇ……
「あら?アニス。新しい甘味よね?どう?」
「ん?母さま、美味しいです。ちょっとクセがありますけど、これはこれで良いです」
「そう。私にも甘味を頂戴、食事は要らないから」
「私も甘味だけを」
「一緒」
突然入って来た年嵩の専属侍女とオーギュストさんと同じ位の専属侍女とそれよりも若い専属侍女の三人が入って来て椅子に座る。
「奥様の専属侍女でエミリ様、シンシア様、ソニア様です。詳しい事は後程説明する」
奥様の専属侍女も足音がしなかった。
俺ですら僅かに足音を立てるのに……
間違いない。アニス様のお気に入りはキースに決定だ。
内心、怖くて震えそうだったのを何とか押し止める。
だが、本当の恐怖はこの後だった。
キースが頭を上げた瞬間にそれはそれは可愛い笑顔になった。
本当だよ!俺だけじゃねぇ!キース以外の全員がその様を見てたんだ!
女の子ってああなの?アニス様が特別なの?専属侍女だから?
マリクとルーカスが名前を告げてる時も視線だけがキースに向けてあって……とにかくキース頑張れ!と心の中で応援した。
「アニス様、昼食ですか?」
オーギュストさんの問い掛けに少しだけ首を傾げる姿は可憐そのものだ。
「そうですね!エリーゼ様と同じ物をお願いします!」
声も可愛い。でも専属侍女である以上只者では無いという事だ。
磨かれた美しい石の床を足音も立てずに移動し椅子に座る。
「あの席がアニス様の席だ。覚えておくように」
オーギュストさんの声は落ち着いている。
時折キースの事を見ている……しかも分からないように……
「お待たせしましたぁ!」
元気いっぱいな声と共に甘い匂いが漂ってきた。
料理人が押すワゴンはまずアニス様の所に行きお皿と小さな壺?瓶?を置いていく。
その次に俺達の所に来て次々とお皿を置いていく。
勿論、オーギュストさんの前にも。
「黒いのは黒蜜と言う物です、パンケーキ等にお好きなだけかけて食べて下さい」
そう言うと料理人は引っ込んで行った。
とにかく甘い匂いでドキドキする。
「アニス様、こちらの白いのは?」
「バニラアイスです。氷菓なので早めに食べないと溶けてしまいますから」
アニス様はそう言いながら黒蜜を二回しして食べ始めた。
それを見たオーギュストさんも同じようにして食べ始める。
俺達も真似をして食べ始めた。
甘いのは匂いだけじゃなかった。
「甘っ!」
「え?何これ?」
「んっ!」
「ん~……甘ぁ!」
順番としてはルーカス、マリク、キース、俺なんだがキースの時だけアニス様の目がギラリと光った気がした。
おっかねぇ……
「あら?アニス。新しい甘味よね?どう?」
「ん?母さま、美味しいです。ちょっとクセがありますけど、これはこれで良いです」
「そう。私にも甘味を頂戴、食事は要らないから」
「私も甘味だけを」
「一緒」
突然入って来た年嵩の専属侍女とオーギュストさんと同じ位の専属侍女とそれよりも若い専属侍女の三人が入って来て椅子に座る。
「奥様の専属侍女でエミリ様、シンシア様、ソニア様です。詳しい事は後程説明する」
奥様の専属侍女も足音がしなかった。
俺ですら僅かに足音を立てるのに……
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