婚約破棄されまして・裏

竹本 芳生

文字の大きさ
649 / 756

エリーゼ達がスーパー銭湯にいる頃の八丈島

しおりを挟む
「きょうもとっくんにゃー!」

タマの雄叫びにトラジもピカ太郎もスラ道もヒナもユキもリコも賛成とばかりに片前足を上げる。

「待って下さいですー!」

「にゃにゃっ?!どうしたにゃ?」

「実は南国の海に素敵な場所が出来たですー!行って欲しいですー」

「どうするにゃ?」

円陣を組んで相談するテイムメンバー達。

「楽しく遊べる場所ですー!」

チビナビちゃん達の一言でテイムメンバー達の気持ちが固まった。

「いくにゃ!」

「案内するですー!」

こうしてチビナビちゃん達の案内のもと、テイムメンバー達は南国の海の水上コテージや海水浴場へと案内した。

「すごいにゃ!」

「ほんとにゃ!」

「キレイピカ……」

「たのしそうだコン!」

ピュイピュ~(気持ち良さそう~)

ワフッ!(本当!)

「素敵ですー!楽しんで欲しいですー!」

「ありがとにゃ!」

タマはチビナビちゃん達にペコリと頭を下げるとトタタタッと水上コテージへと駆けて行った。
それはトラジもだった。
ピカ太郎はチラッとスラ道を見たが、特に何も言わずに海へと向かって行ったのでピカ太郎も水上コテージへとポテポテと歩いて行く。
そしてタマとトラジの近くまで行ってピタリと止まった。

「おおきいさかながおよいでいるにゃ!」

「たべごたえあるにゃ!」

あの大きな魚を食べるつもりなのかとピカ太郎はタマとトラジを見つめた。

〈その大きな魚は食べないで下さい。万が一溺れた時に助ける様に命令してるので〉

ナビさんも慌ててメッセージをアナウンスする。

「わかったにゃ!たべないにゃ!」

「おおきくなければたべていいにゃ?」

〈勿論構いません〉

「やったにゃ!」

「おさかなとるにゃ!」

「とるにゃ!」

タマとトラジは仲良く水上コテージの桟橋から海に飛び込みました。
意外ですがタマとトラジは泳げるようで……?いや、泳いでません。
海底をトコトコ歩いてます。
酸素は?……って海底に潜りました!少しするとピョンッ!と飛び出して魚を捕まえました。
どうやら潜って酸素を取り込んだようです。

浜辺……じゃないですね。浅瀬で追いかけっこしてるのはリコとユキですが……ピカ太郎も加わりました。

ヒナは全力疾走で走って魚を嘴で捕って食べてます。上手く海水を飲まない様に食べてます。

思い思いに楽しんでるようです。
しおりを挟む
感想 3,411

あなたにおすすめの小説

遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。

沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。 すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。 だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。 イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。 変わり果てた現実を前に、 夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。 深い後悔と悲しみに苛まれながら、 失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。 しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。 贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。 そして、母の心を知っていく子供たち。 イネスが求める愛とは、 そして、幸せとは――。

踏み台(王女)にも事情はある

mios
恋愛
戒律の厳しい修道院に王女が送られた。 聖女ビアンカに魔物をけしかけた罪で投獄され、処刑を免れた結果のことだ。 王女が居なくなって平和になった筈、なのだがそれから何故か原因不明の不調が蔓延し始めて……原因究明の為、王女の元婚約者が調査に乗り出した。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。 ご都合主義のハッピーエンドのSSです。 でも周りは全くハッピーじゃないです。 小説家になろう様でも投稿しています。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

処理中です...