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初陣 20 (ルーク)
まだ、日は高いが近くの集落……と言っても町の規模らしいが街道沿いでそれなりに賑わっている。
そこに連絡等を入れておかないと不味いだろうか?なるべく同日討伐を狙ってるが、失敗すれば余計に手間が掛かるだろうし食料物質等も買い付けないといけないだろうし……これは俺の資質も試されてるんだな。
「バートン、万が一長引いた時の為に町長に話しをしてきてくれるか?」
ニカッと笑ったバートンはトンッと俺の肩に拳を打つける。
「言われなくても行くつもりだった。だが、きちんと指示を出されて安心した。何、今回の討伐は難しいが出来ると俺は思ってる。ルシウス、少し留守にする!後は任せたぞ!」
大股で歩き去るバートンの堂々とした姿はまさに隊長と言われるに相応しい後ろ姿だった。いつか俺もあんな風になれるのだろうか?
「誰か!テーブルを!地図をここに!」
ルシウスの声に何人もの隊員達が動く。大きなテーブルが運ばれ、この辺りを記された地図が広げられる。
「今、我等がいるのはここら辺だ」
そう指で指された場所を見て、俺は視界の端に映る地図を確認する。確かに間違ってない。
「俺達とルーク隊長はこちらへ……この川の辺りに行ったんだが、そこで鳥系大型がいた。ルーク隊長の博識でそれが他の大型を呼ぶ事を初めて知った。今まで討伐した事がある、極彩色の鳥だ!今までやつがいる時は犬鳴きの主も出て来て厄介な思いもしたが、やつこそが犬鳴きの主を呼んでいたと知って腹立たしさで腸が煮えくり返りそうだ。やつが変な鳴き声を発して、慌てて撤退したが飛んで来る飛竜の巨大な影と擦れ違った。おそらくあれが目撃情報の赤竜だと思う」
俺の言いたい事は全てルシウスが言ってくれた。だが、隊員達は討伐対象との討伐経験があるらしく皆苦々しい顔だ。確かにやつは厄介だ。カチカチ煩いし、何かと鳴きやがる。
だが、絶対に早々と討伐してやる。絶対にだ!チマチマやって何匹も呼ばれたら全滅する未来しか見えない。
それにやつを討伐すれば、素材も赤一色じゃなくなるしな。
地図をジッと見つめる。さすがに集落に近いエリアはそれなりに詳しい。きっと素材採取とかで入り込んでるのかも知れない。
領地隊も定期的に回ってるし、情報のやり取りがあるだろうしな……
そこに連絡等を入れておかないと不味いだろうか?なるべく同日討伐を狙ってるが、失敗すれば余計に手間が掛かるだろうし食料物質等も買い付けないといけないだろうし……これは俺の資質も試されてるんだな。
「バートン、万が一長引いた時の為に町長に話しをしてきてくれるか?」
ニカッと笑ったバートンはトンッと俺の肩に拳を打つける。
「言われなくても行くつもりだった。だが、きちんと指示を出されて安心した。何、今回の討伐は難しいが出来ると俺は思ってる。ルシウス、少し留守にする!後は任せたぞ!」
大股で歩き去るバートンの堂々とした姿はまさに隊長と言われるに相応しい後ろ姿だった。いつか俺もあんな風になれるのだろうか?
「誰か!テーブルを!地図をここに!」
ルシウスの声に何人もの隊員達が動く。大きなテーブルが運ばれ、この辺りを記された地図が広げられる。
「今、我等がいるのはここら辺だ」
そう指で指された場所を見て、俺は視界の端に映る地図を確認する。確かに間違ってない。
「俺達とルーク隊長はこちらへ……この川の辺りに行ったんだが、そこで鳥系大型がいた。ルーク隊長の博識でそれが他の大型を呼ぶ事を初めて知った。今まで討伐した事がある、極彩色の鳥だ!今までやつがいる時は犬鳴きの主も出て来て厄介な思いもしたが、やつこそが犬鳴きの主を呼んでいたと知って腹立たしさで腸が煮えくり返りそうだ。やつが変な鳴き声を発して、慌てて撤退したが飛んで来る飛竜の巨大な影と擦れ違った。おそらくあれが目撃情報の赤竜だと思う」
俺の言いたい事は全てルシウスが言ってくれた。だが、隊員達は討伐対象との討伐経験があるらしく皆苦々しい顔だ。確かにやつは厄介だ。カチカチ煩いし、何かと鳴きやがる。
だが、絶対に早々と討伐してやる。絶対にだ!チマチマやって何匹も呼ばれたら全滅する未来しか見えない。
それにやつを討伐すれば、素材も赤一色じゃなくなるしな。
地図をジッと見つめる。さすがに集落に近いエリアはそれなりに詳しい。きっと素材採取とかで入り込んでるのかも知れない。
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