婚約破棄されまして・裏

竹本 芳生

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フワフワソープにゃん♡ (通りすがりの見ず知らずの人) 作者のお遊びです!本編とか何とか関係無いです!

「いらっしゃいませにゃ♡」

「ここは一体どこで、ここに誰か……」

深い森の中、可愛らしい小さな家があったから一晩だけでも泊めて貰えないかと入ったら「いらっしゃいませにゃ」とか言われた。
しかも話し掛けてきたのは人間ならぬ立ち歩きネコだ。
いらっしゃいませとか言う以上、ここは何かの店と言う事だろうが……一体何の店だろう?

「ここはとくべつなおみせにゃ。おきゃくさんはおかねはあるのかにゃ?」

「金?まあ、金はある程度あるが……どれ位必要なんだ?」

ここはひょっとして立ち歩きネコがやってる宿屋なのか?

「さいていでもきんかいちまいにゃ!」

金貨一枚だと!高すぎるだろ!……いや、でも……この深い森の中じゃ安いか……
俺は金貨一枚出して立ち歩きネコに手渡す。
フワフワとした長い毛の黒白の立ち歩きネコは「まいどありにゃ♡」と言うと金貨をどこかにしまった。
あれが俗に言う立ち歩きネコの秘密のポッケというやつか……と感心した。

「おなかはすいてるかにゃ?すいてるなら、なにかだすにゃ」

「ああ、頼む」

そうして出された料理は非常に美味で、思わず腹いっぱい食べてしまった。

「たべたならこっちにくるにゃ♡」

言われるまま連れて行かれたのは湯浴みをする場所だった。

「ふくをぬいでこっちにくるにゃ♡」

「あー……分かった」

良く分からんがとにかく服を脱いで中に入る。
温かい湯気の立ち込める浴室はフンワリと良い香りがする。

「おきゃくさんはここにうつぶせにねるにゃ♡」

一段高くなってる石造りの段をポムポムと叩く立ち歩きネコに言われるまま横になる。

「おきゃくさんはきもちよくおかねをだしたからサービスにゃ」

サービス?どう言う意味だろう?
そんな事を思ったら立ち歩きネコが俺の体をキュッキュッと押してきた!絶妙な力加減!温かな肉球!全身を万遍なく押されたと思ったら今度は立ち歩きネコが白い泡まみれになって俺の体にスリスリし出してきた!
気持ちイイ!

「ひっくりかえるにゃ!」

言われるまま仰向けになる。体中にスリスリされるけど、長い毛だからなのかやたらと気持ちイイ!
気が付けば俺の体も泡まみれになっていた。

「さ、おきゃくさんおゆをかけてあっちのゆぶねでゆっくりするにゃ」

近い場所に大きな壺があり、小さな手桶がぷかぷかと浮いていた。
俺は手桶を使い自分の泡と立ち歩きネコの泡をキレイに流した。
立ち歩きネコは「ありがとにゃ」と言って出て行ってしまったが俺は湯船にゆっくり浸かり温まった。さっぱりして出ていくと部屋に寝台が置かれ、寝るだけの状態になっていた。
勿論。立ち歩きネコが既に寝転んでおり「はやくねるにゃ♡」と誘ってきていた。
勿論寝たとも、立ち歩きネコを抱っこしてな!
朝は気持ち良く目覚めたし、朝ごはんも出された。

「きのうはたのしいよるだったにゃ♡ボクのなまえはノエルにゃ、またきてにゃ♡」

「分かった!」

こうして俺は意気揚々と深い森から出たんだが、森の中のノエルは有名なソープにゃんだと知った。
良く分からないんだが、ソープとかいうもので体を洗ってくれるサービスで有名らしい。
ファンも大勢いて大変らしい。
一晩泊まれた俺はなぜかボコボコにされた。だが、また行きたいと思ったのは内緒だ。
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