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婚約者 14 (キャスバル)
ダテマキに乗って野営地から出て辺りを一周する。遠目に大型を確認したが、ダテマキの大きさを見て咆哮を上げたがそれだけだった。
出掛けにチラリとラーラルーナ様を見たが、並みの令嬢ならあの咆哮を聞いただけで尻込みし天幕で震えるだろう。
だが野営地の中で数日過ごせば討伐隊の重要性に気が付いてくれるだろう。
飛ぶように疾走するダテマキの速度も力強さも誰の目にも届かない。
夕暮れ前に野営地に戻ってきてダテマキを隊員に預け自分の天幕に戻る。
中にはレイが待っていて、俺の体を拭く準備をしていた。
「お帰りなさいませ。汗を随分かいてらっしゃるでしょう、サッパリ致しますよ」
そう言って膝まずいている場所まで靴を脱いで歩いて行く。
イスに座り一息吐いて来ていた武装を上から順に脱げば、レイが受け取り台の上に武装を置いていく。
「とりあえず上だけで良い」
「駄目ですよ」
そう言って立ち上がり背中へと回るとサッと拭いてしまう。後ろから腰に手を回されて立つように促され、立ち上がれば即座に前へと回り込み手早く脱がされる。
いつもの事ながら手慣れたものだ。
「こちらも新しい物に取り替えましょう」
そう言うとフンドシも取り払われる。
顔を寄せて丁寧に拭かれこざっぱりするが、代わりに剣が硬くそそり立ってしまう。
「まだ夕刻ですので口で……」
そう言うとチロチロと舐め上げ目を細めて俺の顔色を伺う。
「ああ、頼む」
その言葉を聞いたレイが口の中に俺の剣を収め、ジュポジュポと水音を立てて大きく動いて扱いていく。
キツい巻き毛をクシャリと撫でる。見た目よりも柔らかい髪が指に纏わり付く。
「ンッ……ンッ……」
くぐもったレイの嗚咽にも似た声にゾクリと肌が粟立つ。今夜は婚約者たる令嬢が来たから抑えようと思ったが、俺の理性が無理だと叫ぶ。
どうせ向こうの天幕もこちらの天幕も遮音魔法で何も聞こえない。気にする事も無いな……と口の端で笑う。
「出すぞ」
「ンッ!」
一層喉の奥へと自ら咥え込んだレイの喉奥へ小種を打ちまける。
「ンッグゥ……」
大きく嚥下して俺の小種を飲み込み、離れがたいかの様に先端だけを口に含みジュッと音を立てて吸い上げる。
俺の剣を舐め浄めるとクリーン魔法で綺麗にしてしまうと立ち上がり、艶やかな笑顔で新しいフンドシを持ってくる。
「お着けしますね」
「ああ」
絶妙な力加減でフンドシを締め、新しい服を着付けていく。
クリーン魔法でいつだってこざっぱり出来るが、やはり慣れ親しんだ方法も良い。
「夕食になったらもう少しラーラルーナ嬢と打ち解けれる様にしないとな」
「勿論です。奥方になられる以上重要な役割がございます、是非とも大事になさって下さい」
レイは領主の側近として、当然の事を言っている。分かっている。まだ出会って間もない令嬢を守り、愛しむ様にせねばならない。
彼女は俺の長きに渡る領主夫人となる女性なのだ。
出掛けにチラリとラーラルーナ様を見たが、並みの令嬢ならあの咆哮を聞いただけで尻込みし天幕で震えるだろう。
だが野営地の中で数日過ごせば討伐隊の重要性に気が付いてくれるだろう。
飛ぶように疾走するダテマキの速度も力強さも誰の目にも届かない。
夕暮れ前に野営地に戻ってきてダテマキを隊員に預け自分の天幕に戻る。
中にはレイが待っていて、俺の体を拭く準備をしていた。
「お帰りなさいませ。汗を随分かいてらっしゃるでしょう、サッパリ致しますよ」
そう言って膝まずいている場所まで靴を脱いで歩いて行く。
イスに座り一息吐いて来ていた武装を上から順に脱げば、レイが受け取り台の上に武装を置いていく。
「とりあえず上だけで良い」
「駄目ですよ」
そう言って立ち上がり背中へと回るとサッと拭いてしまう。後ろから腰に手を回されて立つように促され、立ち上がれば即座に前へと回り込み手早く脱がされる。
いつもの事ながら手慣れたものだ。
「こちらも新しい物に取り替えましょう」
そう言うとフンドシも取り払われる。
顔を寄せて丁寧に拭かれこざっぱりするが、代わりに剣が硬くそそり立ってしまう。
「まだ夕刻ですので口で……」
そう言うとチロチロと舐め上げ目を細めて俺の顔色を伺う。
「ああ、頼む」
その言葉を聞いたレイが口の中に俺の剣を収め、ジュポジュポと水音を立てて大きく動いて扱いていく。
キツい巻き毛をクシャリと撫でる。見た目よりも柔らかい髪が指に纏わり付く。
「ンッ……ンッ……」
くぐもったレイの嗚咽にも似た声にゾクリと肌が粟立つ。今夜は婚約者たる令嬢が来たから抑えようと思ったが、俺の理性が無理だと叫ぶ。
どうせ向こうの天幕もこちらの天幕も遮音魔法で何も聞こえない。気にする事も無いな……と口の端で笑う。
「出すぞ」
「ンッ!」
一層喉の奥へと自ら咥え込んだレイの喉奥へ小種を打ちまける。
「ンッグゥ……」
大きく嚥下して俺の小種を飲み込み、離れがたいかの様に先端だけを口に含みジュッと音を立てて吸い上げる。
俺の剣を舐め浄めるとクリーン魔法で綺麗にしてしまうと立ち上がり、艶やかな笑顔で新しいフンドシを持ってくる。
「お着けしますね」
「ああ」
絶妙な力加減でフンドシを締め、新しい服を着付けていく。
クリーン魔法でいつだってこざっぱり出来るが、やはり慣れ親しんだ方法も良い。
「夕食になったらもう少しラーラルーナ嬢と打ち解けれる様にしないとな」
「勿論です。奥方になられる以上重要な役割がございます、是非とも大事になさって下さい」
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彼女は俺の長きに渡る領主夫人となる女性なのだ。
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